わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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727.01 ホロゴン外傅229「2018年2月13日エルマジ95㎜f2.4が奈良町を過ぎて」1 21世紀のトロイ


前にも書きましたが、
いくら考えてもよく分からないことがあります。
トルコのギョベクリ・テペ遺跡のことです。
1万年以上前の神域らしい遺跡群が発見されました。
YouTubeで検索されると、沢山の紹介ビデオが見つかります。
シュメール、アッカドが人類の文明の始まりだと、
歴史学は断定して、その事実を基礎に、人類の歴史を考えてきました。
私たちもそう習いました。
じゃ、ギョベクリ・テペはなんなのだ?

歴史学者たちは、その傍らで、シュメール、アッカド、エジプトの
突然の文明の開花を準備する先行プロセスが見つからないことに、
居心地の悪さを感じてきました。
楔形文字やヒエログリフには、
そのような文字体系への進化プロセスの痕跡がまったく見つからないのです。
近ごろ、シュメール、エジプトでも、文字の前段階のような記号が見つかり、
楔形文字やヒエログリフはその地その地で創造されたのだと、
学者たちは唱え始めているようです。
でも、そうした記号と楔形文字やヒエログリフとの間の進化プロセスとなると、
一切そんな形跡がみつかっていないのに、どうしてそう言えますか?
坊やにお正月のお年玉を500円上げます。
半年ほどして、坊やの机の引き出しに5千円札が見つかります。
坊や、「引き出しに大事に仕舞っておいたら、増えたの」
誰が信じますか?

シュメール、アッカド、エジプトの巨大建造物についても、
それに先行する準備段階となるような同種の遺跡が見つからない。
エジプトの大ピラミッドに先行するとされるピラミッドは、
似ても似つかぬ稚拙な作りです。

だから、文明は突如いきなり成立したかのようにして、
進化プロセスの解明は一切省いたまま、
歴史学は築かれてきました。
そうした文明に先行する文明の存在を示唆するような遺跡は無視され、
あるいは、単なる単発的なローカルのデータとされてきたようです。

でも、ギョベクリ・テペ遺跡は歴史学の常識を完全に覆してしまいました。
まだ全貌は判明しておらず、1万年前の前後にわたって作られたこと以外には、
誰が、なんのために、どのように制作したか、判明していません。
でも、どう見ても、宗教的に、あるいは政治的に重要な意味があったこと、
制作するためには、かなり高度な思考力、知識、企画力、実行力のある組織が
必要だったことは間違いがありません。

不思議です。
シュメールの都市文明は紀元前3500年頃に始まったとされます。
ギョベクリ・テペはそれよりも約7000年もさかのぼるのです。
まだ文字は発見されていないようです。
でも、文字がないのに、神域を建設できたのです。
南米アンデスのインカやその先行文明はどうやら文字を持たなかったようです。
でも、人類の驚異のと言うべき偉大な都市、建造物を生み出すことができました。
つまり、文字がなくても、もしくは、ないからこそ、
思考力も記憶力も、文字文明の人間には考えられないほどに、
深遠かつ広大なものとなっていたと考えられます。
つまり、文字がないことは欠如ではなく、単に不要だった。
人間は記憶と思考によってすべてを把握し、管理し、計画し、実現した。

でも、そのように考えても、ハイ、それで納得しました、
ということはとてもできませんね。
ギョベクリ・テペにしても、重さ何トンという巨大な板状の柱を建て、
周囲に石壁を巡らしています。
そんな石は、近くに発見された石切場で切り出され、
現場に運ばれたのです。
知的なデザイン設計に基づいて、石は加工され、配列されたのです。
たったひとりの人間にできるわけがありませんから、
ある集団がたがいに分担しあって実行したのです。
文字が無くても、言葉で意志を統一しない限り、工事は不可能。
言葉によるコミュニケーションがあり、
一定のデザインに基づく一致協力した工事施工がなされたのです。
安定した食料、工具等の資材を供給するルートもあったのです。
すでに、社会があり、このような巨大なプロジェクトを実現するための、
組織と言葉と道具があった、としか言いようがありません。
なんのためにこのようなモニュメンタルな建造物を造ったのでしょう。
日々の生きるためのものではありません。
宗教もあり、思弁もあった!
これら全体がすでに一種の文明、文化の成熟を証明しています。

ということは、私たちが教えられてきた文明の発祥学説は、
まるででたらめ、無根拠の憶説に過ぎなかったのです。
人類の歴史は、私たちが知っているよりもはるかに淵源を遡り、
未知の豊かな歴史を秘めているのです。
遺跡がないじゃないか?
地上にある限り、実のところ、時間の経過とともに、
文明の所産はすべて消滅してしまいます。
金属も含めて、いかなるものも時間に対抗することはできません。
発見された遺跡、遺物は、いわば奇跡的なほどの幸運な条件のおかげ。
でも、そんな幸運のおかげで、
至るところに未知の遺跡が見つかりつつあります。
歴史学者たちは必死に抵抗し、無視しようとしています。
史学における既成のエスタブリッシュメントの足もとが崩れつつあり、
史学の基礎となる思考体系そのものが無意味になりつつあります。

