わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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781.02 ホロゴンデイ213(2018年10月21日ホロゴンと共に弘法市、人形展歴訪)2 New brave world!



3月22日金曜日午後、歯科に出かけました。
私は、どちらかと言うと、歯が弱点のようです。
歯科医の見立てによりますと、
私は歯をかなり強く食いしばるタイプなのだそうです。
長年、思考力をぎりぎりに使って、
最終的決断を下すというタイプの仕事をしてきたせいかもしれません。
考え抜いた挙げ句に回答を見つけて、怒濤の決断になだれ込む、
というようにいつも行けばよいのですが、
人間のやることです、
どうしようもなく左右を決しがたい白紙の領域を残したまま、
歯を食いしばって、一か八かの決断をしなければならないときがあります。
どなたもそうでしょう?
でも、こんなときは苦しいものです。
こんな体験を何十年も重ねますと、歯に来るようです。

先々週、奥歯の上の被せが歩ロッと取れてしまいました。
なんだかネジもくっついている感じですから、
残っている歯の本体をよほど酷使してしまったようです。
でも、これは仕方がありません。
いつも歯のことに気を配るなんて、できっこありませんね。
妻が見つけてくれたとてもよいお医者さんで、
丁寧に処置をしていただきました。

いつも思うのですが、恐竜たちのように、
下からどんどん換え歯が生えてくるのであれば、
苦労がなくてよいのですが。

しかし、よくよく考えますと、
これはまさに選んだ進化の道だったわけです。
身体のどんな器官も、寿命にあった期間だけ保つように、
いわば統一体として進化したわけです。
恐竜は、たとえば、竜盤目ともなると、
その寿命は100年を超えるものが見つかるそうです。
骨の年輪で分かるのです。
つまり、それほどまでに長い間、
ティラノザウルスのような肉食恐竜の攻撃をしのいできたのです。

人類はもまた、種としてまれに見る成功を収めたからこそ、
地球上の王者となったわけです。
でも、完全に成功したわけではありませんでした。
無制約に繁殖し、地球上いっっぱいに生息して、
環境を激変させ、地上の食料ではまかなきれないほど沢山の子を産んで、
今や、地球上のあらゆる生物の生態系を絶滅の危機にさらした挙げ句、
人類自体の生存も危ぶまれる状態に迷い込んでしまいました。

地球上をほぼ完全に支配した種の先輩は恐竜ではなかったでしょうか?
恐竜の時代の生態系の頂点とその下位のほとんどを、
海陸空の恐竜たちが独占したのですが、
そのバランスが絶妙に保たれていたからこそ、
1億6000万年という気の遠くなるような期間、
地球を支配することができました。

これに対して、人類は、ホモサピエンスが誕生してから、
多く見積もってもたった20万年。
海陸空を支配する地上の王者となったのは、
まず支配権を確立した陸上だけを見ても、
せいぜい18世紀末から19世紀初頭にかけてでした。
18世紀ブルボン王朝の時代にでも、
狼がパリ近郊を支配した歴史が残っているのですから。
そして、その当時まだ、地上の大半は人跡未踏でした。

つまり、人類が地球を完全に支配するようになったのは、
せいぜい19世紀後半から20世紀前半にかけてに過ぎません。
つまり、たった100年ちょっとの王者なのです。
それなのに、もう地球の生態系そのものが絶滅に貧している。
簡単に言えば、せいぜい「簒奪者」でしかなく、
恐竜のような真実の王者とはとうてい比肩しがたいのです。

どうしてこうなったのでしょう?
それは人間が、人間を超える組織、オーガニズムを創造し、
それに人間と並ぶ人格を与えたことが原因でした。
それが「法人」であり、機械でした。
あらゆる分野、領域で、法人は人間を超えてしまい、
独自の存在理由と生存権を持つようになってしまいました。

たとえば、第二次世界大戦を引き起こしたのは、列強の軍隊組織、
その軍隊の肩を押したのは、各国の超巨大な軍需産業体でした。
第二次世界大戦後急速に成長したのはあらゆる種類のコングロマリット、
そして、アメリカで言えば、CIA、NASA等の独自の目的と機能を持つ組織。
彼らは人間ではありません。
所属する人間は、それが組織の長であっても、単なる構成分子であり、
捨てゴマでしかありません。
構成分子となる有能な人間に不足はありません。
必要なことは、どんな犠牲を払っても、
組織が生き延び、かつさらに巨大化、強大化することが至上命令。
地球の生態系がどうなろうと、
その構成員が絶滅しようが、知ったことではありません。
組織は地球の生態系の一員ではないからです。
つまり、まったく別種の新たな生態系が生まれているのです。
組織同士のネットワークを生育環境とする無機体オーガニズムの生態系。

急速にロボットが進化しています。
数年後には、鉄腕アトムがこの世に戻ってくるでしょう。
碁、将棋、チェスの名人たちをことごとく打ち負かしてしまいました。
ニュー鉄腕アトムは世界中の軍事組織を打ち負かすことでしょう。
そのとき、人類は地球の王者の座を滑り落ち、
新王者のメカニズムの構成員、歯車とされてしまい、
挙げ句の果てには、奴隷の地位に落とされてしまうでしょう。

かつての軍隊の不可欠の構成員だったのは、
馬、牛、象、驢馬、ラクダ、犬、鳩等の動物でした。
でも、彼らは、時代が進むにつれて、お払い箱となってしまいました。
今度は、人間の番、というわけです。
さまざまな食料や水や空気が定期的に供給されないと生きていけない人間は、
早晩、足手まといとなってしまいます。
はるかに優秀で、どんな劣悪環境、宇宙空間でも、電気だけで活動できる
ロボットには絶対にかなわないからです。

かつて易学は、人間の活動はたった64種類しかないことを見抜きました。
つまり、どんなことを決断するにしても、
その性質は64種類に限定されるのです。
将来、新支配者は、たとえば、
人間の倍の128種類の決断ができるコンピュータを進化させ、
ロボットに組み込むでしょう。
その新ロボットたちは、人間のやることなど、いとも簡単に見抜いてしまって、
人間をあっと言う間に粗大ゴミ化してしまうことでしょう。

New brave world!

