わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2018年 01月 16日 ( 1 )

713.05 ホロゴン外傅218「2017年9月5日エクター50㎜F1.9で高畑町一巡」5-完-私の美


よく想像してみることがあります。
この宇宙の今、この瞬間に、全宇宙に、
地球のような文明社会が幾つ栄えているんだろうか?

全宇宙に共通する「今」があるかどうかもしりませんが、
仮にあるとして、
おそらく何億、何十億、あるいは何百億の単位で数えられる!
私はそう信じています。

以前は、地球は奇跡的、例外的な惑星であるという説が有力でした。
人類は奇跡中の奇跡、というわけです。
でも、奇跡を信じるよりも、「ゴキブリの論理」を信じる方が簡単かつ確実です。
「ゴキブリが一匹見つかれば、あなたの家には三十匹はいるはず」

近頃、人類のものならず人工物があちこちの惑星に見つかり、
月面や火星にも人工物が続々発見されています。
近場でもそうなら、無限数に近い宇宙全体の中に限りなく生命が、文明が存在する、
そう考えるのが極めて自然です。

昔、人類の諸文明の諸宗教は、この地球の自分たちこそ、
宇宙を統べる神、あるいは神々のみそなわすただ一つの存在である、
そう信じていました。
でも、それはとんだ勘違いだと分かってしまいました。
人類なる存在は、宇宙創造後何十億年も経過した後に、
宇宙に存在する数限りない星の一つに進化して、たった数万年!
幸か不幸か、地球上のほとんどの生物種を押しのけて、
地球上の種の世界に君臨する種となりました。
でも、恐るべき環境破壊を繰り返したにもかかわらず、
地球を自分たちの生存にふさわしい環境にすることもできず、
地球上に発生するさまざまな天災地変に翻弄されるばかりで、
地球そのものを支配できる可能性などまったくない有様。

でも、私が書きたいことは、ちょっと別。
全宇宙にそれぞれに繁栄を極めている諸文明ごとに、
全然別の美、別の美の基準、別の美的感覚が育っているでしょう。
まさに、所変われば品変わる、です。
人間でさえ、時代、文明、文化、環境が変わるだけで、
まったく異種独特の美的感覚、美的基準が育つのですから。

そうした異世界の美を、芸術を味わってみたい、
そうは思いませんね。
どうやら、私はそこまで好奇心の強い人間ではないようです。
私が味わいたいのは、
私が心から喜べ、心から心を奪われる美だけ。

ところが、私が味わいたい美も、
時により、気分により、異種さまざまなものが浮かび上がります。
私が美しいと感じるものには、
人が美しいと感じないものだってあります。
人が美しいと感じるものを、私がそう感じないこともあります。
まるで「美」とは変幻自在の形相のようです。

手近で言えば、私がブログに掲載する写真のほとんどが、
私にとっては「私の美のカタログ」。
でも、たいていの方は、どこが美しい?
ちっとも美しいとは思えない、そうおっしゃるでしょう。
これは不思議でもなんでもありません。
1万人が居れば、1万の異なる美があるとさえ言ってよいでしょう。

今回も、エクター50㎜F1.9が私にさまざまの美を見つけてくれました。
どうやら私は混沌とした形の乱舞に美を感じることが多いようです。
今回の写真たちは、エクターが見つけてくれた美。
地味で、平凡な形の連続と、人の目には映るでしょう。
そんなものでも私には美しい、
そう感じることが私の生き甲斐、生きる糧、そう言えそうです。


こんな風に書くことで、
私は、自分が独創的だと言いたいわけではありません。
むしろ逆。
誰だって、そうなのだ、そう言いたいのです。
だからこそ、写真について言えば、
写真家として、人に感銘を与える写真作品を作ることは、
大変に難しいことなのでしょう。

だから、ブログって、私にとって大きな存在価値があるのです。
人が美と思えないようなものを堂々と陳列できて、
誰も文句を言わないスペースって、他にあまりないのでは?




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by hologon158 | 2018-01-16 17:01 | ホロゴン外傳 | Comments(0)