かつて「イリアッド」は完全な架空の伝説、そう信じられていました。
ハインリヒ・シュリーマンは、実在の記録と確信して、
トロイの遺跡を発見、発掘しました。
ギョベクリ・テペは21世紀のトロイなのです。



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by hologon158 | 2018-06-24 12:06 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

726.06 ホロゴン外傅228「2018年2月2日スピードパンクロ35㎜F2が平野に出没」6 時代遅れ


6月21日木曜日、
写真家吉田正さんの写真教室でした。
時代はどんどんと変わりつつある!
こう感じさせられることが余りにも多い、この頃ですが、
今回の教室で、
写真世界も、そうした時代の潮流が怒濤のように押し寄せ、
写真という独特の表現手段が大きく変わろうとしている、
そんな実感を強く抱かされました。

昔から、議論がありました。
写真は記録なのか、それとも表現芸術なのか?
私も、気がついてみたら、写真を趣味としてから、
40年を軽く超えてしまいました。
私は終始、写真は記録であり、ドキュメンタリーである、
そう考えてきました。

誰かに写真芸術として表現したい、という気持ちは、
最初からありませんでした。
私の体験のビジュアルな倉庫、そう考えてきました。
だから、たとえば、モノクローム専科が12、3年続き、
終始自分で現像引き伸ばしを楽しんできたのですが、
フィルムはあっさりと現像し、
伸ばしも、覆い焼きや焼き込みなどのテクニックは使わず、
あっさりと焼き付けるだけに止める主義を通しました。
自分が体験したイメージを写真化するとき、
なにも除かず、なにも付け加えない主義でした。

現在、デジタルカメラで撮影していますが、
昔ながらの露出補正だけ使って、開放オンリーで撮影。
そのファイルをプリントするときも、
画像処理ソフトはただ一つレベル補正を使い、
濃度を私好みに揃えることしかしません。
もちろんトリミングなど、一切いたしません。
私のように、ブログ倉庫にお好みの写真を貯めるだけ、
という人間には、自分の記録写真をことさら美化したり、
アートにしたりするのは、自分の記憶を歪めるに等しいからです。

もっとも、私の写真もかなり幻想的です。
これは、私が撮影現場で露出補正を自動的に変え、
オールドレンズたちの独特かつ個性的な開放描写と相まって、
私好みのロボグラフィ描写にしているからです。
40数年間たゆまず写真を撮ってきたのですから、
それ位のことはお茶の子さいさい、というところです。
だから、私の写真たちのイメージは私の意図通りなのです。

吉田先生の写真教室でも、一種の二分化が進みつつあります。
撮ったまま、もしくはそれに近い状態で撮っている人、
次々と手の込んだ処理技術を習得して、
オリジナルの写真とはまったく異なる写真世界を展開する人。

吉田先生は元来モノクローム写真の芸術家ですから、
写真教室での講義もアドバイスも、
本来の写真表現の範囲から超えることはありませんでした。
でも、近ごろは、Photoshop等のソフトの使用により、
写真を自由自在に画像処理して作品を創造する方向に、
気がついてみると、かなり重点が移動きたようです。
写真はRAWで撮り、画像処理ソフトで思いのままに現像し、
さらにさまざまに加工することで、独自の世界を創り出しなさい、
そんなスタンス。

変化の典型的な一例はトリミング。
以前は、トリミングをしてみても、
それは、撮影者の意図をそのままでは表現できていない、
ということの実証のためで、
もっともっと頭と心を使って、画面全体で一つとなるよう、
心がけましょう、という指導の方法でした。
今は、自分の意図を明確化する方法として、
余分なものは切り捨てましょうというニュワンス。
デジタルカメラの解像度が超絶的に高まっているため、
画像をどれだけトリミングして、切り詰めても、
画像劣化がないせいでしょうか?

オリジナルの写真画像に手を加えて、別物にする、
それはモノクロームの時代から行われてきたことで、
けっして邪道でも逸脱でもありません。
ですから、上記のようなトリミングはまだ許容できます。
でも、いやしくも「写真表現」である限り、
限度があります。
でも、画像処理によってまったく別物に変えてしまうのは、
写真を素材とする、別種のアートではないか、
私はそう疑っています。
というより、そう確信しています。
そのせいでしょうか?
私は、画像処理ソフトを駆使して作られた写真作品には、
まったく心が動かされないのです。

かなり困惑しています。
どうやら、私は時代遅れ、時代に取り残されつつあるようです。



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by hologon158 | 2018-06-22 23:35 | ホロゴン外傳 | Comments(2)

726.05 ホロゴン外傅228「2018年2月2日スピードパンクロ35㎜F2が平野に出没」5 借金財政


現在、私のマックのハードディスクに入っている写真ファイル2171個の中、
まだブログに掲載していないものは60でした。

つまり、毎日1ファイルを全部ブログに掲載しても、
現在、私の2つのブログ「わが友ホロゴン」「レンズ千夜一夜」には、
隔日ごとに各1掲載、つまり2つのブログで1ファイルずつ掲載中ですから、
少なくとも2ヶ月はかかる計算。