ネットでショッピングをしますと、
あっと言う間に、関連商品の勧誘メールが殺到してきます。
YouTubeで大好きな演奏家のビデオを検索して視聴しますと、
オープン画面はあっと言う間に私のお好み関連で埋まってしまいます。
ネット界は私をすでに組織支配下の一員と見なして、
コントロールを開始し始めたのではありませんか?
つまり、私たちの奴隷化はすでに始まっているのではないでしょうか?




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by hologon158 | 2019-03-29 18:04 | ホロゴンデイ | Comments(0)

781.01 ホロゴンデイ213(2018年10月21日ホロゴンと共に弘法市、人形展歴訪)1 卒業または落第?



写真家吉田正さんが指導する写真教室の受講を続けて4年経ったと思います。
先週木曜日、とうとう写真教室を卒業する日が来ました。
ちょっと感無量です。

もとより、私が写真教室に通うこと自体が、
いわば自己矛盾に近い異常事態でした。
私はとっくの昔に、
写真家としての表現行動など無縁の人間になっていたのですから、
今更写真を勉強するもなにもあったものではない。

でも、無理を承知で写真教室に通い始めたのは、
長年続けてきた稼業から足を洗って引退したからです。
なにもやることがないというのも退屈、
幸い私が十年来私淑し、交友を続けてきた写真家の吉田正さんが
西宮で写真教室を手広く開いておられる。
じゃ、吉田さんの写真談義を聴きにいこう、
ということからでした。

期待したとおり、吉田さんの講義は楽しいものでした。
吉田さんが梅田に教室を開かれた機会に、私も移りました。
さすが大阪です。
すでにそれぞれにその人なりの写真を撮る人たちが揃いました。
吉田正さんの講義もさらに充実し、みなさんの写真も楽しい、
ということで、写真教室をずいぶん楽しんできました。

でも、昨年来、教室は次第に成長しはじめました。
ただの写真教室ではなく、
吉田正さんの傘下の写真家集団の一翼になり始めたのです。
これには参りました。

私は、ちょっと表現が奇妙ですが、
骨の髄まで写真家ではない人間です。
ただの写真趣味。
写真趣味45年の間に、表現なんて、実のところ、
ひとかけらも頭の隅をよぎったことがない人間です。
最初の最初から、私はレンズに頼りっきりの、
いわば、「撮れちゃった写真」だけ。
写真展も幾度か楽しみましたが、
これも、はっきり言って、私に関する限りは「写真展ごっこ」でした。

そんな私を見事に見抜いたのが、最初の師匠、田島謹之助さん。
落語家立川談志の「抱腹絶倒落語家列伝」は、
田島さんが談志師匠に、かつて撮り貯めた昭和の落語名人たちの写真を、
フィルムもろとも一切合切贈与したことがきっかけ。
上記の本には田島さんの見事な写真がびっしり収められて、
猛烈に見応えがあります。

その田島さんと中国旅行で知り合って、
「よろしかったら、写真見てあげましょうか?」
これがキッカケで、いわば田島さんの写真の弟子になったのですが、
最初の頃、あきれたように、というか、あきらめたように、
こうおっしゃったことを思いだしました。

「あのねえ、※※さん、
あんたの写真、一見すると、いかにも意味ありげなんだけど、
よくよく見ると、なーんにもないんだよねえ。」

当たり前です。
私は、写真を始めてから今日まで、
写真に意味をもたせたり、情景に何か意味を感じて撮影したり、
というようなことを一切したことがないのです。
私に限って言えば、
写真は表現ではありません。

たった一つあるとすれば、
「この瞬間、ぼくはこれに出会ってよかった、と思った」
ということ位。
つまり、よく言えば、感動の瞬間の表現、
簡単に言えば、動物的な反応。
そこから出発して、写真に撮ることでなにかを表したいなんて、
これっぽっちも考えたことがないのです。
「よかった! パチッ(シャッター音)」
ただこれだけ。
このときなにかを感じたことは間違いがありませんが、
そんな私の気持ちなど、写真に込めようとしていません。
ただのロボグラフィの目撃報告。
これまさに素人写真。
私はそれを隠そうとしたこともありません。
誰でも見たら一目瞭然なのですから。

私の写真の撮り方にそれがはっきり現れています。
半分はノーファインダーで、
どう写るか確認もしないで、撮っています。
残りの半分は、液晶ファインダーを拡大表示して、
ピントを合わせると、シャッターを落とします。
その瞬間、液晶ファインダーは通常の表示に戻りますが、
そんなものはまったく見ていません。
そんな写真を、たとえば、ブログでは、撮影順に、トリミングなどせず、
白枠を付け、編集画面で私の一定の濃度にそろえるだけで、
ブログに順番にアップしているだけです。

それでも、かなりしっかりとした構図で撮れているように、
ご覧いただけるのでしたら、
それは、私の撮影経験の長さ故であるとともに、
ロボグラフィであれ、ストリートスナップであれ、
どんなものを撮るにしても、最大限接近して撮るので、
それだけが写り、
無用なものが写ることがとても少ないからです。
よく言われるように、「写真は引き算」
私の場合は、「写真は主題以外全部切り捨て!」

水平垂直がかなり保たれているのは、
ホロゴン15㎜F8という超広角レンズをメインとしたお陰。
水平垂直が命なので、スナップであれ、ロボグラフィであれ、
カメラ、レンズは常に垂直と調練しているからです。

写真家が水平垂直を動かすのは、表現意図からであって、
これは別論です。
でも、誰かが、単にカメラになれていないために、
水平垂直が撮れていないのに、
わざと歪めてみました、なんてしたり顔で言い訳をしますと、
心の中で「嘘付け! 下手くそ!」とつい言ってしまいます。

アマチュア写真家が、作品を前にして、
「これはなにを表現したかったのですか?」と尋ねられると、
「現代の孤独を象徴したかったのです」
なんてしたり顔で聞いた風な口を利くと、
やっぱり、
「嘘、嘘! ただ撮れただけの写真にそんなこじつけじゃないの。
ごまかしはよしましょうね」と、心の中でささやきます。
そして、そんな人とはお付き合いは遠慮することにしています。

