わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2012年 07月 16日 ( 6 )

356.20 ホロゴンデイ87「2007年1月14日ホロゴンのお供で奈良壷阪山に」20 あとは忘れます

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午後15時40分喫茶店を出て、九条駅界隈をしばらく撮影しました。
午後16時5分撮影完了。
今日の収穫は、

    ホロゴンが6本
    アンジェニューが361枚
    合計577枚、銀塩フィルム換算16本。

実はホロゴンの撮影本数があわないのです。
10本用意して、九条駅に到着するまでに、3ラウンド、2本ずつ撮って、
最後に九条駅周辺で1本撮りました。
残り本数も3本。
ところが、撮影済みが6本しかない!
どうやら最後の炎天行の間に1本落としてしまったようです。
悔しい!

写真家には、一枚ずつなにを撮影したか記憶している方がいるそうです。
碁、将棋、チェスの対局を全部記憶しているのと同じなのでしょう。
私はもちろん素人ですから、そんな芸当はできません。
それで良かったのです。
もし記憶していたら、後々まで悔しくてたまらないでしょう。
ああ、あのとき、あれを撮ったのに!

だから、落とした一本はどの撮影分か、詮索追求するのはよしましょう。
これまではバッグの蓋のないポケットにiPodなどと一緒に放り込んでいたのです。
なにかを取り出すとき、落としてしまったらしい。
初めてのことです。

教訓

    これからは撮影済みフィルムもフィルムバックの中に収納する!

この教訓だけ残して、あとは忘れます。


          [後書き]
               今回の写真、なにに見えますか?
               えっ? なににも見えない?
               それでよいのです。
               自分の眼に忠実であれ!
               私には幾通りにもイメージが浮かびあがります。
               写真をひっくり返すと、また別のイメージ。
               ただの遊び、ですね。
by Hologon158 | 2012-07-16 22:52 | ホロゴンデイ | Comments(0)

356.19 ホロゴンデイ87「2007年1月14日ホロゴンのお供で奈良壷阪山に」19 かき氷がおいしい!



環状線弁天町駅付近から地下鉄九条駅まで約1時間半、
炎天下を歩き詰めました。
さすがに体中が燃えるような状態になって、喫茶店に転げ込み、
「みぞれ!」

それでも、炎暑をものともせず、

    ホロゴン2本
    アンジェニュー160枚

かなりがんばりました。
おかげで、かき氷がおいしい!

とてもタイムリーなクーリングでした。
もう半時間歩き続けたら、ぼっと炎があがって、燃え尽きたかもしれません。
現場にはカメラとバッグだけが残されていた、
なんてことにはならなくてよかった。

期待したとおり、ここにしか見つからない、
でも、ここにあるとは思わなかったものたちがどっさり見つかりました。

ロボグラフィは、私にとっては、美しいのです。
でも、たいていの方にはただのがらくたなのでしょう。

実は、他の人が私のロボグラフィをどう思っているのか、いっさい分かりません。
同好の士については、片手で数えるほどの心当たりはあります。

写真家吉田正さんのグループにおひとり。
私のロボグラフィが大好きという方がおいでになるようです。
ただし、この人ご自身は、ロボグラフィストではありません。
立派なストリートフォトグラファー。
ケルテス並の見事な写真作品を創造します。

もう一人、私のお気に入りのブロガー、ayuさん。
彼女は完全なロボグラフィストです。
ただし、私のブログを知る前から、れっきとした路地裏写真家で、
まぎれもないロボグラフィを撮っておられました。
私よりもさらに大胆なロボグラフィ。
近頃、沖縄でブレークされ、
独特のロボグラフィ世界が一段高い境地に飛躍した感じがします。

このお二人以外にも、ロボグラフィの愛好家がおいでになります。
みなさん、独自の個性で、ご自分の写真世界をお持ちの方ばかり。

つまり、ロボグラフィなんていう写真のジャンルがあるわけではありません。
自分だけの発見をロボグラフィと名付けているだけで、
路傍写真を愛好する方は全員、独自の写真を撮っておいでになるのです。

それ以外の人がどう思っているか?
これは謎。
実際には黙殺状態なのではないかと推測しています。

    昔、風景写真の方にホロゴン写真のプリントを見せたことがあります。
    その方、黙って見終わった後、一言、

        「私もパソコンプリントをしたいと思っています」

    これだけでした。
    私、思わずたたらを踏んでしまいましたが、
    相手はなぜかそそくさとその場を離れてしまいました。

こんな体験から、自分の美意識がスタンダードでないことは分かっているのですが、
どの程度、かけ離れているのか、見当がつきません。
と言っても、それが分かって、どうなることでもありません。
現に私はロボグラフィたちを美しいと思い、
この美意識を修正したいとは思わないのですから。




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by Hologon158 | 2012-07-16 22:42 | ホロゴンデイ | Comments(0)

356.18 ホロゴンデイ87「2007年1月14日ホロゴンのお供で奈良壷阪山に」18 ランチタイム



午後12時半、弁天町の高層ビル近くのイタリア料理店に入りました。
いつもどおり、きっかり1時間、測ったようにランチタイム。
この1時間に、まずホロゴンで2本撮り、定石通りサブに切り替え、
アンジェニューで122枚撮りました。

炎暑です。
ほとんど歩いている人はいません。
そんな中サラリーマン一年生たちが、研修帰りでしょうか、
背広姿、黒のスーツ姿でぞろぞろ通り過ぎました。
私との対比は、使用前と使用後でしょうか?

