わが友ホロゴン・わが夢タンバール

カテゴリ:ホロゴンニュース( 183 )

754.00 ホロゴンニュース4「2018年10月23日前田義男写真展 Inland Sea」


11月23日土曜日、写真展に参りました。
京都三条サクラヤビル6階のギャラリー古都。

   前田義男写真展
     「Inland Sea
      -時はゆっくりと流れて-」

私の古い友人です。
若いときから、写真の天分に恵まれて、
すてきな写真を撮り続けるアマチュア写真家でした。
「才能は天分。
才能がなければ、努力しても多寡がしれているよ」
そう、私に悟らしめた張本人が彼ともう一人の友人IUさん。
IUさんは今でも定職を持ち、現役で働いていますが、
前田さんは、すでに退職して、いくつもの写真教室で講師をして、
写真家として活躍しておられます。

もっぱらモノクロームを表現の手段として、
若い頃はまさに類い稀なストリートフォトの名手でした。
その後、都市景観の斬新な切り取りで名声を上げ、
プロ作家となってからは、これまでの修練の成果を駆使して、
人間を取り巻く環境を切り取った一連の作品群を組み上げて、
静謐の気配を表現する、独自の境地を熟成させつつあります。

作家のお許しを得て、持参したレンズで十数枚ピックアップして、
彼の独特の作風をブログ上で再現したいと思ったのですが、
持参したのはホロゴン15㎜F8。
開放値がF8だけに、暗い会場で撮った写真はざわめきに満ちて、
とても彼の個性溢れる作品展のエッセンスを伝えることは無理。
やむなく、私が愛してやまない一枚だけ紹介させて頂きます。

ただし、念のためお断りさせていただきます。
ホロゴンというレンズは、バロック的な過度の誇張の名人です。
ギャラリーのスポットライトの反射も写真画面に入り込んでしまい、
このレンズで前田さんの作品の静謐性を再現するのはとても無理。
ここでは、前田さんの作品の舞台を私がホロゴンで撮ったら、
こんな風になるかな、という試み、そうお考えください。




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by hologon158 | 2018-11-23 23:22 | ホロゴンニュース | Comments(0)

748.00 ホロゴンニュース3「2018年10月21日成田順子創作人形展」命溢れる天童たち




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昨日、思いもかけないアートに出会いました。

成田順子創作人形展 
天夢のおとずれ

実は、私たち写真仲間のリーダー、写真の師匠である、
写真家、コピーライターの林孝弘さんの妹さんなのです。
冒頭に掲載しましたパンフレットは林孝弘さんの製作です。
建仁寺の本坊の小書院で10月28日まで開催されています。

林さんの文章をまずお読み下さい。

「かぐわしき楽の音を響かせて、天上から降り立った
風神・雷神・龍神...
さまざまな神や童、幻想のけものたち。
成田順子の豊かな想念から生まれ、
稀少な古裂や装飾品と巧みの手によって創り出された、
清らかで高雅な人形の数々が
風神・雷神図を所有する、秋の名刹に集います」

主に幼い童たちが主人公です。
粘土で、モデルなしに創り出された人形なのですが、
どう観ても、人形ではありません。
そのまま生きています。
ほとんど同じ風貌ですが、一人として同じ表情はありません。

ときには初々しい表情の生身の幼童。
ときには神々しい霊性を帯びた神秘の存在。

支えなしに、しっかりと自立しています。
ただ立っているだけではなく、
超越世界から現実世界に降り立った聖なる存在、
そう思わせる、不思議なたたずまいをたたえつつ、
そこに静かに佇立しています。
その雰囲気が、夢と現実の狭間の印象を生み出しています。

パンフレット表の「青龍」は中国の伝説の四神の一人。
この四神が、作りの豪華さ、入念さ、完成度の高さ、
内からわき上がって来る精神性の高さにおいて、
ひときわ群を抜いていて、
どうやら、本展のクライマックス的存在とうかがわれます。

でも、私のお気に入りは、別。
不動明王の脇侍である、八大童子うちの二人、
矜羯羅童子(コンガラドウジ)と制吒迦童子(セイタカドウジ)。

奈良市の北当尾(とうの)の里に所在する古刹、浄瑠璃寺に、
見事な不動明王三尊像があります。
私はその脇侍である上記の二童子をこよなく愛しています。
とくに右側の矜羯羅童子の愛らしく、敬虔な表情は絶品なのです。
幾たびにわくわくした気持ちで面会し、うっとりしたものです。

