わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2010年 03月 25日 ( 6 )

145.03 ホロゴンデイ44「2010年2月7日清水あたりで京の雅を体験し」3 夢ですね

偉大な音楽教師として歴史に残るナディア・ブーランジェの逸話がいいですね。

     アルフレッド・コルトーがショパンの前奏曲を弾いたのです。
     コンサートがはねて、ナディアが楽屋にコルトーを訪ねました。
     コルトーがどうだったと尋ねたのです。
     すると、ナディアはこう答えました、
     「あなたの演奏についてどう言ったらよいか、分からない。
     ただ、前奏曲があんなに美しい曲だとは知らなかったわ」
     ナディアは、こう説明しています。
     彼は、前奏曲そのものに彼の全精力を傾けていた。
     けっして彼自身にではなかった。
     だから、私にはその作品のあらゆる輝きが聞こえてきたのだ。

そんな演奏を私ができることは、奇跡が起こっても無理ですが、
いつかそんな感じで写真が撮れたらいいなという気持ちになってしまいます。
写真ならそれができる、そう言えたらよいのですが、
こちらも方も、音楽同様に、奇跡が起こっても無理なことは分かっています。
でも、私は、ホロゴンを構えるとき、
こんな写真を撮りたいという気持ちはありません。
どう撮れるか、まったく予測などできないのですから。
まして、私自身になど一切関心を払っていません。
私がやっていることは、眼前のもの、人そのものにすべての注意を集中しています。
でも、撮れる写真はただの写真、それだけ。
いつか、写真に写っている人、もの、場所にだけ心を奪われる、
そんな写真が撮れていたら、どんな気持ちがするでしょうね?
夢ですね。

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by Hologon158 | 2010-03-25 21:31 | ホロゴンデイ | Comments(0)

145.02 ホロゴンデイ44「2010年2月7日清水あたりで京の雅を体験し」2 貧寒!

民主党の中井国家公安委員長が、
若い女性に議員宿舎のカードキーを渡していたという事実が発覚したようです。
委員長、月1回程度掃除のために入らせていただけだから、
倫理的になんの問題はないと強弁し、そのまま突っ切る構えのようです。
もちろん当然ですね、
ボスの小沢も鳩山がいかなる責任もないと押し通る姿を見たら、
子分だって、もちろん安心して真似をします。
国会や委員会に平気で遅刻する大臣が続出しているそうです。
国会も従来の慣行など一切無視して、民主党だけで突っ走っている。
大臣たちも平気で言いたい放題で、総理大臣の統率などどこにもない。
それも無理はありません。
鳩山は、5月末に基地問題に決着を付けられなかったら、責任を取ると胸を張ったと思えば、
数日後には、一生懸命がんばるという意味だけだと、しらっと訂正してしまったそうです。
あまりと言えばあまりの、この言葉の軽さ、人間の軽さ。
こんな政権って、これまでありませんでした。
節度というものがまったく感じられません。
300議席に乗っかかって、奢りに奢って、もう止まりません。
すでに支持率は30%程度に落ちてしまったことなど、平気の平左。
なにしろ300議席!
衆議院を握っている限り、天下は俺のものだと言わんばかり。
言葉はわるいのですが、完全に成金党ですね。
民主党にも、良識のある人が少しはいるはず。
でも、小沢の鉄壁の支配の下、「物言えば唇寒し」で、言論封殺。
その鉄壁の支配の上に立つボス、この人がまた鳩山に劣らぬ軽さ。
解任撤回の生方副幹事長との会談で、
終始固い表情のまま、たった2分で席を立ったとのことです。
政敵を人間の大きさ、心の温かさで抱き込んで、味方にしてしまう、
そんな包容力などちらっとも感じられませんね。
      なんて、小物なのでしょうか?
私が小沢なら、こう言いますね、
     「やあ、生方くん、すまなかった!
      私もいろいろあってね、たしかに反省すべき点が一杯あることは認めるけど、
      ねえ、きみ、考えてみてくれよ、今、私が倒れたら、
      民主党、どうなる?
      日本の国はどうなる?
      だから、私も歯を食い縛って、がんばっているんだよ。
      いろいろ不満があることは分かっているが、
      私も反省すべきところは反省し、改めるべきところは改めて、
      日本のためにがんばるつもりだ。
      だからこそ、君のような、はっきりものを言う硬骨漢が党を引っ張って、
      私を助けて欲しいんだよ。
      このとおり、お願いだ」
そして、目に涙を少しためて、しっかりと副幹事長の手を取る!
それなのに、お前なんて嫌いだとばかり、本心をさらけだして、どうするんですか?
これじゃ、子どもじゃないですか?
      なさけない。
これが日本の支配者なのですから、貧寒たる思いを禁じ得ません。
小泉政権が300議席を取ったときは、参院選が過半数に達しなかったために、
今度の民主党政権のような横車、横暴、自堕落の奢りまでは行かなかった感じがします。
政権をとる準備がまるでなかった烏合の衆が時流に乗ってしまっただけ。
こうなると、日本の民主主義の存続は、今夏の参院選の結果にかかっている、
そんな感じがしてきました。