あの時代に戻ったら、その後の人生を
もっとうまくし遂げることができるでしょうか?

なにが「うまくし遂げる」ことなのか、これが問題ですね。

    私は、この世でもっとも一緒にいたい女性と一緒になり、
    家族に恵まれ(猫たちも含まれていますが)、
    仕事も悔いない程度にやり続けることができ、
    数少ないけど、すてきな友人たちに出会え、
    大好きな趣味にいくつも真剣に取り組むことができている。

やり直したら、その全部または一部を失うでしょう。
代わりに手に入れることができるものがあるのかも知れません。
また、そんなものも一生懸命努力し、
精一杯エンジョイすることでしょう。
でも、この人生で楽しんだこと、得たものを
手放したいとは思いませんね。

したがって、やり直しの可能性は却下。

世界、そして日本の現状、というより惨状と混沌と絶望を考えますと、
私たちの毎日は、リーグ首位のチーム相手の野球の延長戦、
毎イニングの裏、1点差のリードをその都度跳ね返して、
かろうじて次のイニングに望みをつなぎ続ける最下位チーム
のようなものではありませんか?

今日の次に明日が来るかどうか、なんの保証もない。
たとえ明日が来ても、私の明日は来ないかも知れないのです。

ヤン・ミギョンさんがおっしゃるように、
「今が贈り物」なのです。
炎暑を押して、弁天町の人気のない裏町を歩き続けてきましたが、
これも贈り物なのです。

ペペロンチーニに舌鼓を打ちながら、
アンジェニューの127枚を見返してみました。
よろしい!

ご承知のように、私の写真は、まじめで、ぎりぎりで、遊びがなく、
独創性と来たら、薬にしたくも、まるでない、そんな写真です。
ノーファインダーで撮っても、その状態は変わらない。
制約、限界を超えて、バンと突き抜けることなどできない。
要するに、スケールが小さい。
人間の限界なのでしょう。

本人は、だから、どうしたいという気持ちなどありません。
私の限界いっぱいで撮っているので、どうしようもないし、
これが私なんだから、どうしようもない。
これでいいと言うわけではありませんが、
一方では、人がどう考えようと、どうでもいい。

アンジェニュー25mmF0.95というレンズ、
なんだか私のそんな人間性、性格に合っているようです。

    超大口径なのに、まじめにきちんとフォーカスします。
    バックもまじめにぼけてくれて、暴れない。
    メタモルフォーゼはないけど、とてもキリリと像を結んでくれます。
    撮りたいものを撮りたいように撮らせてくれる、そんな感じです。

これで映画を撮ったら、おそらく監督も文句なしだったでしょう。
私も文句なしです。
さて、午後1時半です。
ホロゴン2本、アンジェニュー、そして休憩(おやつの時間)、
このサイクルで参りましょう!




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by Hologon158 | 2012-07-16 22:23 | ホロゴンデイ | Comments(0)

356.17ホロゴンデイ87「2007年1月14日ホロゴンのお供で奈良壷阪山に」17 心を奪うなにか



午前10時35分、JR環状線弁天町駅に到着。
ただちに、ホロゴンで撮影開始。
駅南口から駅東付近を一巡。
ホロゴンで一本、アンジェニューで25枚撮って、
午前11時5分前、喫茶店のモーニングタイムに滑り込みセーフ。

おっさんが4人(内1名は奈良から参加)、おばあちゃんが1人、
壁際におなじ向きに座って、
そろって、しばし憩いのひととき。

JR車内ではクラシックを聴いていたのですが、
この雰囲気ではまるで似合いません。
韓国の男性歌謡曲歌手に切り替えました。
野太く男らしい声が、やや無頼の雰囲気を醸しだし、
大阪下町の雰囲気にぴったり。

大阪は、韓国で言えば、釜山でしょうか?
方言の感じまで似ています。
これでよし、と言いたいところですが、
私本人は大阪弁もしゃべれない、
「負けてんか?」ともいえない人間なのですから、
大阪人を自称していても、
かなりもぐりくさいところがあります。

片足は大阪に、片足は世界に、そんな半大阪半国際人、
それが私である。
ということにしておきましょう。

大正もそうですが、
弁天町あたりも重点生産地区にあたっているようです。
若いパパ、ママと幼児のトリオを3組も見かけました。
とても美しい足の女性もすでに10人ほど。
重点美人居住地区でもあるかも知れません。

土曜日、奈良町で同行のDAさんに、

    「今の女性きれいだったねえ」

DAさん、あきれたように、
    
    「そんなによく美人に気が付くものですねえ」

これはDAさんの考え違いですね。

    ロボグラフィを撮ろうという人間は、
    路上で出会うすべてに気を配るべきです。
    あらゆるものが、隠れているものも、叫んでいるものも、
    すべてに眼を走らせて、
    絵になるか、ではなく、
    私の心を奪うなにかを発散しているかどうか、
    しっかりと対峙すべきなのです。

なにも美人ばかりさがしているわけではありません。
もっとも美人ばかり撮ってしまいますが、
これは女性を選り好みしているわけではありません。
美しい形が私の心に一番寄り添い、
私の心をかき立ててくれるからです。
(結局同じことかな?)