でも、内15個以上は300枚程度以上の写真が入っています。
これらは少なくとも3回分の記事に搭載することになりそう。
つまり、15×2=30回分が加算されますから、
60のファイルを消化するためには3ヶ月程度はかかりそうです。

その3ヶ月の間に、毎週少なくとも2つ、つまり60個のファイルが加わる。
ということは、3ヶ月経って、本日未消化分を全部消化しても、
結局同数のファイルがハードディスクに残されていることになります。
つまり、どこまでも60ファイル、3ヶ月分ほどの滞貨を抱えて、
営々と借金財政を続けるのが私の運命、ということになりそうです。

こうしてはおられませんね。
この記事、今日中にアップしましょう。




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by hologon158 | 2018-06-20 23:35 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

726.04 ホロゴン外傅228「2018年2月2日スピードパンクロ35㎜F2が平野に出没」4 ギコチナイ


6月16日土曜日、
月1回の劉継紅先生の二胡レッスン日でした。
二胡をお聞きになった方は多いでしょう。
でも、ヴァイオリンのような西洋の弦楽器の弦が4、5本から、
さらに多いものまであるのに、
二胡はたった2本、これなら簡単だろう、と、お思いでしょう。
弦が多くなればなるほど、指の移動距離は短くなります。
二胡はたった2本しかないので、
指がそれだけ長い距離飛ばなければならない。
フレットもないので、正しい位置に指を着地させるのも至難。

世界で一番難しい楽器、そう言う音楽家も居ます。
それなのに、なんでそんな難しい楽器を習い始めた?
すべての事の原因と一緒です。
縁、です。

20年ほども前からでしょうか?
中国音楽に魅せられるようになりました。
旅行と映画が縁でした。
十数年前に、閔恵芬さんという偉大な二胡奏者を知りました。
聴けば聴くほどに、二胡に魅せられました。
私はどんどん何かに魅せられる人間などで、
その頃、一足先に別の中国楽器揚琴を習いはじめていました。
揚琴は独奏もしますが、二胡の伴奏楽器として最適です。
だから、最初から、付虹先生に揚琴を習いつつ、
二胡演奏家の陳少林先生に二胡曲の揚琴伴奏を習い始めていました。

私より先に二胡を始めた妻がまさに奇跡的な縁で、
旅先の青森で劉継紅先生を知り、弟子入りしました。
劉継紅先生は上記の閔さんに優るとも劣らない大演奏家です。
でも、これも縁だと思いますが、
四半世紀前に、北京電影交響楽団のコンサートマスターの地位を捨てて、
日本に移住され、東京音大で作曲を学んだ後、
日本人に二胡を教えるパイオニアになられたのです。

7、8年前に北京中央音楽院ホールで開催されたリサイタルを拝見。
会場は満員。
テレビ局も来て、テレビで放映されました。
堂々たる演奏でした。
劉継紅先生の特質は、音楽理解の深さ、曲の理解の深さと、
その理解を演奏の隅々まで活かす表現力、音色の多彩さ、
二胡演奏技術の高さにあります。

日本で巷に名を知られた演奏家たちは、たった一本、
もしくは限られた数の自慢の音色、演奏法だけです。
どんな曲も同じ演奏法一本で通します。
美しい、だけど、退屈です。
左手の動きに注目してみてください。
指を別々に大きく開いて、弦を一本の指で押さえる、
そんな奏法の演奏家がほとんどですが、これは拙い奏法。
日本で一番有名な女性二胡奏者など、素人同然です。
正しい教育を受けていないのです。

日本在住の二胡演奏家たちのCDはたくさん出ていますが、
すべて自家製か無名の小メーカーの製品です。
CBSソニーが作った二胡CDは劉継紅先生の2枚だけ。
でも、先生が選ばれた生涯の使命は、日本に二胡を普及させること。
ですから、二胡教授に徹しておられます。

4年ほど前でしたが、劉継紅先生、
妻がわざわざ大阪から習いに来ているのを気の毒に思い、
大阪にも足を伸ばして、二胡教室を開かれました。
その縁で、私も二胡を習いはじめたというわけです。

ただし、これは少なくとも2つの点で選択ミスでした。

① 二胡という楽器、余りにも難しすぎ!
たいていの二胡の先生は、
美しい音を出すのに必要最小限の技術を教えて、
あとはどんどん曲を弾いて楽しむ、という教授法です。

二胡の技法を現代的に作り上げた大家張鋭ですが、
劉継虹先生は、この張鋭先生のたった一人の弟子で、
中国音楽界の至高の演奏家劉明源先生の愛弟子でもあります。
いわば、二胡の最良の伝統の継承者として、
お二人から最高の技法を吸収し、ご自分でも開発して、
本来の二胡技法をしっかりと日本に定着させたい、
これが先生の志です。

一歩一歩、基本から積み上げることが唯一の二胡習得技術、
そうお考えですから、
初歩から一歩一歩着実に習得させるのが教授法の基本。
基本をおろそかにすると、どこかで確実に挫折する、
そう知っておられるからです。
私も3年目に入っていますが、まだ曲に入っていない!