成田さんの矜羯羅童子と制吒迦童子はぐっと小さく可愛いのですが、
その表情の豊かさ、愛らしさ、確かな生命感は全然負けていません。
浄瑠璃寺の矜羯羅童子もその合掌する両手の表情が絶品ですが、
成田さんの矜羯羅童子の合掌も、指先だけが触れ合うだけで、
ちょっと浮き上がる両手の表情がなんともいじらしく、
溢れんばかりの敬虔な思いをたたえています。

「成田順子 人形」でグーグル画像検索していただきますと、
成田さんの過去の作品の一部がご覧頂けます。
これらの小さな写真からは、
今回の作品群が醸し出す、言い知れぬ神秘性、精神性を
うかがい知ることはとても無理ですが、
一個独特の境地にある作家であることはお分かりいただける筈。

もし関西にお住まいであれば、
ぜひ、京都建仁寺においでください。
偉大な画家たちのふすま絵が部屋部屋を埋める仏閣のただ中に、
小粒ながら、深い精神性をたたえた人形たちが、
けっして劣らない存在感に包まれて、静かに佇立する、
不思議な空間!
すべてが浅薄で一過性の域を出ない自称アートが氾濫する現代では、
滅多に出会うことのできない正真正銘の芸術を味わって下さい。






by hologon158 | 2018-10-22 14:31 | ホロゴンニュース | Comments(0)

667.02 ホロゴンニュース2「2016年11月25日日高紀志子さん、最後の写真展なの?」


伊藤五美作陶展の後、河原町のギャラリー古都に移動。
日高紀志子さんが第24回目の写真展を開催しておられます。
伊藤さんが30回目、日高さんが24回目、というのですから、
お二人とも作品展が生涯における頂点を刻む里程標だったのでしょう。

「私の出会った子供達」

後でごらん頂きますが、
子供達の自然な姿を写し止めた絶妙の写真群が並びました。
会場で頂いた葉書にこう記されています。

「いつの頃からか、写真を撮るようになり、
数えてみたら35年になっていました。
先生にも付かず、クラブなどにも属さず、
一匹の小リスのように、チョロチョロと撮り回ってありました。
そして、いつの間にか写真展をするようになり、
今回で24回目になりました」

昨年の写真展で、2016年が最後の写真展になるとお聴きしました。
銀塩のペーパーがなくなるから、ということです。
銀塩でお撮りになる日高さんにとって、デジタルプリントは耐え難いのです。
現代のデジタル写真家の場合、プリントそのものが無縁になりつつあります。
フォトコンテストも、データで出品する時代なのですから。
私自身、デジタル写真に移行し、
写真教室に持参する以外にはプリントなどしません。
それだけに、日高さんの潔い志、生き方には深い感銘を受けます。
並んだ写真も、様々な時期に撮ったとは思えないほどに、
作品の質も、プリントの仕上がりも見事に揃っています。
日高さんが写真家として終始揺るぎない姿勢を保ってこられた証左。
コンテストなどに出さず、ご自分のコンセプトで作品展にまとめる、
まさに古典的な写真家の志を貫いてこられたのです。

私は、人に見せるための効果を上げるように、
さまざまに工夫された写真が大嫌い。
そのような方向で努力すればするほど、
待ったり、狙ったり、演出したり、作ったりすればするほど、
撮影者の感性、人柄から遠のいていきます。
その場に心を奪われ、感動し、喜んでいる自分が消えていきます。
日高さんの子供達の写真すべてに、
日高さんの子供たちへの関心、愛情に満たされています。
子供達の一番輝いていた瞬間に立ち会われた、という感じ。
心が洗われますよ。

24回の写真展のプリントは全部残されているそうです。
ぜひ、これからも切り口をさまざまに変えることで、
私たちを喜ばせ、啓発してくれる写真展が幾度もできる筈です。
第2の人生の生き甲斐をさまざまに創造していかれるでしょう。
その一つとして、写真展も続けていただきたい、
これが心からの願いです。

