わが友ホロゴン・わが夢タンバール

500.05 ホロゴンデイ114「2014年2月8日 ホロゴンαウルトラワイドが奈良町に夢を」5 夢創り



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千住真理子さんのコンサートはトークショウでした。
第二部出だしのトークが素敵でした。

兄千住明氏は作曲家です。
    彼のヴァイオリン曲を2曲冒頭に弾いたのです。
    まず、「海を越えた贈り物」

    アフガニスタンの子供たちにランドセルをプレゼントする慈善企画に、
    千住明氏がこの曲を贈り、千住真理子さんが弾いたのだそうです。

その際、千住さんはそのランドセルに、
子供の頃から集めたぬいぐるみを納めることにしたのです。

    最初はいくつかと選ぼうとしたのですが、
    全部思い出がこもっています。
    とうとういっそのことありったけ全部プレゼントすることにしようか、
    そう思い立ったのですが
    どこか心残りを感じて、お母さんに相談しました。
    すると、お母さんがこう言ったそうです。

        「あなたのぬいぐるみはあなたの心を慰め、
        思い出を作ってくれたものばかり。
        そのぬいぐるみをもらった子供たちも、
        心を慰められ、大切な思い出を作ることができるでしょう」

    この言葉できっぱりと決意して、
    ありったけ全部のぬいぐるみをプレゼントしたのだそうです。

2番目の曲は「andante」

    ゆっくりと歩くように、という意味の音楽用語。
    お母さんは昨年、ガンで闘病の末にお亡くなりになったのだそうです。
    その末期、突然、やすらかな表情に戻って、
    そのまま逝ってしまいました。
    この曲はお母さんのその姿を見た千住明さんが、
    母の人生、人となりをそのまま描き出したものなのだそうです。

そんなお話の後でこの2曲を聴くのですから、
感動もひとしおでした。

    とくに「andante」の出だしは珍しくもハーモニクスから始まり、
    同じ旋律をもう一度普通の弾き方で反復するというもので、
    とても印象的でした。

千住真理子さんが登場されたとき、
これまでに増して孤独の表情が感じられたのですが、
こんな出来事があったせいなのだなと思い至りました。

    ぬいぐるみを贈るとき、
    母上を近いうちに失ってしまうと分かっておられたでしょうか?
    幼い思い出が一杯詰まったぬいぐるみたちも母上も共に失ってしまった今、
    デュランティと音楽は、彼女の人生のすべてになりつつあるのかも知れません。
    彼女には申し訳ないのですが、これから深い音楽性を高めることで、
    これまでにも増して素晴らしい音楽を我々にプレゼントしてほしいですね。

一つだけ気になることがあります。

    よい服飾デザイナー、アドバイザーを見つけて欲しい。
    いつも衣装がちょっぴり野暮ったいのです。

かなり昔です、ドイツの女流クラリネット奏者ザビーネ・マイヤー、
今では一流の名声を誇る人ですが、

    モーツァルトのクラリネット協奏曲を独奏した際に、
    パープルを主体とした流れるようなドレスに、
    パープルを強調する化粧がきりりとした容貌にぴったり合っていて、
    颯爽たるプレゼンテーションで、音楽を華麗に彩ってくれました。

音楽は私たちの夢を育み、人生を生きるに値するものだと納得させてくれます。

    音楽は夢創造器、
    音楽家は夢創り人なのです。
    コンサートは、見開いた目、覚醒した精神に夢を注ぎ込んでくれる場。

千住真理子さんにも、
そのあたりの聴衆の期待、願いに応えるような配慮をお願いしたいものです。
by Hologon158 | 2014-02-11 12:24 | ホロゴンデイ | Comments(0)