② 二胡は小手先の技術で弾くものでない。
全身を、適切なやり方でコントロールし、駆使しないと、
本当の音は鳴りません!
私は、一生、いかなるスポーツもせず、旅行と写真と音楽を趣味として、
家に居るときは、書斎の机の前に姿勢を正して座り、読書し、仕事し、
という生活をのべつまくなしに続けてきた人間です。
そのための動きしたことがないので、でくの坊のようなものです。
でも、その事情はスポーツマンや他の楽器演奏家でも同様です。
二胡にふさわしい体の使い方は全然別のものなので、
どんな人も最初から学び直さなければならないのです。
とくにフラダンスのような腰つきまで求められるのですから、
まあ、オールドファッションの本の虫にはとんでもない課題。

ただし、数年前ですが、一つだけ、
二胡学習にかなりアドバンテージとなる動きを学びました。
アレクサンダーテクニック。
音楽家、舞踊家、俳優たちの動作の基本的テクニックです。
本も何冊も出ています。
Youtubeでも学ぶことができます。
あなたが何をしている人でも、これは絶対に役に立ちます。
そのもっとも基本的なテクニックは、モンキー。
どんな体勢からでも、流れるような動きで、次の体勢に移るためのテクニックです。
たとえば、財布が小銭がこぼれ落ち、くるくる回りながら溝に向かって行く。
モンキーテクニックを使うと、すっと体を沈めて、
さっとコインをすくいとり、すっと体勢を元に戻せます。
水銀のような動きです。
これができるようになると、体を動かすことで疲労するということがなくなります。

でも、アレクサンダーテクニックのことは劉継紅先生には一言も言っていません。
「それにしては、ギコチナイ動きはなんなの?」と言われそうで。




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by hologon158 | 2018-06-18 21:34 | ホロゴン外傳 | Comments(2)

726.03 ホロゴン外傅228「2018年2月2日スピードパンクロ35㎜F2が平野に出没」3 第二の人生を


少し前のことになりますが、6月4日月曜日、
陳少林先生の揚琴伴奏レッスン日でした。
いつもの曲を果てしなく繰り返しているのですが、
次第になんとか様になってきた感じがします。
二胡の主奏を揚琴が伴奏するのですが、
伴奏者にとってうれしいことに、
中国音楽の場合、2つの楽器が一緒になることで、音楽になる、
そんな作りになっています。
日本の歌謡曲のように、
伴奏が「ブンチャッチャ」とリズムを合わせるだけ、
というのとは大違い。
そんな曲もないわけではありませんが、
私が自分で課題曲を選ばせてもらえるので、
まともにがっぷり四つに組む曲を選んでいます。
段々と音楽らしくなっていくのがうれしいですね。

ところが、陳少林先生のレッスンの楽しみは、
実は別のところにもあります。
一曲が終わるごとに、二人で夢中に話し込んでしまうのです。
さまざまな話題を話しますが、
今日一番面白かった話題は、二胡の学習の問題。
陳少林先生にもかなりの数のピアニストが習いに来ています。
ところが、ピアニストが二胡を習得できる方の比率は、
これまで楽器を習ったことのない人より低いのだそうです。

二胡は他のあらゆる楽器と違います。
もっとも、実のところ、どんな楽器もそうなのでしょうけど、
二胡は、二胡自体の修得が特別に難しいのです。
たった2本の弦が縦に重なっていて、
間に挿入した弓を押し引きして音を出すのですが、
押し弓と引き弓とでぜんぜん奏法が違う。
2本の弦、内弦と外弦でも違う。
さらに、フレットまでない。
ピアノとはまったく異なるコンセプトの楽器。
ヴァイオリンとは似ているように見えますが、
似ているのはほんの一部で、
ヴァイオリンの奏法は二胡には役立ちません。

プロの音楽家たちは徹底的に心身を一つの楽器に特化しているので、
すでに身につけた技術が二胡演奏の邪魔になります。
プロには、二胡習得のために、自分の修得した技術を捨てて、
初心者となって、一から二胡を学び直さなければならない。
でも、これが大変に難しいのだそうです。
だから、たいていの方は途中で挫折するのだそうです。

この話から発展した方向は、当然のことかも知れませんが、
過去を振り捨て、新しい方法を修得するという点で、
退職老人の生き方と重なるという話しに移行しました。
退職男性は、長年、階級社会での勤めを続けたせいで、
どんな人も自分より社会的地位が上か下かを、
とっさに見積もる癖がついてしまっています。
でも、退職者同士にそんな階級差など消えてしまっています。
でも、そこをなんとか、資力、年齢、過去の地位等、
いわば名残の振る舞い等を見積もって、
自分より上か下かを見極めて行動しようとします。
現実には、退職者間にはそんな階級差など無意味、
ということをなんとか無視したい。
無意味なのに、まるで階級差があるかのように振る舞わないと、
気持ちが落ち着かないのです。

そのギャップがあるために、
正常で健全な人間関係を築き直すことが困難な方もいます。
以前に書きましたが、
そのせいで、不機嫌となり、自分の殻に閉じこもろうとし、
見知らぬ人間と温かい挨拶など交わすことができません。
退職後の第二の人生に備えて、
もう一度、新しいことを学び直すエネルギーもないので、
テレビ漬け、新聞漬け、家事一切あなた任せ、
食っちゃ寝、食っちゃ寝の人生に堕してしまい、
どんどん老いさらばえていく老後、
という羽目に陥りかねません。

有職時代の名残にしがみつきたい人か、
第二の人生をポジティブに生きようとする人か、
目を見たら、分かります。
あなたも、鏡を見る度に、まず、眼差しをチェックしましょう。
好奇心にきらきらと輝く眼差しをしていますか?