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by Hologon158 | 2010-03-25 20:12 | ホロゴンデイ | Comments(0)

145.01 ホロゴンデイ44「2010年2月7日清水あたりで京の雅を体験し」1 久しぶり京の都に

今年の2月7日、写真家の林孝弘さん、友人DAさんの二人と京都清水寺界隈を回りました。
大阪の下町天下茶屋から、京都の観光の中心地清水寺とその界隈の町家の通りに飛ぶ、
関西に住んでいる人間ならではの特権です。
おそらく20回は歩いている道ですが、行く度に出会うものが違います。
確かに変わってきていますが、都会のメインストリートのような栄枯盛衰はありません。
もっと緩やかな変化。
大阪や神戸ではストリート全部が10年前の雰囲気を完全に一変することがよくあります。
京都の場合、もっと持続性があります。
そのエキスが京都の雅なのでしょうか?
まだスキャン中なので、おそらくスキャン枚数は350枚を超えそうです。
前回のように、スキャン順にめくらめっぽうアップすることにします。
まずは、JR京都駅から始めましょう。
京都駅の目印は京都タワー。
私は未だにこの塔に馴れることができません。
あんまり蝋燭に似ているからですが、京都の雅な雰囲気とはまったく合わない。
でも、蒼天をバックにしますと、なかなかフォトジェニックです。
一応ご挨拶の印に3枚撮らせていただきました。
好きじゃないけど、撮りたくなる、そんな美人がいるじゃありませんか?

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       [後書き]
         1枚目の高台寺ポスターは林孝弘さんの制作です。
         大変に人気の高いポスターで、京の町の至る所に貼られています。
         本シリーズでも、幾枚も幾枚も出会っていただくことになります。
         どんな場所でも合う、そのあたりをゆっくりと検証してみてくださいね。
by Hologon158 | 2010-03-25 17:14 | ホロゴンデイ | Comments(0)

144 ホロゴン画帖34「十茶帖 天下茶屋では路上に生活が息づき」

十画帖シリーズを始めるとき、こう考えたのです。
いくら素人でも、ときどきは、写真作品を作ってもよいじゃないか?
画帖のときだけは、ちょっと作品になるように工夫してみよう。
でも、取りかかって、すぐに気づきました。
コンセプトもなしに撮った写真をいくい集めても、写真作品にはなりにくい。
さりとて、そのシリーズの町を表現するようなものにしようと思っても、
もともと町そのものを撮りたいと思って撮っているわけではないので、
町を表現できるような写真そのものが見つからない。
すべて日本ならどの都市の路地裏であっても不思議はない、
そんな写真だけを撮っているのですから。
以上の次第で、早期に、写真作品として画帖を作ることはあきらめて、
お気に入り写真集としてアップする方針に転向したわけです。
今回も、縦横の関係で少し動かしただけで、
基本的には撮影順に私のお気に入りを並べてみました。
それで分かったこと、
チェックの女の子、時間をおいて二度出会っていたのですね。
今度、天下茶屋を再訪したら、また会うかも知れません。
そして、十年後、私がさいわい写真を続けていて、天下茶屋を訪れたら、
もう成人した美貌の女性として出会うかも知れませんね。
そして、2009年にあなたを撮ったことがあると話しかけたことがきっかけに、
この女性が「私も写真をしたいんです、教えてください」ということになって、
素人のクセに、「うーむ、ま、私でよかったら」なんてことになるかも?
なりませんね。

