459.07 ホロゴン外傳118「2013年7月6日トポゴン25mmF4が京都左京区あたりを散策したら」7 色つや!
今回の1枚目は、ガラスペンの匠、菅清風さん。
この肌の張り!
色つや!
90歳を超えているなんて、思えますか?
外観だけではないのです。
心の中もこんな風に艶々しておいでになるのでしょう。
近くの喫茶店からお電話して、道筋を尋ねてから10分、
撮影しながら工房を目指したのですが、
菅清風さん、どうやらずっと工房の前に立って、
私たちの到着を待っておられたようです。
そして、私たちが工房を後にするときにも、
こんな風にして送っていただきました。
この日は、妻のために少し細めのペンを購入したのですが、
翌日、私自身のためにどうしても欲しくなって、
太めのガラスペンをついに購入した経緯はすでに書きました。
ガラスペンの道を志し、
見事なガラスペンをついに作りだし、
90歳を超えてもなお矍鑠としてその道を歩み続ける、
なんという人生でしょう。
私はホロゴンウルトラワイドを使い始めて、まだ18年。
90歳を超えるまでにはまだまだ時間があります。
その道のりの長さを考えると、気が遠くなってしまいます。
途中で飽きてしまう、これはないでしょう。
途中で銀塩フィルムがなくなってしまう、これは心配です。
途中でぼけてしまう、そんなことがあってたまるか!
途中でくたばってしまう、ああ、この危険性が一番大きいですね。
でも、すべてのことに共通しているように、
千里の道も一歩からですね。
一歩一歩、脚を踏みしめながら、
ホロゴンを撮り続けることにしましょう。
by Hologon158
| 2013-08-30 21:47
| ホロゴン外傳
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