というような次第で、
私には、一人でロボグラフィをただ撮って、ブログに掲載する、
というシンプルで、邪魔のない境地をひたすら味わう時代が到来しました。

なんにも表現せず、ただ私の出会いの瞬間を記録し、
そんな偶然的なロボグラフィたちをブログに掲載し続けるのですから、
人はぜんぜん来ないので、気楽そのもの。
ただし、正確には、文書量と写真量はただならないので、
ネット検索でのヒット率はかなりあるでしょう。
でも、一見して、
「おじゃましましたあーーー、
さいなら!!!」でしょう。

かくして、私はついに写真家の世界から卒業したわけです。
正確には、「最初から無縁だった」わけですが。
ちょっと寂しいけど、ほっと一息、という気持ちです。




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by hologon158 | 2019-03-28 15:02 | ホロゴンデイ | Comments(0)

780.02 ホロゴン外傳258(2018年10月14日エルマリート28mmf2.8が飛鳥の秋を歩く)2 ミステリーサークル



ご存じでしょうか?
小麦畑等の大きな畑の小麦たちを倒して形作られた幾何学紋様が、
暗黒の一夜に出現する現象です。
世界中で何千と報告されています。
YouTubeの「古代の宇宙人・ミステリー・サークル」4回に、
概要が記録されています。
ただの大きな畑なのに、空から見ると、見事な幾何学図形。
おもしろいことにその図形が次第に複雑化し、
フラクタル図形のような高度な数学知識で生成する
複雑かつ数学的な図形まで現れるようになりました。

その原因を巡って、いたづら説、自然説、非人類説等々、
さまざまに飛び交ってきたのですが、
どうやら、前二者は否定されるようです。
イギリス人3人組が「全部我々が作った」と名乗りを上げ、
なーんだ、そうだったのか、と、
マスコミも一般大衆も一時は関心をうしなったのですが、
その後に華麗多彩な図形が出現するようになりました。
「じゃあ、あんた、こんな複雑なものを作れるか?」と言わんばかり。

上記の特集にも、その三人組が登場して、
すでに作られたものを再現して見せます。
でも、この特集は、最初から三人組を頭から信用していません。
なぜ?
真っ昼間に制作するように求めたからです。
暗黒の中で作れと言って、
手も足も出ない状態に追い込む方法もあったでしょうけど、
これでは、おもしろくありません。

上記の番組では、わざと白昼作らせてあげたのです。
作り方も幼稚そのもの。
板に紐をつけて首にくくりつけ、
円形の中心とも紐をつなげて、
その円周上、足で板を踏みつけて、小麦を倒してゆくのです。
番組の報告者は、感に堪えないという表情で、
「すごい! 空中写真で比較しても、オリジナルと区別がつきません!」
と、持ち上げていますが、これはかなり白々しい感じ。
どう見ても、ラフすぎます。

その後に研究家に登場させます。
「確かによくできていますが、
現場には折れた枝が散乱しています。
そして、茎の折れ方がぜんぜん違います。
こちらはただボキリと折れていますが、
本物は、折れずに、延びてカーブしているのです。
どうしてこんな風に曲げられるのか、まったく分かりません。
それに足跡一つ見つからないのです」
よくまあ、こんな粗雑な方法で、「私たちが犯人です」もないですね。
畑の持ち主が損害賠償訴訟をしたら、
ひとたまりもなく、「ごめんなさい。嘘です」でしょう。

夜間に仕掛けたビデオで作成現場が撮影されるようになりました。
赤い光点が空中を浮遊するだけで、
ミステリーサークルができあがってしまうのです。

自然説も立ち消え状態。
誰も、自然にこんなものができるメカニズムなど知りません。
ご覧になったら一目でおわかりでしょう。
自然には絶対できない図形ですから。

驚くべきことが起こりました。
前記の特集ビデオに登場しますが、
かつてカール・セーガンが、
人類の情報を図式化した一枚の金属プレートを納めて、
宇宙にロケットを送り出したことがありました。
このプレートと同型式の情報プレート画像が出現したのです。
まさに、応答と言わんばかりの対応です。
セーガンのプレートには、
ダ・ヴィンチの有名な男性ヌード像の模式図形が刻まれましたが、
その位置に、もっと小さな、なんだか宇宙人らしい体があります。
いかにも「サークルを作っているのは私たちだよ」と言わんばかり。

でも、私はこれを見て、なんだか化かされている気分になりました。
確かに現在の人類には不可能な技術によって作られる複雑怪奇な製作物です。
でも、外宇宙の異星人が、自分たちは姿を見せないで、
地球の地表面を観察できて、
誤解の余地のないコミュニケーション手段をとらずに、
こんな迂遠な方法で何かを伝えようとするなんて、
とても不可解で、ありそうにない、そう感じられるからです。

私の推理を書いておきましょう。
ミステリーサークルの作成者は間違いなく知性を持った存在です。
でも、それは別の星とか別宇宙とかではなく、
現実にこの地球にアクセスできる場所に存在する何者か。
地球人か異星人か、そもそも人間かどうかも分かりません。
でも、知性と、人類を越える科学を保有する存在。

もしかすると、月に潜む異星人かも知れません。
もしかすると、地底人かも知れません。
ちなみに、大地の地中深くの構造がどうなっているか、
実は誰も知らないのです。
近頃、地球をほとんど覆う大海原をしのぐ量の水が
地中深くに存在することが判明したそうです。
人類、ホモサピエンスはたった20万年で、
地球を滅ぼすまでに強大な存在に成長しました。
進化ではありません。
ホモサピエンスは最初から今までひとかけらも進化していないので、
これは文化的な発展です。
進化がどのようなメカニズムで起こるにしても、
遙かに長いタイムスパンで起こります。
だから、恐竜たちは1億6000万年もの間地上を支配することで、
かなり絢爛多彩に進化を遂げました。
十分に進化を繰り広げられるだけのタイムスパン、
この地球を支配していたのです。