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by Hologon158 | 2012-07-16 22:10 | ホロゴンデイ | Comments(0)

356.16ホロゴンデイ87「2007年1月14日ホロゴンのお供で奈良壷阪山に」16 すでに夏ですね



連休最後の日です。
と言っても、私の月曜日はいつも執務休業日。
でも、連休なので、出かけたくなります。

京都は祇園祭の最中なので、避けます。
お祭り男ではないので。

朝から大変にきつい日差し。
ガレージで車を手入れしているお隣さんに挨拶すると、
「帽子は?」
「おっと、忘れていました」

歩きながら、日焼け止めクリームも塗りました。
かなり以前に頭髪にさよならした男性が
前方から散歩してきました。
あいさつを交わしながら思ったことは、
「この人、日焼け止め、かなりの量が必要だろうな」
失礼。

今日は、大阪弁天町から出発して、あてどなく歩くつもり。

    久しぶりホロゴン15mmf8です。
    ライツCLに付けたホロゴンライカワイド。
    サブはアンジェニュー25mmF0.95付きオリンパスE-PL1。

F8とF0.95!
これもまた究極のセットかも知れません。

どうしても大阪に足が向いてしまいます。
大阪の路地裏での思いがけない出会い、これにしびれてしまうのです。

もちろん神戸、京都、奈良、滋賀、どこでも出会いはあります。
でも、たとえば、京都、神戸だと、
むしろ見られることを予期した仕掛けに乗せられるきらいがあります。
奈良だと、いかにも田園、田舎のたたずまいが先に立って、
意外性が欠ける感じがあります。
大阪では、毎回何かびっくり体験を味わうことができます。

すでに夏ですね。
電車に乗る前にひさしぶりに喉に渇きを覚え、
駅のキオスクでポカリスェットを買いました。
このポカリスェットが後でかなり役に立ちました。

ロボグラフィの喜びの一つは、どんな天候であれ、楽しめること。
暑いから、寒いから、曇りだから、雨だから、撮影はやめ、
という人にロボグラフィは向いていません。
どんな天候の日にも、その天候ならではのロボグラフィがあるからです。

しまった!
今日は、ASA感度400ではなく、100を持ち出すべきでした。
400ばかり使うので、今では、半々になっています。
銀塩で撮るのはホロゴン15mmf8とトポゴンだけ、
前者を400で、後者を100でと、一応原則は決めています。
しかし、ホロゴンの使用頻度の方が圧倒的に高いのですから、
100も使わなくちゃ、ね。




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by hologon158 | 2012-07-16 21:12 | ホロゴンデイ | Comments(0)

356.15 ホロゴンデイ87「2007年1月14日ホロゴンのお供で奈良壷阪山に」15 物に任せ、縁に随ふ



田中仙堂の「茶の湯名言集」
面白いですね。
ほとんどの名言が写真にもあてはまります。

たとえば、

    「よき茶の湯者は、物に任せ、縁に随ふ」
        (茶道を体得した人は、その場にある物次第で、
         機縁を尊重した働きができる)

写真も同じようですね。

    「そのカメラ、レンズ次第で、
     その場に応じた臨機応変の写真を撮ることができる」

でも、これほど難しいことはありませんね。
大写真家たちが愛用のレンズを使い込んだのも、
レンズの実力を発揮させるためにも、
またその場に応じた臨機応変の写真を撮るためにも、
道具に完全に習熟する必要があるからです。

茶の湯には、ものに執着しないという精神があったから、
このような言葉が発せられたのかも知れません。
写真の場合、そう簡単に行くわけがありません。

私があれこれとレンズを取っ替えひっかえするのは、
素人だからです。
臨機応変の写真の結果を得る必要がないからです。

ただ、楽しんでいるだけなら、それもよいでしょう。
でも、本気で写真家として大成したいのであれば、
道具は1つにしましょう。

あれもこれも、状況に応じて使い分けるのは、
なかなか格好良いことですが、
あなた、自分がそうしても大成できるだけの才能ありと、
自信があればこそです。

森山大道さんだって、28㎜一本に絞って、
世界的写真家としての名声を築きました。
あなた、大道さんよりも才能があり器用なら、それも結構。

そうでなかったら、まさに、
二兎を追う者は一兎をも得ず。




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by hologon158 | 2012-07-16 00:44 | ホロゴンデイ | Comments(0)