29.6ホロゴン外傳3「2008年9月の奈良職場界隈」6 蔦の絡まる旧家、美しいのやら、かわいそうなのやら?
蔦を近くで見たことがありますか?
気味が悪いですよ。
ヤモリそこのけの吸盤のついた指が壁にしっかりと張り付いて、
ぐいぐいぐいと昇ってゆきます。
幹は最初はただの草ですが、段々と樹木に成長し、
ついにはがっしりとした樹幹がたくましく大地から立ち上がるのです。
こうなったら、もうお終い、
蔦の絡まるチャペル状態に達してしまい、
蔦がわが世の春を謳歌し、その陰で家はひっそりと生き延びることに。
教会やお屋敷はわざとそうし向けているのでしょうか?
なにか建物によいことがあるのでしょうか?
お分かりの方居られましたら、教えてください。
私には、蔦と建物、蔦と人間は不倶戴天の敵としか思えないのですがねえ。
レストランに向かう途中のこのお宅も、
完全に蔦に乗っ取られた状態。
便所の窓までも、ブラインドになったげるよとばかり、がっぽり覆い被さっています。
きっとうっとうしいですよ。
でも、一つだけ美点があります。
かなりフォトジェニック!
逆光でちょっとフレアーが出ていますね。
これはフードがないため。
純正フードがあり、これが実にかっこいい。
でも、どこにも見つからない。
おそらく見つかっても、超高価。
目立たないけど、ちょっとは役に立つ程度の深さで、
有名な宮崎さんにでも作って頂こうかと考えています。
ええーいっ、もうばらしちゃおうかな?
by Hologon158
| 2008-09-27 14:51
| ホロゴン外傳
|
Comments(2)
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fwkp6043 at 2008-09-27 22:53
こんばんは。
いいですね。こういう色に憧れます。色も質感もいい感じでとても好きです。
いいですね。こういう色に憧れます。色も質感もいい感じでとても好きです。
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Hologon158 at 2008-09-29 09:07
re)fwkp6043さん
私も、ちょっと古びた緑が大好き。
ここでは2枚目。
現代レンズの緑は美しすぎます。
ちょっとした魔法のフレーバーが欲しいですね。
でも、結局は、レンズではなくて、写し手の心の問題かも知れませんね。
時折、なんとも言えずシックな写真を撮る方がいます。
そんな写真の作者もどうもシックのようで。
これは真似しようのないことなのでしょうね。
私も、ちょっと古びた緑が大好き。
ここでは2枚目。
現代レンズの緑は美しすぎます。
ちょっとした魔法のフレーバーが欲しいですね。
でも、結局は、レンズではなくて、写し手の心の問題かも知れませんね。
時折、なんとも言えずシックな写真を撮る方がいます。
そんな写真の作者もどうもシックのようで。
これは真似しようのないことなのでしょうね。