人類はそのような進化はいっさい遂げることなく、
すでに劣化への道を辿りはじめています。
地球上の他の生物たちのほとんどを滅ぼし、
そうすることで、自分の首を絞めておきながら、進化するなんて、
絶対に不可能です。
22世紀にならずして滅び、次の地上の支配者はロボットであろう、
そう私は推測しています。

原始的な生活を営む時代から天駆ける現代に到達するのに、
たった数千年だったのです。
されば、20万年の間に、幾度か、現代と同程度に進歩を遂げては、
滅んでいった先行文明がいくつもあったのではないか、
私はそう考えています。
そう考えないと、説明がつかないアノマリー、遺跡がどんどん見つかっています。
もっと論を進めれば、20万年でこの程度に進歩するのであれば、
地球上には、人類ではない何者かの先行文明が幾度か栄えたかも知れない、
とさえ思えます。
さすれば、地底でだって、人類以外の文明が生まれているかも知れない。
そう考えても、なんの無理もない、
そう私は考えます。

ただ一つ、疑問があります。
月の文明であれ、地底文明であれ、
地球表面の人類の文明より先進の文明であれば、
なぜ劣等な文明の地球人を滅ぼしてしまわず、さりとて、
地球人が地球の生態系を完全に破壊するのを座視しているのか?
これがどうもよく分かりません。

とにかく厳然たる事実が残ります。
人類にはできない芸当を見せつける知的存在が現に存在している。




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by hologon158 | 2019-03-26 15:05 | ホロゴン外傳 | Comments(1)

780.01 ホロゴン外傳258(2018年10月14日円エルマリート28mmf2.8が飛鳥の秋を歩く)1 毎日をどう生きるか?


毎日をどう生きるか?
これは誰にとっても、大きな課題ですね。
生きる目的、人生の目標を持っている人は幸せですね。
日々、その目的、目標に向かって、
懸命に努力すればよい。

でも、そんな目的、目標をあなたは持っていますか?
残念ながら、私は持っていません。
よく生きたい!
その欲求だけはありますが、
じゃ、どんな目的、目標を達成するために生きているか?
そう真っ正面から問われると、
ノー、としか答えようがありません。
強いて言えば、自分と家族のために、
ただそれだけですね。

私が、その代わりに持っているのは、
いわば、作業課題とでも言うべき、行動プログラムだけ。

  写真を撮る。
  文章を書く。
  写真と文章を収録するブログを作る。
  楊琴を練習する。
  リコーダーを練習する。
  二胡を練習する。
  良い本を読む。
  良い音楽を聴く。
  良い絵を見る。
  良い映画を観る。
  良いドラマを観る。
  
以前は半年に1回アブニールコンサートに出演して、
リコーダー合奏を楽しんでいました。
今月までは写真家吉田正さんの写真教室に通って、
月例の写真作品を見ていただいていました。
こうした課題達成を伴う企画は卒業してしまいました。

リコーダーは、曲がりなりにもコンサートなるものに参加していましたが、
人に聞いてもらうほどの実力がないことを痛感させられて、やめました。

写真教室は、曲がりなりにも人に見せる写真作品を作るために研鑽する場。
人に見せるための写真作品を創造するなんて希望も意欲も
とっくの昔に完全に失ってしまったので、
そのような志を立てて通うはずの写真教室に通うことが、
とても心苦しくなってきました。

写真家吉田正さんが大好きで、幸運にも知遇を得てきましたが、
なんだか毎回茶々を入れるだけで、
吉田さんの邪魔をしているという感じになってきました。
そのうえ、写真作品を作るつもりもないのに、
毎回適当に組み合わせて、こんな組写真はどうですか?
なんていうシチュエーションで、自分の写真を持参するのも、
まさに偽物くさくって、心苦しくなってきたこともあります。

毎月2回の二胡演奏家陳少林先生の楊琴伴奏レッスンも、
4月以降1回に減らしていただきました。
孫用の緊急出動が増えて、
月1回程度に事実上減っていることに気づいたからです。

かくして、4月以降は、対外活動が月2日分減ることになります。
ルーチーンが2日も減少するのですから、
かなり大きな自由度を得られることになります。
今更、新しいことに手を伸ばす気持ちはありません。
むしろ今の楽しみをもっと充実させたいという気持ち。

奇しくも、日米球界の至宝、イチローが現役復帰と思いきや、
急転直下、引退してしまいましたね。
テレビのない私はネット記事でちらりと見ただけですが、
一番大きな印象はこうでした。
イチローが突然気力の希薄な老け顔になってしまった!
だから、ネットでも記者会見ビデオを見ることができますが、
写真以上に、かれの姿を見たくない、という気持ち。

この結果は、多くの人の予想どおりだったと思います。
彼を現場に連れ戻したのは、
野球史上最高のプレーヤーの一人であった、
だから、そんな伝説を竜頭蛇尾に終わらせたくない、
いや、もう一度不死鳥のように甦る姿を歴史に刻みたい、という、
自負、気概、ガッツ、負け惜しみ魂であったのでしょう。

若い頃、A.J.トインビーが多くの文明の凋落の原因を、
たった一言で喝破したことを思い出しました。

 「オールを漕ぐのをやめたから」

イチローが一日も欠かさず猛烈な特殊トレーニングを継続し、
昨年現場から離れても、これを継続してきたことは報道されていました。
でも、大リーグ野球は、他の花形スポーツに劣らず、
心も体も千分の一秒のタイミングを争う、まさに超名人芸の格闘技です。
トレーニングでは足りません。
体の現状を維持するだけでは足りないのです。
実戦を重ねることだけが、本当のトレーニングです。
木刀でいくら練習を重ねても、真剣勝負には何の役にも立たない。

実のところ、人間の日々の営みも同様の性質を持っています。
現役を退いた途端に、はっきりと老いが表れるのも、
この実戦から離れてしまうからです。
イチローがどんなに特殊トレーニングを行ない、
キャンプで選手たちと練習を積んでも、
超一流の好敵手たちとしのぎを削る実戦から遠のいてしまったら、
その日を重ねるにつれて、
かれは第一線時代のイチローでなくなって行ったことは明らかです。
一昨年のイチローでさえ、全盛時代のイチローの面影を失っていたのですから、
さらに、丸一年のブランクを重ねるうちに、
彼を本来のイチロー性を完全に失ってしまったに違いないのです。