日高さんは私のブログもご存じで、
ブログ上でいつもしている報告を楽しみにしていただいています。
お許しを得て、私の好きな写真を撮らせていただきました。
なにしろ開放がF8という暗いホロゴン15㎜F8Uで、
ロボグラフィと同じ撮り方、ヒットエンドランで撮り、
そのうえ、私のブログの濃度に統一しましたので
日高さんの作品の香りから遠くなってしまった感じです。
12月6日まで続きます(ただし、11月30日は休館)。
でひ、会場に足を運ばれ、銀塩プリントの香り豊かな味わい、
日高さんの魅力溢れるお人柄に触れてください。





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by hologon158 | 2016-11-27 13:51 | ホロゴンニュース | Comments(2)

667.01 ホロゴンニュース1「2016年11月25日伊藤五美作陶展で出会ったのは?」



11月25日金曜日、京都に参りました。
伊藤五美作陶展
堺町画廊(京都市中京区堺町)
残念ながら明日まで。
伊藤さんは生活の中で使う陶磁器を作り続けてきた作家です。
この画廊での毎年の作陶展は30回目だそうです。

私は、20年ほど前でしょうか?
京都府北部の日本有数の原生林芦生の森を見学したとき、
ボランティアガイドを務めておられた伊藤さんと知り合いました。
たしか互いにライカを胸にぶら下げていたことがきっかけ。
それ以来、何度彼の作陶展を拝見したか、数えていませんが、
80%ほどは拝見したと思います。

作家のお許しを得て、私が気に入った作品を末尾に並べてみました。
男らしい人物にふさわしい雄渾さと、
ふさわしくない繊細さとが見事に溶け合って、
生活の中で使うものばかりなのに、どれも皆、まさにアート。

私は陶磁器の趣味はありませんが、いつも心に決めています。
「ああ、これはいい! 欲しい!」
そう心にパチンとスイッチが入ったら、頂いて帰ろう。
ところが、ほとんど毎回、スイッチが入ってしまいます。

今回は、拝見し始めて、いきなり、
「パチッ!」
小振りのお茶碗。
ご飯にもお茶にも使えます。
若狭の上り釜で焼かれたもので、
かぐわしい香りがほのかに立ち上っている!
妻が近頃ご飯を減らしているので、
お茶碗が合わなくなって来たところです。
これなら、おいしさが倍増しになる!
だんだんと人で混み出しました。
ぐずぐずしている間に横取りされてはならぬ、と、
さっさと「これ、頂きます!」

じゃ、釣り合いをとるためにも、お前の分は買ったのか?
というご質問がありそうですが、
もちろん、買っていません。
それしきで釣り合いが回復できる関係じゃございませんので...

おかしいですねえ。
妻は、私が伊藤さんの器を持ち帰るたびに、
「かならず割ってしまうから、使わないでおこう!」
さっさと飾り棚に陳列してしまうのです。
ところが、今回だけは違いました、
ただちに一言、
「洗うとき、絶対に割っちゃだめよ!」

あなたの心にも「パチッ!」とスイッチが入るかも知れませんよ。
明日一日ですが、京都近隣の方にお勧めします、
午後6時までに是非おいでになって下さい。





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by hologon158 | 2016-11-26 19:18 | ホロゴンニュース | Comments(0)

601.02 ホロゴントラベル23「2015年3月26日香格里拉を出たバスは一路麗江へ」2 新旧対比



前回は、10枚だけの1回シリーズと書きましたが、
その後に見つかったスピードパンクロ28㎜F2の26日写真を、
前回の後に同一シリーズとして続けることにしました。
宝山石頭城の光景から始まって、
香格里拉に車で向かうまでの20枚を皮切りにしましょう。




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YouTubeでさまざまなジャンルの新しい音楽家たち、
アーチストたちに接することができます。
みんな実に巧い!
あきれるほど完成された演奏をします。
さまざまな教育メソードが発達進歩したせいもあるかも知れません。

でも、過去の偉大な音楽家たちの演奏に接すると、
もうあきません。
まるで違います。
なんでだろう?

今、ふっと思い当たったことがあります。
本質的な違いは別として、
実は、私が接している音楽家の層がまるで違うことに気づきました。
過去の偉大な演奏家たちの陰には、現代ほどではないにしても、
やはり数知れない準一流、二流、三流の音楽家たちが居た。
彼らの演奏は当然ながら淘汰されてしまって、
現代の私たちが接する機会がありません。
ところが、現代の演奏家たちの演奏は、
猫も杓子もさまざまなメディアで記録され、
私たちの目に留まることとなります。
いわば、準一流以下の音楽家たちが
歴史の流れに淘汰される前の玉石混交のごった煮鍋をつついている、
それがYouTubeであり、コンサートなのです。
カザルスやマリア・カラスと比較されてはたまったものじゃありませんね。

でも、当然ながら、それだけではありませんん。
教育メソードなどほとんどない時代の演奏家たちは、
自分で四苦八苦して理想の演奏を生みだそうとしました。
ドリルで削りだした氷の彫刻と、
1本の木から彫刻刀、鑿で削りだした一木彫りの彫像との間にある差、
これに近い、超えることのできない懸隔があるのではないでしょうか?

