わが友ホロゴン・わが夢タンバール

28.18ホロゴンデイ9「2005年12月17日の陶器町常滑」18 時の流れは人もものも変えてしまうらしい


今日、飛鳥で7,8年前まで写真の勉強会をやっていた友人と出会いました。
たった3人で、月1回写真を持ち寄って、プロジェクターで投影して、
互いに論評しあって、勉強していたのです。
私より格段に巧い人たちの写真を見ることができ、
大変に勉強になりました。
一昨年は、その1人とやはり稲淵で出会ったのですが、
その女性、全国的な写真クラブの奈良県本部委員を務め、
まさに会員を指導中でした。
残るもう1人(男性)と、2年後の今日、
奇しくも同じ稲淵で出会ったわけですが、
見ると、カメラなしの手ぶら。
近ごろは、写真は撮らず、奥さんと旅行ばかりしているとのこと。
1人(私)は、写真クラブなるものに嫌気がさし、
アマチュア写真界とは縁を切って、ど素人になり、
1人は写真の先生に昇格し、
1人は写真を止めしまう。
てんでばらばらになってしまいました。
ちょっと寂しいですね。
そんなわけで、今回の主題は、時の流れに流されて風化するものたち。
かつてはピカピカだった常滑焼きの自販機は薄汚れ、
交通標識はうら錆びれて、道ばたでへの字口となり、
換気ダクトは、針金で必至に食い止めていますが、今にも折れてしまいそう。
そして、2人のコーンは無粋な巌と標識とに隔てられ…

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by Hologon158 | 2008-09-22 00:25 | ホロゴンデイ | Comments(2)
Commented by 銀治 at 2008-09-22 17:01 x
僕は個人だしどこかへ所属したことがないので写真を趣味とする団体の仕組みがわかりませんが、指導者に昇格するものなのですか。へぇぇ。
僕は万物全てから教えを請いたい人。その中でもホロゴンさんの技術、思想、アプローチは、僕にとって非常に指導者ですよ。
Commented by Hologon158 at 2008-09-22 19:29
re)銀治ぃさん
この世の中、団体ができると、ヒエラルキー、出世構造が自然発生するようで、
写真団体も例外ではないようです。
私も万物全てから教えを請いたい人間です。
永遠に学び続けたいものです。
だから、銀治ぃさんからそんな風に持ち上げられますと、
たちまち「先生と言われるほどの馬鹿でなし」という言葉が浮かんでしまいます。
匿名のブログにこだわる方、みなさん、娑婆っ気が少ない方に感じます。
だから、写真もご自分に納得のできる方向にこだわっておられるようで、
好感がもてますし、大変に勉強になります。
嬉しい世界を発見できたと、毎日喜んでいるのです。
とくに銀治ぃさんの文章、談論風発、活きがよくて、滅法気に入っています。
今後もどんどん名文をお願いします。