彼もそのことはかなり濃厚に感じ取っていたことは間違いがありません。
オープン戦でも打席に立つごとに思い知らされていたことでしょう。
ですから、彼が引退を決意したのはかなり前だったけど、
期待するファンたちへの手前もあり、監督、オーナーと相談の上、
本番まで宣言を遅らせた、というのが真相でしょう。

ついでに推測を重ねますと、
彼の本心は、マリナーズの球場で、イチローファンたちの前で、
別れを告げたかったでしょうね。
でも、そうなれば、本戦開始後ただちに始まる決死の戦場に、
イチローが登場する余裕はなかったかもしれない。
チームが日本で大リーグの初戦を飾ることとなったからこそ、
彼は、本戦への出場が許され、華麗なフィナーレを飾ることができた!
これが真相ではないでしょうか?

これから、イチローはどんな風に生きていくのでしょうね?

でも、イチローからしっぺ返しを食いそうですね。
そんなことは余計なお世話だ!
それより、自分のことを心配したらどうだ?
まことに、ごもっとも。

分かっていることがあります。
何もしなければ、老の坂を真っ逆さま!
下り坂を、余計な抵抗をせずに、どんどん下りて行くのも人生。
徹底的に抵抗に抵抗を重ね、どこかで、パラシュートがプチンと切れて、
真っ逆さまに人生を終えるのも人生。
どちらかを選べと言われたら、
躊躇無く、後者を選びますね。




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by hologon158 | 2019-03-23 17:26 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

779.02 ホロゴン外傳257(2018年9月26日パンタッカー50㎜F2.3が奈良町の片隅ばかりに視線を)2 老後の人生


神様は、人間が退屈しないように、
あれこれと工夫を凝らしてくださるようです。

3月12日、東大寺二月堂のお水取りも済んで、
ほっと一息の翌13日、
ゆったりと奈良町でロボグラフィ三昧の後、
午後3時には歯科に受診するつもりでした。
左上奥歯の被せがポロッととれてしまったのです。
電気製品にも、かなり脆弱な部品が組み込んであって、
かなり短いサイクルで新製品にスイッチせざるを得ないように、
巧みに時限爆弾が仕組まれていますが、
こうすることで、製作コストを押さえて、
しかも、買い替えを促進するという二重効果。
歯にもそんなところがあるのではないかと思いたくなりますが、
こちらはそうではなくて、もともと有機体である体に、
無機物を補充しようとすること自体、無理があるようですね。

恐竜のように、一生陸続と歯が生えてくるようにしていただければ、
そんなに苦労しないで良かったのですが、
こうなると、歯医者さんが仕事を失いますし、
第一、天女のような奥様がティラノザウルス顔になってしまい、
ちょっと怖いですね。
仕方がありません。
歯医者さんとは仲良くすることにいたしましょう。

4歳の孫プリンセスとは先週末会ったばかり、
金曜日にはピアノレッスンの付き添いをしなければなりません。
この調子で、孫が結婚するまで世話をしたいものですが、
独立心旺盛で、すでに2歳年上の兄に対して、
年長者風に支配的に振る舞うプリンセスです。
かわいがって楽しむのも、後しばらくでしょう。
そう考えて、いそいそと大阪に向かっています。

駅に向かうタクシーの中で、運転手さんと話しました。
孫の世話を急にすることになったと話しますと、
羨ましそうに、
「いいですねえ。
娘の子なので、外孫で、そのうえ、婿の両親と同居しているので、
なかなか孫に会いに行くこともできませんよ。」
「息子の方は33歳なんですが、13も年上と結婚したんで、
嫁の方が出産をいやがりまして....」
本当にかわいそうです。

でも、そう考えるのが私だからで、
人によれば、
「それがどうした?
自分の人生を楽しめたら、それがいいじゃないの?」
とおっしゃることでしょう。

それでよいのです。
自分の置かれたシチュエーションに常にしっかり肯定的に適応する、
それが人間の生きる知恵というものでしょう。

孫プリンセスは、なにか聞いたことのないウィルス風邪だったようで、
まだ7度6分の熱がありましたが、至って元気。
前回会ってから3日しか経っていませんが、
ますます美しくなっているようで、
ご機嫌に過ごすことができました。

今回のホロゴン外傅シリーズの主役はパンタッカー50㎜F2.3。
何度も書いていますが、私にとっては、
写真人生に出会った№2のレンズ。
得も言われぬほどに独特の深みのある描写をプレゼントしてくれます。

写真に作品性を求めず、
ただ、自分の記憶を呼び起こしてくれる写真を求める私としては、
誰もがそうだと思うのですが、赤裸々な現実など、もうゴメンです。
記憶は常に美しいもの、懐かしいものであって欲しいですね。

パンタッカー50㎜F2.3はそんな私にいつも応えてくれます。
このレンズがあれば、ホロゴン以外何も要らない、
そんな気持ちになることがよくあります。
それほどに、パンタッカー50㎜F2.3は夢レンズなのです。





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by hologon158 | 2019-03-19 23:01 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

779.01 ホロゴン外傳257(2018年9月26日パンタッカー50㎜F2.3が奈良町の片隅ばかりに視線を)1 ホロ一路




パンタッカー50㎜F2.3の記事にホロゴンを主題にする。
ちょっと変化もしれませんが、私にとっては、至極自然。
写真と文章はけっして連動していません。
写真は感性のトレーニング、
文章は頭のトレーニング、
その経過を日記である本ブログに記録していく。
ただそれだけなのですから。
写真に合わせて記事を書こうとすると、
自分の頭の働きにブレーキをかけることになりかねません。
写真も文章も自由に選択して掲載していきたい、というわけです。

そこで、ホロゴンの話題に移りましょう。
このところ、ホロゴン一路に回帰しています。
昔作った私家版写真集を数冊開いてみたのです。
いかにホロゴンの描写力がすごいかを思い知らされ、
私がどんなに我が友ホロゴンに冷たくなっていたか、
思い知らされました。