いつものことながら、写真にもそれが見事に当てはまります。
現代の超高性能カメラで瞬間オートフォーカス、
4000分の1秒で撮ったスナップ、もちろん、見事です。
でも、どこか不自然、と感じるのは私だけでしょうか?
どこか人間が凍り付いている気配をどうしても感じてしまうのです。

ミリの名作があります。
髭の画家ダリ、猫、バケツいっぱいの水が空中に止まっています。
これはアートです。
でも、けっしてスナップではありません。
カメラ、レンズが作り出した、
肉眼では捉えられない瞬間のイメージアート。
現代のデジカメが作りだすストリートスナップのほとんどは
これにそっくりです。
人間がその直前まで動いていて、
撮られた次の瞬間にはまだ動いていってしまった、
そんな生の瞬間の切り取りとはどうしても見えないのです、
私には。

ストリートスナップとは人間の営み、動き、
人生に対する洞察と類まれな写真的才能とが生み出す記録。
でも、今のスナップのほとんどは超高性能カメラを持てば、
初心者でも撮れる類の写真がほとんどです。
アマチュア写真家の中には、カルティエ=ブレッソンなんて時代遅れだ、
俺たちはカルティエ=ブレッソンや木村伊兵衛の水準を遙かに突破してしまった、
そう豪語する人が居ます。

じゃ、ライカM3にズミクロン50mmF2を付けて撮ってみなさい。
それでも、カルティエ=ブレッソンを凌駕するような傑作を撮ってみなさい。
それができたら、脱帽します。
それができないのなら、新型デジカメを次々と買い換えるんじゃなくて、
自分の人間を磨きなさい、
そう言いたいですね。

(この種の方は、誰にも喜ばれないロボグラフィなど無関心なので、
私のブログにはこんな方は絶対に来ないことをたのんで、
言いたい放題させていただきました。
あなたの近くにも、そんな人がいるんじゃありませんか?)
by hologon158 | 2015-06-02 15:00 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.10 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)10-完-書き捨てブログ



5月30日土曜日、
午後は、鶴橋から徒歩20分程度南西に言ったコリアンタウン、
御幸通りに参りました。
先行していたINさんが行き来をしているブロガーの方に、
偶然公園で遭遇したのだそうです。
紹介しましょう、と連れて行ってくれました。

私たちと同年輩の男性でした。
話をする内に、私の胸のカメラに目を留めて、
「それはなんですか?」
カメラのボディの前面よりも底に沈んでいるレンズ。
初めてご覧になった方はちょっと驚かれます。
「 ライカMマウント用のホロゴン15㎜F8ですよ」
と、ひとしきり、レンズの素性を説明しました。

すると、この方、
「私もホロゴンを使う方のブログを見ています」
「わが友ホロゴンですか?」
「そう、それです」
「それって、私のブログなんですよ」

どなたもそうなのですが、ブロガーはたいていナイーブ。
けっして「どう、私のブログ、面白いですか?」
などとは尋ねません。
私の場合は、それどころか、即座に続けます、
「私のブログ、ただの写真倉庫で、ただの日記なんですよ」
「私、文章読んでます」
こんな方にはほとんど出会ったことがないので、面食らいます。
ますます、一目散に逃げの一手、
「あれ、みんなボケ防止の書き下ろしなので、
まともに受け取らない方がいいですよ。
きっと間違いだらけですから」

それにしても、本ブログに来る方に出会うなんて、奇跡的。
もう一人、暇と見えて、時々本ブログをのぞかれるのが、
写真家の林孝弘さん、
「1回聴きたかったんだけど、
どうして、同じ写真が入ってるの?」
「ハハハッ
あれは間違いですよ。
20枚とか30枚の写真を一番後ろから降順にアップします。
一挙にアップできないのです。
30、29、28、と数えながら、面倒な動作をしなければならない。
深夜に作業するときなんか、稀に、こくっと居眠りしてしまいます。
すると、ときどきダブってしまいます。
30枚なんかアップする作業が終わると、もういい加減いやになって、
気づかないでそのまま記事にしてしまうことがあります。
たいてい二度と見返しませんから、そんなことが起こるのです」