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by hologon158 | 2018-06-14 21:38 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

726.02 ホロゴン外傅228「2018年2月2日スピードパンクロ35㎜F2が平野に出没」2 果てしない道


若い女性ピアニストの演奏をYoutubeで観ました。
ロシア生まれ、ドイツで活躍する美しい女性です。
実に愛らしく、はつらつとして、演奏も超絶テクニックで、
絢爛たる輝きに満ちています。
でも、聴いているうちに、なんだか物足りなくなってきました。
なにが足りないんだろうなあ?よく分かりません。

そこで、マルタ・アルゲリチを思い出し、
かなり年輩になってからの演奏に切り替えてみました。
ショパン・コンクールで優勝した当時の初々しい乙女の姿は今いずこ?
でも、演奏ははるかな高みに昇っていました。
もうしわけない。なにもかもがけた外れに違いました。
どんな超絶技巧のピアニストでも、
たとえば、辻井邦明君にしても、彼女には遠く及びません。

超絶技巧派の若者たちはその技巧をギラギラと輝かせて演奏します。
マルタ・アルゲリチは超絶技巧のすべてが表現の土台に溶け込んで、
若者たちも真っ青になる自然なタッチで、
一音一音と誰も知らぬ物語を今生み出してくれる感じがします。
若い超絶技巧のピアニストたちもなにかを物語ってくれます。
でも、その端々から、自慢の鎧がちらちらかいま見えてきます、
「私って巧いでしょ?どう?私みたいに巧い人、いないでしょ?」
マルタ・アルゲリチは最初から違いました。
テクニックよりも、音楽がまず聞こえてきました。
指の先から、今この瞬間、
これまでに聴いたことがない音楽が生まれてきました。
作曲家の作曲譜は音符記号が並んでいるだけ。
その譜面から、誰も聴いたことがない美しい音楽、
奇跡のような響きを聴かせてくれる、それが名演奏家の真骨頂です。

ディレンマがあるようです。
美しい音楽を創造するためには、
超絶テクニックを磨き上げる必要があります。
でも、テクニックを磨けば磨くほど、巧さだけが目立って、
音楽がその陰に隠れていく、そんな演奏家がたくさんいます。
一世代に何人か、そんな割合でしか、
本物の芸術家は生まれないのですから、
「神頼み」でもするほかはないかもしれませんが。

ついでに書きますが、
辻井邦明君については、猛烈に心配しています。
あまりにもコマーシャリズムの波頭に押し上げられすぎています。
彼はもっと本物の演奏、真の芸術に向かって、
心と体を集中しなければならない時期にいるのです。
コンサートのようなパフォーマンスの機会を激減し、
テレビなんかには出ず(私はテレビがないので、想像ですが、
きっと引っ張りだこでしょう)、
自作の創作なんかもっと後にすべきなのです。

彼の創作をコンサートでも聴きましたが、
ただのムードミュージックに少し芸術味が加わった程度です。
本物の芸術ではありません。
その証拠に誰か、彼の創作曲をコンサートに使ったり、
録音したりしていますか?
単なる印象音楽なのです。
骨格がなく、本当の意味で聴く人の心を揺さぶる訴え、
主張、内容がありません。

たとえば、彼の自作の演奏を聴いた後で、
サティでも聴いてご覧なさい。
一音一音から浮かび上がってくる響きの深さ、
音楽全体が私の心を揺さぶる重さが段違いに違います。

もちろん、辻井君は心の衝動に突き上げられるようにして、
霊感に導かれて作曲しているのでしょう。
でも、それが正真正銘の芸術作品か、と問い直してみると、
ハイブローなフュージョン以上のものではない、と感じます。
心に直接突き刺さって来る天才の霊感が感じられません。

本当に超一流の芸術家に大成したければ、
演奏家として生きるのか、作曲家に転身するのか、
選択すべきです。
魂の導きに従って、一つを選んで、
狭く孤独な道を高みに向かってよじ登っていくべきです。
そうでないと、若き日の鮮烈な輝きの彼方、円熟の境地に到達して、
本物の芸術を創造する偉大な芸術家たちの仲間入りすることは、
とてもできないでしょう。
芸術界にはな若き天才たちが溢れているのですから。
半世紀もすると、誰も覚えていない、ということになりかねません。

なにかしら、現状では、彼がなにをやっても、
無条件で大喝采、そんな雰囲気があり、
すでに成功を収めてしまったという感じさえします。
でも、偉大な芸術家たちを知っている人間には、
ひいきの引き倒し、という感じさえします。
興行界の鉄則は「まだ新鮮な内に絞り出せるだけ利益を搾り取れ」。
なぜ?
大衆は飽きやすいので、しばらくしたら、
次のスターを求めるからです。

