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510.06 ホロゴンデイ118「2014年3月22日 ホロゴンが祇園四条を舞妓さんと?」6 淘汰の歴史



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中国音楽が好きなので、You Tubeであれこれと探して楽しんでいます。

    CCTV民族器乐电视大赛

民族楽器テレビコンクールとでもいうのでしょうか?
数年前から毎年You Tubeに掲載されるコンクール模様から、
ニューフェースたちが続々と出現していることが分かります。

ここでも、現代的な現象が起こっているようです。

    「百匹目の猿」現象

ライアル・ワトソンがとても面白い「生命潮流」という本で記載した現象。

    一定数以上の猿が一つの行動(ここでは芋を洗って食べる行為)をすると、
    群れ全体に広がり、さらには接触のないはずの群れにも伝播する。
    実はワトソンの創作だったそうです。
    あまりにも超自然的でしたから、私も例証そのものは信じていませんでした。

でも、私はこの現象を別の意味でなら、十分納得できると考えています。

    これまで誰もができないと信じていたことを、
    誰かができたとき、一つの壁が破れ、
    その後に続く者が現れる、そんな現象。

100メートル競走の10秒を壁を破った後の現象がそれです。
1968年に破られて以来、陸続として続いています。

    ウィキペディアによりますと、
    「10秒の壁が破られた背景には、
    選手の努力やトレーニング方法の改良とともに、
    用具や環境の変化が大きな影響を及ぼしたと考えられている」
    でも、私は、もちろんそうなのでしょうけど、
    第1の要因は、それが可能だと知ったことにある、そう思います。

中国楽器でも、演奏技術の高度化は際限がないようです。
中国楽器の演奏技術のピークは20歳前後の若い頃にあるそうです。
そんな人が全国から集まって、テレビコンクールを競うのですから、
勢い超難度の演奏技術を競いあいます。

    以前は、中国音楽のクラシックを演奏する人が多かったのに、
    西洋音楽を編曲することで、さらに難易度の高い音楽にして、
    これでもかこれでもかと、絢爛華麗な音楽を競いあいます。

中国の琵琶演奏家が語るには、

    彼の母校、北京中央音楽院は古典音楽を教える大学なので、
    来る人が少なくなっている。
    中国伝統音楽の奏者たちの受け皿だった合奏団も、
    北京には以前3つ大きな楽団があったのに、今では1つに減り、
    伝統音楽の奏者たちの生きる場が次第に狭まっている、とのこと。

だからなのです。

    新進気鋭の演奏家たちは、
    たとえば、日本の雅楽演奏家の東儀さんのように、
    誰にも負けない超高度のテクニックを磨きあげて、
    どんな音楽にも対応できるように、レパートリーを拡げることで、
    この難関を突破しようとしているのです。

時代に適応して変わることのできる者が生き残って、
新しい音楽を作り出し、
適応して変わることのできない者は消えていき、
それとととも、伝統音楽も次第に忘れ去られていく、
これが歴史の流れなのかもしれませんね。
by Hologon158 | 2014-03-31 21:13 | ホロゴンデイ | Comments(0)