こんないい加減なブログには、いい加減にちらっとのぞいて、
すぐ別のブログに飛んでいってしまう、
そんな方ばかりでしょうから、別に誰もお構いなしというわけです。

要するに、私のブログは、たしかに倉庫なのですが、
本当のところは、日々の生きる努力の一つなのです。
これをやることで、日々なにかを蓄積でき、
生き甲斐を感じることができて、しかもボケない。
そんなエクササイズ。

だから、そんなブログにおつきあいされる必要はありませんよ。
私が書くことの80%はデタラメな思いつきで、残り20%はプライベート。
写真は全部、私の独自の速記法で書かれた、人生の記録。
そんなブログは無視しちゃいましょう。
もしお気に入りに登録していたら、抹消しちゃいましょう。

私がブログを公開している理由は、
誰かが見るかもしれないという可能性の自覚から生まれる緊張感が、
私の襟を正してくれる、姿勢を直してくれるからであって、
現実にどなたかがおいでになる必要があるわけではありません。
ブログ開始後1年も経たずして、
アクセスリポートは絶対に見ないと決断したのはその理由から。

誰も来ていなかったら、緊張感がなくなります。
誰か来ていて、それが100人とか200人だったら、もういけませんね。
そんなに沢山の人が来てくれるのであれば、
そんな人たちに喜んでもらえるように、もっと努力しなきゃ、
なんて、無用で重荷になる考慮が生まれてしまうでしょう。
私も人間ですから。

今、平行して本ブログと「レンズ千夜一夜」と、
2つのブログを楽しんでいますが、私が重荷を感じることなく、
ブログ生活の醍醐味を満喫でき、
モチベーションも失わないでおられるのは、
まさに私のブログがほとんど人の来ない辺土ブログだから。

私は、一度決めたことは変えない性格なのですが、
これが自分の職務遂行にも人生にもどんなに役立ったか、
計り知れないと思っています。
一杯失敗したでしょう。
ところが、絶対に悔いない、へこまない。
なぜって、今からだけが現実の人生なのだから。
ブログもそうです。
これから、写真で、文章作成で、どれだけ楽しめるか?
そう考えると、ますます心が躍る思い。




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by hologon158 | 2015-06-01 22:49 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.09 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)9 日本の再生



6月に入ってしまいましたね。
先週5月24日は3か月ぶり診療所でルーチーンの診察を受けました。
血液検査をほぼ1年ぶりに受けることとなり、
3本分採血しましたが、看護婦さんがちょっと手間取っているので、
血液チューブを注射針の本体から抜き取るのを手伝いました。
こんな患者さんはあまりいないようで、ちょっとびっくりされました。

医師から尋ねられました、
「足がむくんだり、疲れたりすることはありませんか?」
「ありません。
一日中歩き回りますが、足が疲れたなあと感じることはありませんし、
翌日に疲労が残ることもありません、
まあ、ほとんど絶好調です」
診察の度にこんなことを言う患者さんは少ないでしょうね。

それにしても、診療所の待合室においでの受診者の平均年齢は、
間違いなく70歳を超えています。
完全な老人社会ですね。
社会というものはまさに「因果は巡る火の車」ですね。
第二次世界大戦後、
何百万という働き盛りの男性を一挙に失った日本社会は、
アメリカの傘の下で、生めよ殖やせよの生産社会となり、
これが高じたあげくに、一人っ子社会に移行し、
さらには、生めよ殖やせよの号令でこの世に生まれた若者たちが
ついには老人層に移行してしまいました。

アーサー・C・クラークのSFに
「地球幼年期の終わり」という名作がありますが、
ああ、我が国も、哀れ、「日本幼年期の終わり」に?
これから30年後、「生めよ殖やせよ世代」が死滅したとき、
日本はどんな社会に移行するのでしょうか?
あと少なくとも30年はピンピンと生きて、
それから生まれ変わりますので、
30年後がちょっと心配。