真のアーティストに大成したいのであれば、
音楽史を彩る偉大な演奏家たちの蛾々たる峰々を見上げると、
まだまだ、というところです。
辻井君はこれからまだまだ辛苦の努力を重ねていかねばなりません。
周囲がそれを許すだろうか?
なんだか心もとないですね。
彼については、本気で心配しています。




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by hologon158 | 2018-06-13 11:52 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

726.01 ホロゴン外傅228「2018年2月2日スピードパンクロ35㎜F2が平野に出没」1 変化ヘンゲ


かなり前のことになりますが、
2月2日第一金曜日は、大阪平野区の孫二人のピアノレッスン当番でした。
共稼ぎの娘と私と妻とが輪番で月4回のピアノレッスンに付き添い。
これはこれで楽しい仕事です。

普段はマンションに一番近いJR久宝寺駅で下車して、
あれこれと孫たちの家庭のために食料品等を運びます。
2月2日はそれがなかったので、別ルートをとることにしました。
久宝寺で各駅停車の普通電車に乗り換え、平野駅で下車し、
杭全神社、平野商店街を経由して、南下してマンションに。

装備は軽量セット、
ソニーα7
スピードパンクロ35㎜F2

本ブログの表題はホロゴンとタンバールを双頭態勢。
私にとっては、この2本こそはクラシックレンズのカリスマ。
でも、タンバールは別格です。
広角使いの私には自家薬籠中のものにしたとはとても言えません。

一方、ホロゴンも、そこまで豪語するつもりはありませんが、
それでもフィルム時代から36枚撮りフィルムに換算して、
何千本も撮ってきた最愛のレンズです。
このホロゴンの最大のチャームポイントは、
それがメタモルフォーゼレンズ中のレンズであること。
ホロゴンにかかると、平凡な路地裏野郎たちが主役に躍り出ます。
完全に化けるのです。

第二次世界大戦後の最高の名優の一人に数えられるのが、
宇野重吉さんです。
昔、彼の創設した劇団の俳優の回顧談を読んだことがあります。
宇野さんが劇団の俳優たちと食事をしたとき、
食堂のメニューを読み上げたのです。
俳優たちはみんな泣いたそうです。
ただ、食事のメニューの羅列なのです、
「カレーライス、オムライス、チキンライス、ビーフカツレツ...」
でも、経験豊かな俳優たちでさえも、なぜか泣くほど哀しくなった!
これぞ、俳優のセリフが生み出した言葉のメタモルフォーゼ!

ホロゴンも、宇野さんの離れ業に近い変化(ヘンゲ)の達人なのです。
ホロゴンほどの鮮やかなメタモルフォーゼの達人レンズは、
私の知る限りでは、たった2本です。

   アストロ・ベルリンのパンタッカー50㎜F2.3、
   クックのスピードパンクロ35㎜F2。

そんな私の評価は多方面から異論を呼ぶでしょうし、
第1、レンズによるメタモルフォーゼなんて、認めない、
そう主張する向きもかなり多いだろうと思います。
私は全然気にしません。
料理と写真、どちらの味も完全にプライベートな感覚なのです。
互いに感受性の程度、質の比較、算定などできっこないのです。
だから、私は堂々と標榜できるわけです。
私にとって、最上のメタモルレンズは上記の3本だ!

大阪平野では、その一本の妙技をかなり堪能できました。
4回に分けて、ご覧頂きましょう。




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by hologon158 | 2018-06-12 11:03 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

725.02 ホロゴン外傅227「2015年5月31日ゾンネタール73㎜F1.5が通天閣界隈に出没」2-完-再出発!


アブニールコンサートよ、さらば!

初心者コンサートとして発足した第一回から、
年2回のコンサートに合計4回連続も、
リコーダーアンサンブルで参加したのです。
最初は、二重奏で、前回は三重奏でした。
最初の3回は私が出演者で、
コンサート主催者の音楽家浜崎さんがサポート。
前回から、彼の友人の音楽家が参加して、三重奏となったので、
私の名前は消えて、リコーダーアンサンブルとして出演しました。

楽しい体験でした。
でも、練習は楽しいけれど、本番は最後まで緊張と失敗の連続でした。
前回も旋律を担当する最高音のリコーダーが私の担当でしたが、
リコーダー本来のジャンルである、ルネサンス、バロックはまだしも、
私は、リコーダー合奏に翻案した最近の歌はまったく不適合でした。
ロマンチシズムとか、失恋の悲しみ、喪失感なんて気分とは無縁の人間。
さりとて芝居なんかできる人間じゃないので、その気分を出すことも無理。

前回演奏をご覧になって、バスリコーダーで参加したいという方が出現。
ソプラノ、アルト、テナー、バスの4声部で構成される、
私の大好きなルネサンス、バロック曲ができる!
私はそう期待したのですが、
次回の11月コンサートの曲選びで挫折してしまいました。
他のメンバーは、ルネサンスの曲なんて関心がなかったのです。
私は現代の音楽に無縁。

