524.11 ホロゴン外傳139「2014年5月10日 エルマリート28mmF2.8が宮崎レンズと対決」11-完-「欲しいなあ」
日曜日は孫の家に参りました。
娘が臨月に入っているため、いざとなったら、孫の面倒をみるため。
孫は2歳6ヶ月、日に日に成長しています。
ボール投げもこれまではできなかった上手投げで、
まっすぐこちらに投げ返すことができるようになりました。
「行くよ」のかけ声とともに、
ソファーの上から床へいきなり飛び降り、
両脚でしっかり着地することもできます。
おしゃべりもほとんど支障なく意志疎通ができます。
木製のきかんしゃトーマスのパンフレットを持っていて、
パンフレットに幾ページも並ぶ製品をまるで読めるような表情で眺めています。
まるでライカレンズのカタログをなめるように眺める私とそっくり。
「欲しいなあ」
ママ、「高すぎるから、駄目だよ」
「一つでいいから。
※が欲しいの」
彼が名指ししたのはこれまで見たことがなかったほどにマイナー。
きかんしゃトーマスの関連本がいくつもあって、
いくつもの写真入り機関車のカタログが並んでいます。
幾度も幾度もそれを開いては、
私たちが指さすきかんしゃの名前を即座に答えるのが彼のお気に入りの遊び。
ところが、孫が指さした機関車はその中にはない車種。
ママ、苦笑して、
「どうしてそんなのが欲しいの?」
私の推測ですが、
どうやらトミカなどの他社のモデルですでに持っている車種では、
「もう持ってるじゃないの、ダメ」と断られる危険がある、
そう見越して、
これまで製品化されず、ここでしか手に入らないものを指名したようです。
幼児でもすでに駆け引きを知っているのですから、
恐れ入ります。
しかも、こんな風にレアなタイプを探すのはコレクターの常道です。
どうやらうちのちび、2歳でコレクター心理を備えているらしい。
とはいえ、家ではわがまま放題ですが、
保育園のお友達の前ではがらりと一変、
とくに好きな女の子の前では、お兄ちゃんらしい振る舞いを見せるそうです。
小さくても、すでに社会生活を送っているのです。
ご苦労様ですね。
by hologon158
| 2014-05-28 19:19
| ホロゴン外傳
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