滋賀県には廃村など稀だったのに、
廃村が次第に増えているそうです。
30年後には、無策のままだと、日本全土を廃村が埋める、
そんなことになりかねません。

自民党政権は中国との戦争も辞さずという構えですが、
現在の一極集中で本格戦争に突入したら、
東京の中枢機関、新幹線、軍港、飛行場、原発と、
隠れも無きごく少数のポイントをミサイル攻撃されるだけで、
すべての経済、軍事活動は終焉を迎えて、
たった一日で敗戦を迎えることとなります。

大阪都はあくまでも大阪の活性化、再生という、
ミクロの視点から構想されたので、失敗に終わったのでは?
日本全土の活性化、再生という視点で、
本気で日本全体のあり方を考え直す時期に来ている、
そんな感じがします。
このネット社会にこの狭い国土なのです、
あらゆる政治経済商業軍事、そして生活ポイントを、
徐々に全国に分散することで、全国を活性化し、
安全化し、国家を再生することができる、
そんな風に思うのですが..........




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by hologon158 | 2015-06-01 11:48 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.08 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)8 稀有のアート



子供の頃、絵の時間に、
幾度かポスターを描かされたことがありましたね。
そのたびに、子供心に考えました。
誰もがあっと驚くような、そんな意外な絵を描きたい!
でも、できたものはいつも平々凡々の絵でした。
詰まりませんでしたねえ。
子供心に、自分にはアートの才能など欠片もないことを、
幾度も幾度も悟らされたからです。

ただし、一度、大変に高い評価を受けた絵がありました。
中学時代です。
民家が埋める丘の斜面の写生。
細筆で克明に根気よく描き込んだ絵でした。
校長室の入り口近くの壁に張り出されました。

今から考えると、評価されたのは、
アート的なセンスではなくて、私の根気と努力でした。
「辛抱強くがんばりましたね、ご苦労さん」
なんのことはない、美術の先生も私も、
アート的センスとは縁遠い人間だったのでしょう。
それとも、その頃、生徒の絵にろくなものがなかったのかも?

でも、なぜかアートへの傾斜だけは、
私の心にいつしかしっかり根付いたようです。
長年さまざまなアートに接してきて、私が得た結論、それは、
がつんと私の心にぶつかってきたり、
私の心を夢と喜びと憧れに一杯にしたり、
ああ、生きててよかったあ、そう思わせたり、
さらには、一瞬にして、心がわっと膨れ上がり、
なにも言えない状態に放り込まれてしまう、
そんな一瞬に襲いかかる衝撃の体験、
それがアート体験であり、
そうでないものはただの芸術鑑賞にすぎない。

前者が私にとって正真正銘のアートであり、
後者は世間にとってのアートにすぎないということ。
美術にせよ、音楽にせよ、彫刻にせよ、建築にせよ、
衝撃体験をさせてもらったものはせいぜい2、3年に1度でしょうか?
これだけが、私にとって稀有のアートです。

もっとも、そこまで行かなくても、
見た瞬間、これはすごい、そう思わせられる体験もあります。
これもまたアートなのでしょう。
でも、こんな風に体験できないものは、
私にとって、ほとんど無に近い、無縁の存在。
そうでなくても、時間が足りないのが人生です。
無縁の存在とおつきあいする時間はありません。
こんな気持ちで生きています。

結局、自分ではそんなアートを生み出すことはできなかったとしても、
不服はありません。
私にとって正真正銘のアートに出会ったとき、
それと知るだけの感受性だけは天から授かったのですから。





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by hologon158 | 2015-05-31 18:57 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.07 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)7 Yoshii9



24日日曜日、ダイニングの衣替えを娘婿に手伝ってもらいました。

80キロほどもある厚さ10cmを超える堅い一木材の
ちょっと巨大な座敷机を隣室に二人で運びました。
危険なので、孫二人をまず運び出して、安全な場所に移してから作業。
ちょっと持ち上がらないほどの重さをなんとか必死で持ち上げての難行苦行。
重い部屋いっぱいに近い絨毯を、ソファー2セットを載せたまま引っ張って、
位置を調整しなおし、再び、隣室から座敷机をよっこらさと運び、
さらにオーディオセットの位置をセットしなおして、と、大変な作業の連続。

ようやくほぼセットできた、一安心というところへ、
1歳直前の孫プリンセスが高速ハイハイでオーディオラックに接近。
重いラックを支えに立ち上がり、ついふらっとしたら、
タイムドメインの無指向性スピーカーYoshii9に
背中をちょっとぶつけました。
すると、かなり重い柱状スピーカーがグラッ!
とたんにママが、
「やめて!
そんな危険なところに置かないで!」

赤ちゃんと言っても油断できません。
なにしろ10キロ近くに育っています。
一方、Yoshii9はたった9キロしかないうえ、3本足で立っている。
これでは、プリンセスの寄り切り勝ち!

