558.11 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」11 どこまでも吸う
クリステル・ベルソン、
このかなり豪快な10ホールズハーモニカの演奏家のことが気に入って、
YouTubeでたえず聞いていることはすでに書きました。
彼女は10ホールズハーモニカのレッスンビデオをYouTubeに搭載しています。
驚くべきビデオを一つ観ました。
Circular Breathing 3 minutes note....
The most boring harmonica video EVER - Christelle Berthon
(https://www.youtube.com/watch?v=xP_74lRDMn4&list=
PL1kIeRJejsQZplzSKS1M02LU1Ia0cTAvT&index=6)
ハーモニカの呼吸法のレッスンです。
「今から一番面白くないことを始めます」
と言った途端に、なんの呼吸の準備もなしに、
いきなりレの音を吹始めたのです。
10ホールズハーモニカはクロマチックハーモニカと比較すると、
かなり音がスムーズに出ます。
それだけエネルギーの必要量は少ないようです。
でも、それがどこまでもどこまでも続いて、
3分を超えるのですから、もう驚きです。
ハーモニカ演奏家はみんな彼女と同じような呼吸をできるのでしょうか?
依然、中国の竹笛の演奏家の独創をザ・シンフォニーホールで観ました。
彼も何分も吹き続けました。
まったく息継ぎなし。
聞けば、一方で口で笛を吹きながら、鼻から息を吸うという芸当。
クリステルも、よくよく注意して観察していますと、
まったく同じことをしているではありませんか?
ときどき、「スー」と息を吐く音が聞こえるのです。
でも、ちゃんと吸い続けています。
どうすれば、吸う吐くという逆の動作を同時にできるように、
訓練できるのか?
知りたいですね。
ハーモニカ演奏で一番苦しいのは、吸う音ばかりが続くときだからです。
小節の変わり目のような適当なところで、中断して、大急ぎで、
肺に貯まった空気を瞬時に吐き出すほかは、今のところ、解決策なし。
もしクリステルの真似をできるようになれば、
言うところなしなのですがねえ.........
by hologon158
| 2014-11-23 23:29
| ホロゴン外傳
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