わが友ホロゴン・わが夢タンバール

528.17 ホロゴン外傳130「2014年6月1日 幻燈街展の後では京の街も幻燈街に」17 格差の世界


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今日、月曜日は執務休業日。
久しぶりにのんびりとしています。

    You Tubeで、「東京音楽大学合唱団」の合唱を聴きながら、
    ブログを書いています。

国立音楽大学カメラータ ・ムジカ合唱団と並ぶ双璧。
一人一人が歌手なので、厚みと奥行きに圧倒的な凄みがあります。

    大学のグリークラブが逆立ちしても追いつかないほどに、
    どうしようもない高みに聳えている感じ。
    
どうしてそんな違いが生まれるのでしょう?

    月並みで申し訳ありませんが、
    次元が違う、そうとしか言いようがありません。
    生まれ持った才能を活かして、
    高い志とモチベーションを心に秘めて、
    日々とんでもない努力、経験を積み重ねてきた人たち。

趣味、余技で楽しむ程度では、
どんなに努力をしても、多寡が知れています。
あらゆることで、同じことが起こっています。

    写真だって、結局は、どうしようもない格差の世界ですね。

いつも書いていることですが、

    才能なくても、日々努力を重ねている人は素晴らしいのですが、
    才能があって、日々努力を重ねている人にはとても敵いませんね。

素敵なピアニストの指の動きを見るのは楽しいですね。
躍動して、どこにも緩みがない。

写真家の写真もそうですね。

    同じように見えても、
    画面全体にみなぎる緊張感、高揚感が違います。

私はその違いが分かるので、自分のことを見極めることができます。
というわけで、
人に見せる写真など撮ることを止めて十数年になります。

    こんな状況を表す笑い話がありますね

    「友人たちの集まりで、一人が提案しました。
    どうだい、今日は英語だけでおしゃべりしょうよ。
    その結果、1時間、沈黙が続きました、とさ」

    これですね。
    作品としての価値のある写真を撮れないのなら、
    撮らないのに越したことはありません。
by hologon158 | 2014-07-07 13:30 | ホロゴン外傳 | Comments(0)