わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2010年 04月 13日 ( 2 )

147.09 ホロゴントラベル1「2010年3月13日清正築城の熊本城の膝元で」9 馬暁暉に脱帽!

私は、二胡の演奏家馬暁暉(マーシャンフイ)のファンです。
とても美しい女性です。
そのことは、私が彼女のファンである理由の重要なファクターですが、
もっと重要なことがあります。
その演奏が、まことに目覚ましい限りに颯爽としているほです。
国際的にもっとも知名度の高い二胡奏者だそうですが、
その理由も明らかです。
その演奏は、きわめてインテリジェンスにあふれた明晰そのものなのです。
古典から現代音楽、西洋クラシック音楽まで、弾けないものはないのですが、
そのすべてに、それぞれドンピシャリの演奏を見せるので、唖然としてしまいます。
試しに、タンゴを観てみてください。

   馬曉暉二胡演奏:探戈 Chinese Erhu music :Tango
   (http://www.youtube.com/watch?v=lpD8CTPKg_8&feature=
    PlayList&p=91E2BFC29380532B&playnext_from=PL&index=8)

伴奏者も驚くほど達者ですが、馬暁暉さんの演奏ぶりはまさにタンゴそのもの。
二胡がタンゴの楽器になってしまっている!
曲ごとにここまで徹底的に変貌を見せてくれる演奏家は、
二胡を問わず、あらゆるジャンルで、そんなに多くはないのではないでしょうか?
思いつけるのは、カルロス・クライバー、グレン・グールド、...
それくらいですね。
それでいて、そのすべてに紛れもない馬暁暉の手形が押されています。
なぜそんなことができるのか?
彼女の生き生きとして美しい表情を見つめていて、わかりました。
この人の心のスペクトル、知性の広さ、感情の深さは並外れているのだ。
You Tubeだけでも、かなりの演奏を観ることができます。
それらをごらんになり、お聞きになれば、私の言うことは納得していただけるはず。
日本に来て演奏会を開いてほしい演奏家のひとりが彼女なのです。

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by Hologon158 | 2010-04-13 21:16 | ホロゴントラベル | Comments(0)

147.08 ホロゴントラベル1「2010年3月13日清正築城の熊本城の膝元で」8 赤いグラスに赤ワインを

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京都のお茶屋が並ぶ路地では、芸妓さんに出会いました。
雨の熊本では、振り袖の美少女に出会いました。
私が近づいてゆきますと、彼女は向こうを向いてなにやらのぞいているようです。
私は、通りすがりに、1ステップ右に寄って、
少女の背後にひょいとホロゴンを突き出して、一枚頂き、
1ステップ左に戻り、そのまま歩き続けました。
こんなとき、足音を消すことができます。
私の右目の隅に見える少女の姿は、
芸妓さんと同様、余念なく誰かを待っているようで、
私に気づいたそぶりを見せませんでした。
この少女も、ふっくりとした後ろ姿がなかなかよろしいですね。
そして、なによりも嬉しいのは、都会のとは違って、
昔風のさっぱりとした意匠の振り袖であること。
ちょっと着付けがもっさりとゆるんでいることや、
お母さんのお下がりと見えて、ちょっと野暮ったいのは目をつぶりましょう。
都会の和服は、振り袖も浴衣も悪趣味の極致。
デザイナーは、わざわざ着ている人を下品に見せるように仕組んでいます。
着る人は、自分の着物が自分の美しさを際立てず、
けばけばしい色と柄とが、自分の美しさを削ぐことに気づいていない。
現代の着物は、
真っ赤な皿に真っ赤なイチゴを載せ、
赤いグラスに赤ワインを注ぎ、あるいは、
茶色の深皿にシチューを盛るようなものです。
着ている人の美しさをさりげなく際立てる、それが和服の美点なのにねえ。
by Hologon158 | 2010-04-13 00:19 | ホロゴントラベル | Comments(0)