わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2018年 05月 04日 ( 1 )

722.01 ホロゴン外傅225「2017年11月24日奈良町はパンタッカー50㎜F2.3の里で」1 池波正太郎


近頃、池波正太郎の剣客商売シリーズを読んでいます。
それも古書で。
奈良町に古書店が2軒あります。
その一つがお気に入り。
ほとんどの古書に白紙を掛けて、題名をしっかり大書してくれる、
そんなサービスが好ましいお店です。
連続して2回、剣客商売と鬼平犯科帳の2シリーズの単行本を、
8冊ばかり手に入れました。
記載してある価格より大幅にディスカウントしてくれます。
これじゃ、このお店、ますますお気に入りになりますね。

実はどちらのシリーズも、文庫本で全編持って、読了しています。
その後、朗読CDでどちらのシリーズもかなり沢山手に入れて、
iPodやウォークマンに入れて、愛聴してきました。
不思議に飽きないのです。

なぜだろう?
ときどき考えます。
山本周五郎や藤沢周平の短編群も読みごたえがあります。
文学性においても、展開するドラマが浮かび上がらせる人間たちの姿も、
ほのかに残る余韻も、池波正太郎よりもかなり上質です。
でも、ハッピーエンドに終わるとは限らない。
私は、時代小説で人生を学びたいとは思いません。
ひたすら心をのどかに休ませたい。
そこで、池波正太郎の方をかなり偏愛しています。

お話はかなり単純です。
主人公の秋山小兵衛、その子、大五郎が悪党たちを颯爽と切り捨てて、
ほとんど必ずハッピーエンドで幕。
かなり展開は単調です。
ドラマ性がかなり稀薄で、底が浅いのに、
愛読者はぜんぜん飽きない!
ある種の人間にとって大切な心の深さを感じさせてくれるうえ、
読後感がとても爽やかだからでしょう。

でも、文庫本は活字が小さい。
愛読していた当時はまったくそんな風には感じなかった。
いえいえ、私の目が老化したのではなく、
物語にふさわしい開放感が字面にも欲しいのでしょう。
解決作として、最近、老眼鏡を手に入れました。
黄色いケースに入ったNEO CLASSICS。
眼鏡店の店主が勧めてくれて、
私の目によく合っているらしいのを選んだのですが、
裸眼の像よりも1.5倍ほども拡大してくれて、
視界がとてもクリアーに開ける感じで、気に入りました。
文庫本でも自在に読めますが、
古書店で手に入れた単行本はもっと読みやすい。

後期の1冊「二十番斬り」
昭和60年代初期の刊行。
本シリーズは1973年(昭和48年)が出発点ですから、
古書店のはかなり新しい出版ものです。
でも、ちょっと古びています。
小振りの読みやすい薄表紙の軽い本で、
さすがに文庫本よりも気持ちよく読めます。

この短編の中で、
66歳の小兵衛が目眩のために動けなくなり、
友人の医師小川宗哲に宣告を受けるのです。
「小兵衛さんの躰に、今日のような徴候があらわれたのは
少しもふしぎではない。
あらわれるのが遅すぎたと申してもよろしい」
「小兵衛さんの躰の仕組みが変わってきたのであろうよ。
つまり、ようやくに老人の躰になった、とでも申したらよいかのう」
「六十六歳で、ようやくに
老人の躰に向かいつつあるしるしを見たと申すは、
いや、お若い、お若い」

私は少し体力が落ちたかな、という程度。
でも、筋肉は以前より一番しっかりして、運動性は今が絶好調。
老いを感じさせるような低下はまだ経験していません。
睡眠と毎朝15分のストレッチを健康のバロメーターにしています。
若いときから睡眠は終始快調です。
電気を消して目をつぶったら、ストンと深い睡眠に落ち、
2度か3度、小用に立ちますが、かならず一緒に目を覚ました娘、
静の夜食(乾燥)を少量上げて寝室に戻り、即時入眠し、
朝すっと目が覚めると即座に、意識は清明になります。
睡眠時間は通常5時間半で、多くて6時間弱。
でも、起きている限りは、たいてい、眠気を催さず、
夜も朝もあくびをしません。
このあたりのメリハリの良さは誰にも負けません。
ずっとこの調子が何年も続いています。
若さの証明ではなく、ただ私の心身状態が良好なだけかも?
でも、毎日の活動を支えてくれていることは確か。

ストレッチはかなり激しいメニューです。
すべて全力を挙げて、数を数えながら、休みなくこなします。
たとえば、腹筋体操などをやると、体調が分かります。
よく考えてみると、丸20年休みなく続けてきましたが、
どんどん力感が増してきました。
今が絶頂という感じ。
友人たちにも勧め、このブログでもかなり頻繁に勧めています。
さて、どれだけの人が私の勧誘に乗ってくれているか?

もう一つの健康バロメータは歩行。
歩きながら、体にどこか重さを感じたり、と、
歩行そのものを意識すると、体の疲れが分かります。
快調のときは、歩いていることを忘れるものです。
絶好調のときは、帰宅するまで、足のことを忘れています。
翌日に一切残りません。
このあたりのピークもまた近頃になってのことです。
105歳まで元気で生きるためには、まだ何十年もあるのですから、
秋山小兵衛のように、目眩を感じたり、
なんて横道逸れるわけには参りませんねえ。




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by hologon158 | 2018-05-04 11:15 | ホロゴン外傳 | Comments(0)