598.03 ホロゴンデイ131「2015年5月16日yoshiさん迎えてホロゴン気負い立ち」3 合作かもしれない
前回、ドルメッチのリコーダーが日々美しい音に変わっていく、
そう書きましたが、
音は楽器と体と心の合作かもしれない。
そう思うようになっています。
いわば、トリオ・ロス・リコーダンサン。
最後の「ダンサン」は「旦那さん」のことですね。
このダンサンがだんだんと楽器に慣れ親しんでいくうちに、
ここではどんな吹き方で、ここはこんな風に押さえて、
こちらは体をふんわりとさせて、
なんていう風に、どの音もしっかり出て、
他の音の響きをしっとりと引き継いで、と言う風に、
楽器と体と心と、そして音同士と、しっくり解け合えるようになる、
それが理想なのでしょう。
もしかすると、写真撮影も同じような原理かも知れませんね。
風光明媚な行楽地では今まさに花盛り。
すると、マイクロバスが着いて、
写真倶楽部の面々をどっと吐き出しました。
昔は眼光鋭い若いカメラマンたちでした。
今は、眼光定かならぬ老年期たけなわの皆さん。
三脚のセットの仕方、カメラの取り付け方を観れば、
その人がどの程度の使い手か、たちどころにばれてしまいます。
たどたどしい手つき、腰つき、足つきでは、結果も知れています。
やっぱり三脚、カメラが手に吸い付くように操作されてこそ、
よい写真も期待できるというものですね。
レンズも楽器同様に、使い手の技量に応じて、
見事な歌を歌うときもあれば、
音痴の歌をくだくだ歌うときもあるのかも知れませんね。
by hologon158
| 2015-05-25 22:16
| ホロゴントラベル
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