以前も、「ダニーボーイ」、「少年時代」などを演奏したのですが、
私にとっては、たとえば、「少年時代」なんて、
それまでに聴いたこともない曲で、なかなか良い曲で、
聞くに楽しく、演奏するに苦しい選曲でした。
拙い初心者レベルをちょっと出た程度に低迷しているため、
気楽な練習のときでさえ、楽譜通りに吹くのが精一杯。
まして、郷愁に満ちたとか、悔恨、悲哀なんてムードなんて、
私の「前進、前進、また前進」的性格にはまったく不向きで、
コンサートレベルに達する演奏なんて、夢のまた夢でした。

4月の第四回コンサートが終わった直後に、
私はメンバーのお二人にお断りしました。
「私にはムリなので、これでお仕舞いにさせていただきます」
でも、「バスの方も参加されますので、
これまでできなかった完全なリコーダー四重奏ができるので、
是非やりましょう」と幾度もお勧め頂いて、
ついその気になって、11月コンサートの出演を承諾しました。

でも、選曲の段階になって、
私はルネサンス、バロックを希望したのですが、
お二人の同意を得ることができず、方針が完全に分裂してしまいました。
3日前に、きっぱりとお断り申し上げました。
さまざまに慰留を頂いたのですが、ムリなものはムリ、
2度も翻意するつもりはありません。
幸いバスリコーダーが加入されるのですが、
この方はリコーダー各種を全部揃えているうえ、
浜崎さんは私より遙かに優れたリコーダー演奏家です。
トリオの名演でコンサートを盛り上げることができるでしょう。
おかげで、ホッとしました。

かつてキリマンジャロ登頂トレッキングに参加した、
私の親友は、強壮な体力の持ち主でしたが、それでも挫折。
数日にわたって、果てしなく徐々に徐々に昇っていく、
ただひたすら刻苦勉励して歩き続けるコースなのでした。
そんな失敗体験で得た教訓が傑作でした。
「ただただ辛抱強く一歩一歩歩き続ける人だけが成功します。
パフォーマンスする人は絶対に登れません。」
人生そのものの教訓ですね。

私がアブニールコンサート体験を挫折したのは、
半年毎に、自分の実力を超えた演奏体験を重ねるという、
いわば挫折体験を連続したからです。
もう少し辛抱し、もっと努力すれば、出来た、
というレベルを超えていたのです。
「課題を設定して、その課題をクリアーする」、
これが人生を充実させる一つのメソッドでしょう。
でも、過大な課題は過重な負担となり、挫折になりかねません。
登山体験のない私がいきなりキリマンジャロに挑戦するような、
そんなムリな体験でした。

でも、この2年間をコンサートの準備にいそしむことで、
一つの収穫、つまり、リコーダーがますます好きになった、
これだけは確かです。
もう一度、自分の立ち位置、初心者に戻って、
再出発します。
幸い一向に鳴らなかった竹山リコーダー製のアルト、
これが1週間ほど前から、かなり朗々と鳴るようになりました。
練習をしたくなる環境を神様が用意してくれたからのようです。
心がカラリと晴れました。
さあ、再出発!




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by hologon158 | 2018-06-09 14:48 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

725.01 ホロゴン外傅227「2015年5月31日ゾンネタール75㎜F1.5が通天閣界隈に出没」1 旅に出ない


この当時、妻が旅に出ていました。
私と子供たち(猫ですが)がいつも留守宅を守っています。
つまり、子供たちがいるために、一緒に旅をすることは不可能。
そして、私は、旅があまり好きでなくなってしまいました。
私のやりたいことは全部旅に出ずにできることばかり。
在職中は、毎夏かかさず、10〜14日ほどの旅行を楽しみました。
仕事のことを完全に忘れ、心行くまで撮影を楽しみたかったからです。
でも、退職すると、リフレッシュする必要がなくなりました。
撮りたいものは路地裏のロボグラフィなのですから、
別に遠くに出かける必要があるわけでもなし。

(ご存じの方は少ないでしょう、
ロボグラフィは私の造語です。
「路傍Robou」+「写真Photography」の頭を取って、
ロボグラフィと名付けました。)

私の撮りたいロボグラフィたちを満載して私を待ってくれている路傍は、
他のどこよりも、関西諸都市に一杯残されています。
だから、わざわざ旅をする必要がなくなってしまったというわけ。

そんなロボグラフィ満載のストリートを第一級路傍、第二級路傍などと、
まあ理由なく、格付けしていますが、
実は、どこにも思いがけないロボグラフィが隠れているのですから、
どこを歩いても、手を抜く、おっと目を油断させることはできませんね。
でも、文句なし、そこへ行けば大漁間違いなし、というのが、
正真正銘の第一級路傍。
大阪には一杯あります。
その中でも一番のお気に入りが数カ所あります。
その一つが西成の飛田本通り商店街と新世界通天閣界隈。

5月31日木曜日、小雨模様。
新今宮駅を降り立ち、南側交差点を南東に渡ると、
飛田本通り商店街の裏手に出ます。
商店街は通天閣下の一番北側の小路から交差点を南に渡って、
まっすぐ続くアーケード街に入ります。
この商店街の東界隈に有名な飛田新地があります。