結局、私がさまざまなレンズたちの描写の変化を楽しむ方向に行ったのは、
アラビアンナイトの「瓶の中の老婆」状態に陥ってしまったからでしょう。
人間には、彼女のように、
現状に飽き足りなくなるという感覚が備わっているものです。
人類がアフリカのふるさとから次第に世界中に拡散していったのも、
飢餓や逃走もあったでしょうけど、
故郷にどうも飽きてしまって、
新しい環境に冒険してみたい感覚に押されたかもしれません。
自分だけを変えるのはとても難しいですね。
だから、環境を変えることで、自分の可能性を拡大したい、
そんな欲求が生命を、人類を進化させてきたのかもしれません。

でも、「瓶の中の老婆」には後日談があった、そう私は思います。
古巣の狭苦しい小瓶の中に戻されてしまった老婆、
最初は、ああ、あの大王国で満足しておけば良かったという悔恨と、
よくも私の願いを無視して、こんなせまっくるしい瓶に戻しおったな、
という呪詛に責めさいなまれたことでしょう。
でも、しばらく日が経つと、はっと思い返したかもしれません。

「いや、これで良かったんだ。
広い家はなにかと苦労が耐えなかった。
家族だ、召使いだ、王国だ、裏切り者だと、
荷厄介ばっかりだった。
ここが良い!
やっぱり、埴生の宿じゃわ!」

私とホロゴンの関係もそれに似ています。
キノプラズマートもパンタッカーもマクロスイターも
ビオゴンもスーパーアンギュロンもみんなすばらしい描写力、味わいです。
でも、どんなレンズも結局はホロゴンにはかなわないのです。
私の心に常にぴたりとかなう、という幸福感、安心感、共感は、
とにかく独特なのですから。

でも、今回続けて3回ほど使って悟りました。

かつてのように、しっかり接近できていない!
ホロゴンはまだ私に心を開いてくれていない!
怒っているのでしょう。

現代思想には究極の唯心論が回帰している傾向もあるようです。
私がいるから、宇宙はある!
エハン・デラヴィという思索者が居ます。
若い頃世界漂流の旅に出て、日本に流れ着いて、
以来40年間、日本に住み続けてきた人です。
沢山本も出版する傍ら、啓蒙活動として、
エハン塾という、YouTube経由のネット配信もある塾をやっています。

ときおり思い込み、早とちりもあるようですが、
とにかく生き生きとした発想、エネルギーに満ちた人で、
さまざまな話題を活き活きと提供してくれます。
そのプレゼンがとても面白く、刺激的なのです。
私の知らない分野に関する情報がいっぱい詰まっています。

宇宙論の講座では、
参加者にこんな難問をしかけます。
うろおぼえですが、こんな感じ。
「宇宙の果ての果ての星の上で、
落雷に打たれて、大木が大地に倒れます。
そのとき、音はするでしょうか?」
エハンさんの用意した正解は、
「答えは、音はしない。
誰も聞くものがいないから」
このことから、
宇宙を作っているのは私なのだという結論につながっていくようです。

彼は物理学と存在論とを混同している、
私にはそう思えます。
確かに音はしません。
その場に聴覚を持つ存在がいない限り、
音などその場所にははじめから存在しない。
でも、その大木に打たれた大地は巨大な振動にふるえ、
衝撃が大地に巨大な影響、変化を与えるでしょう。
同じ宇宙の出来事なのですから、正しくそう推測できます。
こうして、その場所は変化します。
人間並の聴覚を備えた存在がいないだけの話です。
これだけのことで、私がその宇宙の隅を創造し、
私が宇宙を存在させているという見解に繋げるのは無理。

むしろ、A.N.ホワイトヘッドの形而上学の方が分かりやすいですね。
今、ここ、この場に居る、
そうした主客の関係が現実的契機Actual occasionです。
このActual occasionが宇宙を織りなす基本的存在。
このActual occasionは社会を作って、
原子、分子になり、ものとなり、人となります。
人間はきわめて限られた方法でこの宇宙を把握します。
太陽の宇宙を認識し把握する能力は、
人間よりはるかに広大無辺です。
きわめて限定された把握力しか持たない人間を基本にして、
存在論を構成するのは無理ではないでしょうか?

でも、そんなアイデア溢れる議論をするエハンさん、
とても生き生きとして魅力的です。

この日は正午前のバスで近鉄奈良駅に出て、
行きつけの喫茶店でシチューランチをいただき、
奈良町に向かってアーケード街を撮影しつつ南下しました。
いつもの道です。

後で喫茶店でチェックしてみました。
ああ、ホロゴンウルトラワイドに感度400のネガフィルムを入れて、
ノーファインダー、腰だめで撮っていた時代と比較すると、
私の腕は格段に落ちてしまいました。
人物に3,40センチまで肉薄して撮っていたのに、
今ではせいぜい5,60センチでしかない!
この2、30㎝の差がえらい違いを生み出します。

スナップ的なシチュエーションもキャッチできません。
かつては人々のなんらかの動作の頂点でスナップしていたのに、
今ではせいぜい、行きずり、通りすぎの刹那の記録にすぎない。
またホロゴン撮影のトレーニングを始めなければなりません。





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by hologon158 | 2019-03-17 14:35 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

778.03 ホロゴンデイ212(2018年9月16日ホロゴン15㎜F8Uが奈良町から東大寺を巡歴)4 ポメラ、がんばれ!



