わが友ホロゴン・わが夢タンバール

497.10 ホロゴン外傳「2014年1月26日 プラズマート7cmf2.7が奈良にデビューして」10 スリリング



今日は久しぶりに飛鳥を歩いてきました。
もう春が来たような陽気でした。

    午前10時半飛鳥駅を出発して、
    午後4時半橿原神宮前駅にたどり着くまで、
    昼食と1回の休憩の合計1時間を除く5時間歩き続け、
    撮り続けました。

今日は特別の日でした。

    ソニーα7に初めてのレンズを付けてみたのです。

        スーパーアンギュロン21mmf3.4

    ライカM9ではできなかったAE露出が問題なく使えます。
    ボディが小さいので、使い回しもかなり楽。
    488枚撮りました。

サブに用意したのも極上。

    ローランドI型
    4本、合計64枚。
    かなり使い勝手に慣れました。

    それでも4本にとどまったのは、
    近接で撮るので、ピント合わせをするのですが、
    これがなかなか難しいことにくわえて、
    回転ノブが思いので、フィルム交換、給送が大変。
    ちょっと疲れました。

スーパーアンギュロンの方は快調そのもの。

    F8に絞って、0.7mから無限遠のパンフォーカス設定で、
    ノーファインダーなのですから。

同行はDAさん。

    ライカM3にエルマリート28mmF2.8。
    頑固な銀塩フィルム主義者です。

その理由がとてもいいですね。

    「ぼくは、写真作品を作りたいわけじゃない。
    写真を撮るときの気持が大切なんですよ。
    そして、フィルムスキャンするときのわくわくとした気分。
    デジカメはこの気分はとても味わえないですよ」

私も同感です。
彼は、知り合いの話をしてくれました。

    「彼はリンホフ四×五が大好きなんです。
    リンホフをセットして、ピントを合わせて、
    シャッターを落とす、その時の気分がなんとも言えない、
    そう言って、にっこり笑うんですよ。
    私が、一度その写真を見せてください、そう言ったら、
    彼はキョトンととまどったような表情で、
    
        「なんで、写真なんです?

    ぼくは撮るときの気分が好きなんですよ。
    フィルムなんかセットする必要ないじゃないですか?」

この人こそ、究極のカメラ愛好家なのかも知れません。

    私は写真も好きなので、これはとても真似ができませんが、
    その気持ちはかなり理解できる感じがします。

私もまたシャッターを落とす瞬間のスリルにしびれているのですから。

    今日はとくにスリリングでした。




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by Hologon158 | 2014-02-01 22:33 | ホロゴン外傳 | Comments(0)