わが友ホロゴン・わが夢タンバール

31.19ホロゴンデイ11「2008年6月21日の滋賀管浦」19 ヘアーラインの仙境に遊ぶ人たちがいる!


ブログを愉しむようになって、
写真の楽しみ方にもいろいろあることが分かってきました。
その一つが、じつに奇想天外、
私がこれまで一度も考えたことのなかった楽しみ方でした。
開放だけで撮って、そのボケ味の妙を愉しむ!
Andoodesignさん(http://m8view.exblog.jp/)でこれを知ったのですが、
この方、猛烈な探求心と実験心に富んだアーチスト。
陸続と未知の大口径レンズを探り出し、
ヘアーラインのピントだけで絵づくり。
これまで私が見たことも想像したこともなかった作品を続々発表しておられます。
近ごろ、また別の素敵な方を教えてもらいました。
R-D1☆M8狂想曲(http://gatobonito.exblog.jp/)
こちらは、ノクティルックス、タンバールもありますが、
むしろキノプラズマートなどという、映画用レンズたちの秘境世界の冒険家。
こうしたレンズの35ミリマウント改造版に魅せられておられるようです。
でも、その作品群は、どんなレンズで撮っても常に変わらず、
やさしく、品良く、控えめ、ふわりと包み込むようなハーフトーンの世界。
写真をする人って、あまり上品な方が少ないのですが、
この方はその例外中の例外。
どちらも一見の価値があります。
私にとってはまさに秘境、どちらも毎日拝見。
見るたびに、感嘆、讃歎の連続。
いやあ、面白いな、すごいな、すばらしいな、
ぼくには絶対に撮れないな。
私だって、大口径レンズをもたないわけではありません。
マクロスイター50mmF1.8とかノクトン50mmF1.5。
ノクトンは、ライカMマウントなので1メートルまでなので無理ですが、
マクロスイターなら3分の1マクロまで行けます。
andoodesignさんの世界に近いものが撮れるかも知れません。
でも、撮れない理由が別にあります。
私が長年目指してきた目標とはまったく次元が異なるのです。
お二人の世界はそれぞれに異なりますが、
どちらも、仙人的画境に住んで居られる感じがします。
人間離れしていて、清らか。
私の目標は、一言で言いますと、
おっと、先に言っておきます、
読んでも、笑わないでくださいよ、
「デモーニッシュな実在感」
やっぱり、笑いましたね。
大げさなんですよね。
でも、私のような立場の人間には、なんでも夢見ることが許されます。
写真家じゃないのですから、大風呂敷を広げても、誰にも迷惑をかけません。
野原でかってに即興の唄をがなるようなものです。
ただのリアリティではつまらない。
たたけば音が出る、切れば血が出る、そんな実在感がありながら、
でも、見ていると、なぜかゾクッとするような魔術的な気配がひそんでいる、
そんな写真を撮りたい!
でも、この2つの異質な次元、ひょっとすると混じり合わないとも限りません。
Andoodesignさんの作品をご覧頂ければお分かりと思いますが、
ヘアーラインのピントで撮りながら、
その前後に重厚な世界がぐっと凝縮されて詰まっていて、
デモーニッシュな気配が濃厚に感じられることがよくあるのですから。
私はまだ「デモーニッシュな実在感」にちっとも近づいていませんが、
andoodesignさんの方はすでにその境地にぐっと迫っておられるようです。
お二人の世界と私の世界とは、
道はそれぞれ違いますが、
実はおおきな円弧を描いて、
どこかで結ばれるのかも知れませんね。

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by Hologon158 | 2008-10-06 11:23 | ホロゴンデイ | Comments(0)