また、先週末、ポメラが壊れました。
きわめて軽量かつ高性能のワープロですが、
幅17ミリと通常のキーボードにかなり近いキーボードを確保するために、
折り畳み、パンタグラフ式を採用しています。
薄いプラスチックの構造を折り畳むのですから、
耐久性が乏しく、壊れやすいのです。

でも、ブラインドタッチングで文章を入力できるという利点は、
何ものにも代え難い長所です。
だから、私は壊れる度に買い換えることは覚悟の上です。
修理可能なのかもしれません。
でも、修理価格は中古価格と同じくらい高額でしょう。
ポメラの存在は、王国の支配者たる王位と同様です。
連続的な支配が至上命令。
だから、壊れると、中古をアマゾンで注文します。
翌日には配達されます。
新品より3分の1ほどの廉価で、まずまず使用可能。

今回届いたのは旧型でした。
現行機種よりも一回りか二回りほども小さな液晶画面です。
私は、数字とアルファベットの組み合わせの機種名なんか、
自慢じゃありませんが、記憶不能。
まさに漢字、かな人間なのですから、
この程度の見込み違いは「許された危険」ならぬ、
「許しちゃう危険」。

でも、液晶画面の大きさなど、構いません。
画面が大きくなろうが小さくなろうが、すぐに慣れます。
妻が世を去ったりしたら、私も、生き甲斐を失って、
あっと言う間に後を追うでしょうけど、
ポメラちゃんが亡くなっても、
ただちに代替わりしてもらうだけ、というわけです。

今、私は喫茶店で休憩して、おいしいコーヒーをいただきながら、
小さな液晶画面の新参ポメラで文章を入力していますが、
快調そのものです。
指を使うことは心身の体操になるようです。

私の一番小さな孫は一歳になったばかりですが、
なにかを見て、興味があると、
右手をちょっと差し上げて、
舞を舞うように指をさらさらと動かします。
これも一種の記憶法、頭の訓練法なのかも知れません。

思いだしついでに書きますと、
この孫、孫プリンセス3号なのですが、
もう一つ記憶法を実践しています。
先日、食堂の子供椅子に自力でよじ登り、
きちんと前向きに座り、
家族全員の賞賛の拍手に自分も拍手で答えました。
家族全員は「良かった、良かった」とその場から立ち去り、
残っていたのは私一人。
すると、彼女、また向きを変えて椅子から降り、
それから、同じことを繰り返しました。
この早期の反復も記憶の秘訣ですね。

私の方は、喫茶店でこの文章を大半書いて、
さて出発と、レジでお勘定をすませましたが、
私はいつもありのままの感想を述べて去ります。
今日も「いつも気持ちの良い店なので、
かなり文章もはかどりました。ありがとう」
すると、店主の女性、
「文筆家でいらっしゃいますか?」
「とんでもない!
ただ作文が好きなだけ。
そのかわり、一生文章を書き続けてきたので、
いくらでも書けます。
ただのぼけ防止ですよ」
「どんなことを書いてらっしゃるんですか?
読んでみたいですね」
なかなか「よいしょ」が堂に入っています。
ここで調子に乗って、
「そうですか?
実はブログを作っているですよ。
私のブログはこれこれで....」
なんて白状したりしますと、
次回行ったら、とたんに店仕舞いされたりしかねません。
「いや、ただらちもないことを書き散らして、
ぼけ防止にしているだけですよ」
と、真実をありのままに述べて、平和裡に去りました。

さまざまな健康法を実践しています。
でも、このポメラによる作文は頭脳健康法の最たるものです。
頭と手指の運動にもってこいです。
なによりもまず、書くことを思いつけること!
思いついたアイデアを思うつくままの速度で記録すること!




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by hologon158 | 2019-03-15 23:30 | ホロゴンデイ | Comments(0)

778.03 ホロゴンデイ212(2018年9月16日ホロゴン15㎜F8Uが奈良町から東大寺を巡歴)3 ミステリーツアー



2月24日日曜日、クラブツーリズムのバスツアーに参加しました。

ミステリーツアー

私は旅そのものをやめてしまいました。
引退した後、西遊旅行の秘境ツアーに参りました。
現役時代に西遊旅行や道祖神の秘境ツアーを幾度も楽しみました。
でも、秘境旅行は若者の楽しみですね。
一日8時間もバスに乗り詰めで、
平地からくねくね急坂道を上り詰めた3000mの峠を越えて、
今度はくねくね急坂道を海抜200mあたりまで下り、
帰路はそれを逆行する、なんて、もうコリゴリです。
このときの旅こそ、正真正銘の精進落だったようです。
私の「遠くへ行きたい」熱は完全に消えてしまったから。

ミステリーツアーはこれが2度目。
前回は近江八幡界隈でした。
最後は、かつての厚生省の簡保施設ウェルサンピアの跡地の菓子店。
種屋系列なのだそうです。
水郷の東南外れあたりに位置しますが、
水郷なんか人っ子一人居ないと言うのは言い過ぎ。
正確性を期しましょう。
人っ子数人しか居ない。
つまり、私たちの仲間だけ。
ところが、菓子店の内外はとんでもない人の群れ。
日本人はいつの間にか、行列を作る民族に変わってしまいました。
どんなに行列が長くても、おいしいものは絶対に試してみたい!
それがマスコミに乗せられてのことでなければよいのですが。
私は、友人のたっての望みでラーメン屋に並んだ一回をのぞいて、
生涯行列は作らず。

もっとも、完全に一貫しているわけでもありません。
人と同じことなんかしたくない。
人の真似はいやだ!
と言いつつ、カルティエ・ブレッソンの真似は喜んでする。
でも、これはレベルが違うと考えて、平気です。
それに、考え方、行動、振る舞いに完全な一貫性があるとしたら、
ロボットですね。

さて、今回のミステリーツアー、前回と同じじゃないか、
と、おそれていたのですが、近江八幡の通り越して、
長浜の盆梅展でした。
なにがミステリーなの?
そう言いたいところです。

もしJR長浜駅の東側でバスを降りたなら、
盆梅展はパスして、ストリートをぐるり一巡したでしょう。
残念ながら、西側(琵琶湖側)で下車。
やむなく、盆梅展会場に参りました。
でも、まずまず楽しめました。
以前各地で何度か観た盆梅たちよりもぐっとスケールが大きく、
ダイナミックでした。
照明が巧みに演出を盛り上げ、
バックの壁掛けの布に華麗な影絵を落として、
こちらも絵になります。
でも、かなりやり過ぎの感。
これじゃ、主役の弱さを演出でカバーする手口そっくりじゃない?

