682.08 ホロゴンデイ195「2017年2月11日ホロゴンが寒中奈良町行脚」9-完-リハーサル
4月8日土曜日、
いよいよアブニールコンサートの日。
朝7時起床、7時半タクシーで出発。
7時54分発三宮行き直通快速出発。
9時18分阪神三宮駅到着。
姫路行き直通特急に乗り換えて、9時24分元町着。
ああ、えらい道中でした。
普段なら、ポメラで文章を3か4つ書くところですが、
今日は、コンサートです。
疲れないように、ウォークマンで朗読と音楽を楽しみつつ、
目はしっかりと閉じていました。
会場のワダホールに着いたときは、
AHさんとその相棒のピアニストお二人が会場の設定中。
お手伝いもせずに、
ステージ奥のグランドピアノの上に楽譜を置いて、
2曲弾いてみました。
周辺が本とものとが天井まで四壁をほとんど埋めているので、
ほぼ完全にデッドな我が家とは断然違います。
さすがに音楽ホールは違います。
私のプラスチックリコーダーが思うように鳴ってくれます。
午前10時、出場順1の私とAHさんとでリハーサル。
会場には3組の演奏待ちのグループしか居ないので、気楽。
3曲続けて、あまりミスもなく、互いにずれもせず、
練習どおりの演出で楽々と弾けました。
本番がこんな風に弾けたらなあ.....
うれしかったのは、我が家ではかなりか細い、忍びやかなサウンドで、
ちょっと頼りないフォン・ヒューネが朗々と鳴ってくれたことです。
音がホールいっぱいに届かないのではないか、
他のソプラノに代えようかと思って試したのですが、
帯に短したすきに長し、という感じ。
昨年同コンサートのときは、フォン・ヒューネが無かったので、
メックのルネサンスソプラノを使いました。
明朗闊達に響きます。
でも、どこか芯がちょっと頼りない感じが残ります。
ええい、フォン・ヒューネを信じよう、そう無理に思って、
会場に望んだのですが、リハーサルして驚喜の思い。
コンサートホールでは、このリコーダー、極上!
(もっとも客席でどう聞こえるか、それはまったく知りえない秘密)
20世紀のリコーダー草創期を担った優れたリコーダー奏者が
オリジナルのパフォーマンスを復元しようとした名器、
さすがだ、という思いを新たにしています。
リハーサルが済むと、近くの喫茶店でモーニングを頂いて、
ポメラでこの文章を入力したりしながら、休憩。
揚琴を人前で演奏するとき、いつも思うのですが、
この場に居る人のほとんどが揚琴なんか聞いたことがない。
だから、私が巧いのか下手なのか、分かるまい!
ほんとは分かるのです。
だめなものは、だめ。
でも、リコーダーは、揚琴より遙かにポピュラーです。
若い人たちは小中学校で経験もしているでしょう。
でも、利点が一つ。
大抵の人は私たちが採り上げる曲を知らないでしょう。
少々間違えても、正しい演奏を誰も知らないのですから、
間違えたという顔をしなければ、誰も分からない!
この線で気を楽にして、午後1時からの演奏をやってしまおう!
そう考えると、かなり気楽になります。
by hologon158
| 2017-04-10 23:30
| ホロゴンデイ
|
Comments(2)
ナイス演奏会だったことでしょう。
どなたか録画された方がいらっしゃいましたら、ぜひユーチューブにアップして下さいね。
どなたか録画された方がいらっしゃいましたら、ぜひユーチューブにアップして下さいね。
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by
hologon158 at 2017-04-12 01:18