これでまた課題が一つできました。
Yoshii9の安全化。
結局、孫プリンセスのパパと協議の上、
臨機応変型対応で意見が一致しました。
ちびたちが来るときだけ、壁にロープか細鎖でしっかり固定します。
音楽を鳴らすときには、Yoshii9を少し部屋の中央側に移動させます。

無指向性ですが、天上に向かって音波を発信して、
天上からバウンドさせる方式です。
部屋の隅ではどうもサウンドが寸詰まりに聞こえてしまいます。
バウンドする壁が直角に曲がっているせいではないかと思うのですが、
気のせいかも知れません。
いずれにせよ、体感的にせせこましいサウンドになっているのですから、
できるだけ部屋の中側に置いて鳴らしたい。

でも、そのままでは、我が子たち(猫ですが)、
その極細のケーブルをミミズに間違えるようで、
あっという間に噛み切ってしまいます。
音楽を聴くときだけ移動させ、
裸出したケーブルを上から鞘状の覆いで保護します。
音楽を聴き終えたら、Yoshii9を部屋の隅に移動させ、
スピーカーケーブルは安全な状態に仕舞いこみます。
なかなかやっかいなものです。





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by hologon158 | 2015-05-29 22:41 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.06 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)6 戦馬奔騰



5月25日付虹先生のレッスンは、
「草原昇起不落的太陽」
さまざまなテクニックとテンポの組み合わせがあって、
とても美しい曲です。

私のレベルでは難しすぎます。
でも、これを克服する努力で、なにかが身について、
もっと背丈にあった曲をきれいに着こなせるようになるかもしれません。
結局、どんな曲も歌にならなければなりませんね。
たどたどしく、ぶり切りでは、聞いてもらえません。

揚琴は、左右のスティックで演奏します。
この左右のスティックが主役、脇役を交代で担当するのが、
原則的な演奏方法です。
つまり、ピアノに似ています。
そのためには、左右のサウンドが正しく浮かび上がらなければなりません。

「草原昇起不落的太陽」は次回に持ち越しとなりました。
克服すべき課題はたっぷりあります。

来月は、私の都合で、揚琴レッスン日を第3、第5に移していただきました。
これで3週間空きますので、たっぷり練習しなければ。

もう一つ宿題ができました。
私の二胡伴奏レッスンの師匠陳少林先生が付虹先生に、
私の伴奏課題となる曲の楽譜を依頼され、その楽譜を今日頂いたのです。
「戦馬奔騰」
二胡の若手人気奏者陳軍のお父さん陳耀星の作曲です。
最初から最後まで騎馬戦が続きます。
二胡のリズムにしっかりと追随しなければなりません。
私の一番不得意とするところ。
でも、だから練習課題としては最適かも知れません。
これから数年、この曲と一緒に生きていくことになります。
わくわくしています。

残念なことがありました。
私と同じ揚琴の生徒さんのおひとりが膝を傷めて、
当分お休みされることになったのです。
治癒困難なのだそうで、
これから膝の痛みをどうやって軽減していくのか、
こちらも人生の大きな課題を抱えられたようです。

先生もおっしゃいました、
「私もこのごろ、膝がちょっと痛い」
私、いつもの持論をお勧めしました。
「明日から、朝起きたら、
ベッドの上で自転車漕ぎを5回だけしてください。
翌日から1回ずつ増やして、30回位で止めて、
毎日毎日かかさず、自転車漕ぎを続けてください。
他にもいくつか自分の弱い関節を運動させるような運動を
自分で考案してください。
要は、毎日かかさず続けること!
そうすれば、絶対に疲れない体にいつかなります。
疲れても、翌日には直る体に。」

私は約25年間続けてきました。
始めたら、大切なことなら、絶対にやめない。
人間は90歳になっても体と知能は鍛えれば成長する、
そう言われています。
じゃ、90になっても、やめない!
これが私の持ち味であり、持論でもあります。




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by hologon158 | 2015-05-29 14:48 | ホロゴンニュース | Comments(0)