わが友ホロゴン・わが夢タンバール

502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?



502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_19172924.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_1917541.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_19165923.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_1917765.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_1917317.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_19165544.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_19165033.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_19164280.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_19164886.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_19164773.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_19161089.jpg
502.20 ホロゴンデイ115「2014年2月15日 ホロゴンαウルトラワイドは大阪梅田で華麗に」20 天才とは?_c0168172_1916355.jpg





まったく当たり前のことを書きます。
一冊の本を持っています。

    Claire Van Clieave著
    「Master Drawings of the Italian Renaissance」
        (Harvard刊)

昨夜、就寝前にちょっと頁を繰ってみました。

    美しいものを見てから寝ると、よく眠れる、
    そんな感じがするからです。
    実はなにもしなくても、毎日、よく眠れる質なのですが。

わっ、凄いなあ、そう心底びっくりするような見事なデッサンが、
次々と見つかります。

    並のドローイングとの間には、
    いわば絶対的な差があるのです。

そんな凄いデッサンの作者を列挙してみましょう。

    ヴェロッキオ
    ボッティチェリ
    ダ・ヴィンチ
    ラファエロ
    ミケランジェロ

なんのことはありません。

    偉大な画家たちのドローイングはやっぱり猛烈に凄いのです。
    実に簡単な理屈ですね。
    天才はやっぱり天才なのです。
    驚嘆すべきデッサンで準備されたからこそ、傑作が生まれたわけです。

写真でもそうですね。

    凄い写真家のコンタクトはきっと凄いはず。
    一番見たい写真家のコンタクトはなんですか?
    
私は、もちろん、カルティエ=ブレッソンです。

    カルティエ=ブレッソンは本質的にドキュメンタリー作家だったようです。
    そんなドキュメンタリー写真の中からピックアップして、
    スナップショットの傑作群を生み出したわけです。
    その土台となったドキュメンタリー写真たちをもっと見たいものです。

私が今一番楽しんでいるブログ写真だって、同じ状況にあります。

    優れた写真を生み出すブロガーは、
    いつもハイレベルの写真を見せてくれます。

    私のように、使用レンズが独特の味わいを持つので、
    フォトジェニックな被写体を懸命に探し求めなくても、
    そこらあたりを手当たり次第に撮っても、
    どこか雰囲気のある絵を作ってくれるのとは違って、
    極めてニュートラルな描写をする現代レンズを使って、
    作者ご自身の個性で独自の表現を創造しなければならない、

写真家の皆さんはほんとうによくがんばっているなと、
心から感心します。
そこでふっと気が付きました。

    天才たちのドローイングが猛烈に凄いのは、
    天才だからではなく、
    彼らが必死で独自の表現力を磨き上げて行った、
    その挙げ句に、ダイヤモンドを磨き出すように、
    その天才性が輝き始めたのではないでしょうか?
    そこまで努力できる才能、それが天才なのかも知れませんね。

努力もしないで、天才が輝き出すのを待つ人間は、
結局、凡才なのでしょうね。
by Hologon158 | 2014-02-26 21:10 | ホロゴンデイ | Comments(0)