わが友ホロゴン・わが夢タンバール

506.14 ホロゴンデイ116「2014年3月6日 大阪平野にホロゴンが闖入したら?」14 仮の宿り



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午後1時7分発の電車で梅田に向かいました。
車内で、アナスチグマート35mmF4.5の描写をチェックしてみました。

    重厚で締まりのある画像の雰囲気で、
    ズミクロン35mmF2八枚玉に少し似ています。
    でも、もう少しあっさりしている感じ。
    おかげで、コクはあるけど、こってりし過ぎない感じ。

梅田で下車するつもりでしたが、
突然、中崎町に行きたくなりました。

    それなら、梅田まで行かなくても、中津駅で降りれば、
    豊崎町から中崎町に撮影しながらアクセスできます。
    まだ、雨が続いています。

午後1時45分、酒場風のカフェで休憩。

    アナスチグマート35mmF4.5の撮影枚数は177枚。
    チェックしてみて、ますます思いを深めています。

    この35mm、とてもいい。
    派手ではありません。
    慎ましいほどに落ち着きがあります。
    でも、じんわりとただ者ではない雰囲気をにじみだしてくれます。

いったい名レンズって、何だろう?
そんな気持ちがしてきました。

    名レンズって、人によって全然違うんじゃないでしょうか?
    私がすごい描写をしてくれると思っても、
    その「すごい描写」なるものが、人によって完全に食い違っています。

    あるレンズを二人の人が異口同音に名レンズだと断言しても、
    その理由は北極と南極ほどに違っているかも知れません。

私はかなりの数のレンズを大切に守っています。

    クラシックレンズというのは、
    仮の宿りを辿って、いわば永遠にさすらいつつ生き続ける存在です。

誰もクラシックレンズを永遠に保有することはできません。

    王羲之の書を自分の墓に持ち込んでしまった明の太宗は、
    人類に対する大きな犯罪を犯しました。
    クラシックレンズは使い手のそれぞれの人間性に応じて、
    まったく異なる描写をプレゼントしてくれます。
    言わば仮の宿の亭主へのお礼。
    誰も、このレンズは私だけのものと言う権利はありません。

その点、親友のDAさんはきわめてストイックです。

    同時にたくさんのカメラ、レンズを保有して使うことはしません。
    あるレンズ、カメラを選択すると、以前のレンズ、カメラは売ってしまいます。
    いわば一夫一婦制の男性のようです。

私はそれができません。

    それなら、ホロゴン15mmf8以外のレンズは全部不要になってしまいます。
    でも、みんな見所、優れた点があります。
    これからの人生、私の愛するレンズたちとつきあっていくことが、
    私の大きな生き甲斐になるでしょう。

そんな私に、このアナスチグマート35mmF4.5は大きな存在となりそうです。
by Hologon158 | 2014-03-21 14:56 | ホロゴンデイ | Comments(0)