わが友ホロゴン・わが夢タンバール

706.01 ホロゴン外傅212「2017年9月6日ゾンネタール50㎜F1.1S奈良町幻想」1 素人芸


10月2日月曜日、
陳少林先生の揚琴伴奏レッスン。
前回の付虹先生のレッスンで、
12、3年ほども習ってきた末にようやく、
揚琴らしいスティック奏法を一部会得できたようです。

先生にこう尋ねたのです。
「トレモロをすると、手が疲れるのですが...?」
先生、
「それは手で叩いているからです。
手首を回すだけで、手首以外の体全部を脱力したら、
どんなに長い間演奏しても、ぜんぜん疲れません」

ああ、これまでなぜそれに気づかなかったんだろう?
実は、揚琴に向かわずに、中空でスティック奏法風に手を動かすと、
これまでも、ちゃんと手首を回していたのです。
揚琴の弦を叩くと、抵抗があるので、
手首を回す奏法を忘れて、弦を叩こうとしてしまっていた!

本日は、そんな会得をして最初の陳少林先生のレッスン。
最初に、二胡の名曲「良宵」
次に、中島みゆきさんの「糸」と、
北島三郎の「北国の春」
最後に、私の数少ない持ち曲の「陽関三畳」
弾き終わって、陳少林先生、
「完璧! これまでで一番良かった!」
歓喜の一瞬です。

その次の瞬間に、感激に浸る弟子が普通は言わない言葉、
「先生の二胡もすばらしい音でした」
頭の高い生徒ですね。
これまでの練習用二胡に換えて、
演奏用二胡を昨日初めて持って来られたのだそうです。
さすがに艶やかで心に沁みるサウンドでした。

私が付虹先生に揚琴を習っている目的は、
陳少林先生の二胡の揚琴伴奏をするため。
ちょっとずつ目標に近づいている感じがあって、
うれしいですね。

たいていのことが実はそうなのですが、
理想は、子供の頃から習い始めること。
楽器はその典型です。
ある音楽家ははっきりと言い切っています、
「楽器は子供の頃から始めないと、ものにはなりません。
大人になって初めても、プロには絶対なれません」
まさにその通りだと思います。

数年前、ある有名な二胡奏者のコンサート会場で、
休憩時間に聞こえて来た言葉を思い出します、
30代の男性でした、
数人の仲間の女性たちに向かって、
回りにも聞こえよがしに、こう豪語していました、
「ぼくは、いつか無伴奏で、二胡を即興で弾いて表現する、
そんな音楽を作りたいと思っているんですよ」

正直、笑ってしまいました、
「それって、無茶じゃない?
聞いた人が美しい、うん、分かる、と言えるような音楽に
なるわけがないんじゃない?」

私が陳少林先生の伴奏をしたいと思っていると言っても、
それは素人芸としての域でのこと。
しゃしゃり出ることなく、
聞こえるか聞こえないか、位が伴奏のベスト、
二胡の演奏をひっそりと脇で支えたい、それだけ。
そう考えているからです。

大オーケストラには、とんでもない名演奏家がいるのだそうです。
なぜソロ活動をしないのか?
ソロのコンサートでは上がってしまうからです。

私はその点だけははっきり似ています。
1人で揚琴を演奏すると、必ず上がりまくり、ミスだらけ。
ところが、陳少林先生の伴奏に回ると、ほとんどミスがなく、
第一、不思議なことに、全然上がりません。
陳少林先生の助手で日本人女性の二胡奏者の伴奏をしても、
本格的な二胡演奏家だから、上がりません。

素人の二胡奏者の伴奏に回ると、上がる。
妻の二胡の伴奏をすると、もう無茶苦茶。
これは素人だから、ではありません。
では、なぜ?
理由は明らか。
妻には内緒ですよ。
怖いから。






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by hologon158 | 2017-10-03 16:32 | ホロゴン外傳 | Comments(0)