この商店街はまさに大阪の下町中の下町です。
定職を持てない男たちがぞろぞろ居ます。
商店街自体、ゴミが落ちているわけではなく、
さりとて小ぎれいとはお世辞にも言えないけど、
小汚いとまでは言い切れないという、微妙な感じ。
商店街と利用者のみなさんの努力のおかげでしょう。

私は商店街を歩くとき、右側通行の原則を守ります。
いつも歩くときの右側を中心に撮影するわけです。
結局、往き還えりすれば、両側を撮影できる寸法。
もっとも、どちらにせよ、進行方向を中心に撮るので、
進行方向に向いて左側への視点で見つかる光景を見逃す危険があります。
だから、視線だけは反対側にも走らせるのが得策でしょう。

アーケードが切れるところで反転します。
すると、最初の街角に喫茶店があります。
これが行きつけの安息所。
そして、もちろんモーニングサービス目当て。
ここでゆっくり休んでから、北上することにしているのです。
今回は到着時間がサービス終了1分前。
滑り込み、セーフでした。

今回の写真群はどんぴしゃりその日の撮影分です。
宮崎貞安さんのニューレンズ、
ゾンネタール75㎜F1.5が活躍しました。
2回に分けてご覧頂きましょう。




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by hologon158 | 2018-06-07 18:28 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

724.01 ホロゴン外傅226「2017年11月14ズマロン35㎜F3.5が雨模様の奈良町に」


6月4日月曜日、陳少林先生の揚琴伴奏レッスン日でした。
いつもの曲を果てしなく繰り返しています。
二胡の主奏を揚琴が伴奏するのですが、揚琴は脇役。
でも、伴奏者にとってうれしいことに、
中国音楽の場合、2つの楽器が一緒になることで、音楽になる、
そんな作りになっています。
日本の歌謡曲のように、伴奏が「ブンチャッチャ」とリズムを合わせるだけ、
というのとは大違い。
そんな曲もないわけではありませんが、
私が自分で課題曲を選ばせてもらえるので、
まともにがっぷり四つに組む曲を選んでいます。
段々と音楽らしくなっていくのがうれしいですね。

ところが、陳少林先生のレッスンの楽しみは、
実は別のところにもあります。
一曲が終わるごとに、二人で夢中に話し込んでしまうのです。
さまざまな話題を話しますが、
今日一番面白かった話題は、二胡の学習の問題。
陳少林先生の生徒にはかなりの数のピアニストがいます。
ところが、ピアニストが二胡を習得できる方の比率は、
これまで楽器を習ったことのない人より低いのです。

二胡は他のあらゆる楽器と違います。
もっとも、実のところ、どんな楽器もそうなのでしょうけど、
二胡は、二胡自体の修得が特別に難しいのです。
たった2本の弦が縦に重なっていて、
間に挿入した弓を押し引きして音を出すのですが、
押し弓と引き弓とでぜんぜん奏法が違う。
2本の弦、内弦と外弦でも違う。
さらに、フレットまでない。
ピアノとはまったく異なるコンセプトの楽器なのです。
ヴァイオリンとは似ているように見えますが、
似ているのはほんの一部で、
ヴァイオリンの奏法は二胡には役立ちません。

プロの音楽家たちは徹底的に心身を一つの楽器に特化しているので、
すでに身につけた技術が二胡演奏の邪魔になることがあるようです。
プロには、だからと言って、自分の修得した技術を振り捨てて、
初心者となって、一から二胡を学び直すことが大変に難しいのだそうです。
だから、たいていの方は途中で挫折するのだそうです。
そんなハードルを飛び越えた音楽家たちは、
もちろん、素人とはレベルの違うパフォーマンスでしょうけど。

この話から発展した方向は、当然のことかも知れませんが、
過去を振り捨て、新しい方法を修得するという点で、
退職老人の生き方と重なるという話しに移行しました。
退職男性は、長年、階級社会での勤めを続けたせいで、
どんな人もとっさに自分より上か下かを見積もる癖がついてしまっています。
そこで、資力、年齢、過去の地位の名残の気配、振る舞い等を見積もって、
自分より上か下かを見極めて行動しようとします。
ところが、現実には、退職者間にはそんな階級差など無意味。
だけど、まるで階級差があるかのように振る舞わないと、
気持ちが落ち着かない。
そのギャップがあるために、
正常で健全な人間関係を築き直すことができません。

以前に書きましたが、
そのせいで、不機嫌となり、自分の殻に閉じこもろうとし、
見知らぬ人間と温かい挨拶など交わすことができません。
退職後の第二の人生に備えて、もう一度、
新しいことを学び直すエネルギーもないので、
テレビ漬け、新聞漬け、家事一切あなた任せ、
食っちゃ寝、食っちゃ寝の人生に堕してしまい、
どんどん老いさらばえていく老後、
という羽目に陥りかねません。

目を見たら、分かります。
鏡を見る度に、まず、チェックするのは目ですよ。
あなたはきらきらと輝く好奇心に満ちたまなざしをしていますか?




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by hologon158 | 2018-06-05 14:55 | ホロゴン外傳 | Comments(0)