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              [後書き]
                記事を作成してから、もう一度よく見ますと、
                とてもよく似ているけど、違う子だと判明しました。
                というわけで、今回はフィクションもまじえての画帖。
                (要するに、面倒だから、記事を書き直さない不精者)
by Hologon158 | 2010-03-25 13:58 | ホロゴン画帖 | Comments(0)

143.57 ホロゴンデイ43「2009年11月7日天下茶屋とはまた壮大な名で」57-完- 生活が流れて

大阪の下町、天下茶屋シリーズ、57回、300枚でようやく完了しました。
いつものことですが、1日ざっと撮って、スキャンした写真で、
3月10日から2週間シリーズを続けるのですから、あきれたものです。
大阪弁ですと、こんな場合、こう言いますね、
    「ええ度胸しとるやんか」
手の内を全部さらすのですから、
写真を見る目のある人が見たら、完全にばればれ、
    「なんのコンセプトもなしに、手当たり次第、ただ撮っているだけじゃないの」
凄い写真家のブロガーが見たら、
    「なんだ、ろくでもない写真ばかり撮りやがって」
それでも平気に「ホロゴンデイ」シリーズを続けている理由は、
すでに幾度も書きました。
別に写真家しているわけじゃない、ただの素人写真なので、
    上記のご批判はすべて的外れ。
今回は、はじめての試みとして、スキャン順に手当たり次第に、
適当にひとまとめにして、記事に付けてアップしてみました。
これまでは、組写真とはいかずとも、
なんらかのまとまりを見つけてアップしていたので、
    もう完全なるカオスですね。
河内のおっちゃんが見たら、きっと言うでしょうね、
    「ただのヤケのヤンパチやんけ!」
ああ、そんな汚い言葉はブログでは慎みましょうね、
それも言うなら、
    「もうどうでもいいというご心境でいらっしゃいますね?」
まあ、そんなところですが、ただ一つ利点があります、
私と一緒に天下茶屋を再体験していただけます。
もともとどの町も、写真制作のために存在しているわけではありません。
    生活が流れています。
その生活のある瞬間に行き会わせて、いわば目撃者として記録する、
    それがロボグラフィ。
スナップは私の目標ではありませんので、スナップに見えるものも人ロボグラフィ。
人にせよ、ものにせよ、静物画のように構図を組んで撮ったものではなく、
通りすがり、すれ違いざまのノーファインダー写真なのですから、
写真として批評したり、鑑賞したりされることのないようにお願いします。
最後は、メインのホロゴン、サブのズミクロン35mmF2の協演。
どちらがどちらかは、ご自分でお考え下さい。

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by Hologon158 | 2010-03-25 10:30 | ホロゴンデイ | Comments(0)

143.56 ホロゴンデイ43「2009年11月7日天下茶屋とはまた壮大な名で」56 そとうごしゆ

宮本武蔵の五輪書でまたまた凄い言葉を見つけました。

    そとうごしゆといふこと

        鼠頭午首といふは、
        敵と戦いのうちに、互いにこまかなる所を思ひ合はせて、
        もつるる心になる時、
        兵法の道をつねに鼠頭午首とおもひて、
        いかにもこまかなるうちに、にわかに大きなる心にして、
        大小にかはる事、兵法一つの心だてなり。
        平生人の心も、そとうごしゆと思ふべき所、武士の肝心なり。

敵ともみあって、もう細かいところばかり気になるようになったとき、
ねずみの頭から牛の首に思いを変えて、
細かいことを忘れて、一瞬にして大きな心をもって向かえば、
局面を突然有利に展開できるというのです。
この言葉を読んで、感じました、
        これって、人生すべてに通じる極意じゃないか!
いわば、ミミズの観点から、天空遙かな高みに駆け上って、
突然神の観点で事態を見渡すような、パースペクティブの飛躍。
ミミズの観点では見えなかった大きな関係性が見えてくるかも知れません。
でも、これはブーメランなのです。
鼠頭午首が大切だと思えば、午首鼠頭だって大切なときがあります。
いつも大きな観点からだけ見ていると、まるで遠視のようになって、
大切な細部を見落としてしまうかも知れません。
自在にこの2つの観点をとっかえひっかえできる柔軟性が必要かも知れませんね。
        そとうごしゆ
        ごしゆそとう
なにか問題にぶつかったら、こんな風に心の中でつぶやいてみてもよいのでは?

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by Hologon158 | 2010-03-25 00:09 | ホロゴンデイ | Comments(0)