わが友ホロゴン・わが夢タンバール

33.18ホロゴン写真展「1998年1月冬のネパール」18 祭り嫌いに、祭りだワッショイ!


祭りを撮るのが好きでないことは書きました。
皮肉なことに、そういう私の前にいつでも祭りが出現するのです。
バドガオンでも合計3つのお祭りに巻き込まれてしまいました。
1つめは、バドガオン郊外の小さな村で。
村に入り込んだ途端、どこでもドアから現れたように、
仮面の神様を中心とする祭列が突如出現し、
広場に入り込みました。
村の人が総出でこれを出迎えて、もうてんやわんやの大騒ぎ。
外国人は私一人でしたが、この外国人も祭りの渦の中に埋もれてしまい、
もうまるでもみくちゃ。
誰も私のことを気にする人なんて居ません。
仮面の神様にお祝儀を上げているようですね。
若い女性、マニキュアの指で捧げものの器を上品に支えて、
騒乱の渦に巻き込まれても、この表情を崩しません。
それが美女の美女たるゆえんかも知れませんね。
きりっとあちらに視線を流したりして、かっこいいですね。
ひょっとしたら、恋人が見ているのに気づいていたのかも。
3枚目は、バドガオン最大のお祭りの見物客たち。
2つ目のお祭りです。3つ目は後で書きます。
なまはげかスペインの闘牛祭りのようなお祭り。
十数人の仮面をかぶった神様が大通りを闊歩し、
100人以上の男の子たちがその前方を逃げます。
まだこちらは子だくさんなのです。
時折、神様が狂ったようにいきなり駆け出し、
男の子をつかまえます。
つかまえられた男の子が賢くなるのか、
鬼にされてしまうのか、
食べられちゃうのか、
ちゃんと聞いたのですが、全部忘れました。
それだけでなく、お祭りの写真、ろくに撮っていない!
ハレの日の催し物は、私の言うロボーグラフィには当たらない、
どうもそう感じてしまうようです。
それに、日本のお祭りにハイアマチュアの人たちがどっさり集まり、
そこのけそこのけとカメラマン同士押し合いへし合いする光景を見るたびに、
あんなみっともないことをしたくない気持ちもちょっとあります。
なまはげ祭りを道路脇で見物するのは女の子たち。
こころなしか、面白くなさそうな、沈んだ表情ですね。
なんで男の子だけが参加できるの?
ヒンズー教はまだまだ男性上位。
思えば、日本が近代化できた根底には、
日本人が極めて非宗教的だったことがあるかも知れませんね。
おかげで、女性が日増しに強力化されつつあるようですね。
ときどき戦士のような風貌、足取りの見上げるほど背の高い女性に出会いますね。
そんな方とすれ違うとき、心の中で思わず最敬礼。
ありがとさんよ、ぶっとばさないでくれて。
思い返せば、先ほどの祭りの美女も大きかったなあ。

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    [撮影メモ]
     炯眼な方は、私がこれまでに幾枚か望遠レンズを使っていることに
     お気づきになっていることでしょう。
     そう、一本、望遠レンズをバッグに忍ばせていたのです。
     友人から借りたアストロベルリンのタッカー125mmF2.3。
     M42仕様になっていますが、かつての映画用レンズ。
     70ミリ用だと聞いたことがありますが、本当かどうか?
     知る人ぞ知る、超名レンズ群、それがアストロベルリン。
     加工賃も含めて超高価なレンズもあるようです。
     でも、F2.3シリーズは安価で、しかも見事に写ります。
     このレンズもたしかに良いレンズ。
     黒エナメル塗りの見事な作りでした。
     大変に柔らかい描写をするレンズでした。
     今回の3枚の内、縦写真がそれです。
     美女にぴったりのレンズかも知れませんね。
by Hologon158 | 2008-10-16 21:16 | ホロゴン写真展 | Comments(0)