展示場を出ると、まだ出発時間まで40分もあります。
妻は側の鉄道博物館のD51を観に行ったそうですが、
私は人の来ない林間で裸足になり、
生まれて初めて、自宅外でアーシングを20分間エンジョイしました。
わくわくするような体験でした。
たしかに何の手応えもありません。
たんに体内からよけいな静電気を大地に流すだけなのですから、
よほど敏感な人以外には、手応えはないでしょう。

私の親友は一蹴します。
「体内深く電気が蓄積されるなんてことはありません。
体表面に静電気が付着するだけ。
静電気除去機能付きキーホルダーで十分間に合います」
じゃ、これも試さなきゃ!
と、キーホルダー2個400円を早速ネット注文。
でも、小さなキーホルダーで、キーや指表面の消磁はできても、
それで全身の消磁が完璧にできて、
キーホルダーで問題解決というのはとても信じられません。

日本におけるアーシングの唱道者エハンさんは、
アーシングを開始した後に最初に時差旅行をした際、
ロスアンジェルスに着いてすぐ、
僚友の日本人と二人で芝生に裸足で座ってアーシングしたそうです。
そうすると、これまでのすべての旅行では、
毎回ジェットラグに散々苦しめられてきたのに、
このときだけはまったく時差を感じないまま、
必要な要件を疲労なくすべて完遂することができたのだそうです。
これも、誰もが検証できる実験なので、
アーシングの有効性を実証していると言えそうです。

と言うわけで、私も、種屋の雑木林で、一人、
裸足になって20分間アーシングしつつ、
ポメラを高速タイピングして楽しむことができました。

今や、私は、健康に関する限り、無敵になりつつあります。
上記の親友の作ってくれた強力無比の水素吸入器La Fontaine-9、
悪性活性酸素をどんどん退治してもらい、
アーシングで、体内の余分な電磁気を除去してもらう、
アルコールはほとんどやめてしまい、
ゴーヤージュースを毎日欠かさず頂き、
ブロッコリーやカリフラワーのサラダも頂いて、ガンになりにくい体を作り、
東京の親友が作った命の水(体力強化のエキス)を欠かさず頂き、
彼が発明した、革命的に強力かつ無害の消毒剤、エヴァ水で消毒し、
そして、毎日さまざまな健康増進の運動で体をほぐし、
週に3回は撮影のために歩き回る!

ところで、バスツアーに戻りましょう。
今回のバスは座席が各列窓際にたった1席しかない豪勢なバスです。
こんなバスは初めて。
私の場合、夫婦で座ると、窓際は自動的に妻に譲ります。
それが今回は私も窓際にゆったりと大名気分なのですから、豪勢でした。
でも、旅行などしたいと思わない今、
よけいな贅沢、という気がしてなりませんね。




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by hologon158 | 2019-03-14 16:32 | ホロゴンデイ | Comments(0)

778.02 ホロゴンデイ212(2018年9月16日ホロゴン15㎜F8Uが奈良町から東大寺を巡歴)2 事態を改善!



写真家吉田正さんの指導する写真教室では、
おもしろい人物たちと知り合うことができました。
毎月教室が終わった後、そんな仲間たちと昼食を取るのですが、
そのお一人は今回の教室が最後です。

その方が写真教室を止める理由が素敵です。
近頃、声がしっかり出なくなったことに気づき、
これではだめだ、事態を改善しなきゃ、と、
発声法の教室に通い始められ、
これから本腰を入れたいとおっしゃるのです。
劇団四季の舞台俳優だった方が指導するのですから、
かなり効果的でしょう。

つまり、あれこれと老いが見え始めても、
大抵の方はそれが当たり前のことと受け止めて、
抵抗への努力などなされないのが通常です。
それなのに、彼はしっかり抵抗したいとおっしゃるのです。
大賛成です。

私も、日々、そんな抵抗の努力の連続、という感じがします。
リコーダー練習もその一つ。
もちろん老化防止はただの副作用ですが、
それにしても、なかなか重要な副作用です。
大きく呼気と吸気を繰り返すのはとても健康的、
そんな感じがするのです。

私の愛用するリコーダーは、ヤコブ・デンナーのモデルの復刻版。
バロック期の有名な木管楽器の制作者です。
デンナーモデルは巷間多種多様に出回っています。
でも、似ているのは外観だけ、というものがほとんどのようです。
でも、私のデンナーは特別です。
素敵な笛製作者にして、修理名人の杉原広一さんの制作です。
たとえば、フルートの第一人者、有田正広さんも、
杉原さんの制作されたものをかなりお使いになっているそうです。
その理由は、
内径、穴等すべての構造まで忠実に模作されているから、
音もオリジナルにかなり近い性能を実現しているのだそうです。

ということで、デンナーコピーを杉原さんに制作していただきました。
でも、こうしたオリジナルに近い楽器はポーと息を吹き込めば、
本来の音がすんなり出るわけではありません。
それなりに吹きならしをしていかなければなりません。
これが大変でした。
今から考えると、私のリコーダー発声法等の基本テクニックにも、
根本的に問題があったのです。
簡単に言えば、腹の底から空気が柱のようにそそり立ってはいなかった!
そして、その他さまざまなテクニックがあるようです。
要するに、そんな優れた楽器を弾きこなすための、
根本的な基本条件がそろっていなかったようです。

近ごろ、ようやく音がしっかりと透る感じになりつつあります。
2年ほども苦労した甲斐があったようです。

話を元に戻しますと、写真教室の後で、
こんな人生の対処について話し合えるのですから、楽しい。
元来私は、テレビも新聞もラジオも週刊誌等の雑誌も、
とにかくなにもかも観ない、隠者生活。
お陰で、誰でも知っている常識に乏しいようです。
今回も一つ思ってもいなかったことを知りました。

ストレッチはできるだけゆっくりとすること!

そうでないと、体が覚えないのだそうです。
そう言えば、前にも聞いたことがあったっけ?
でも、私は聞き流していました。

両手を左右に思いっきり回転させて、
腰にガツンガツンと打ちつける運動が私の目玉の一つなのですが、
おかげで、両腰とも誰かに殴られても痛く感じないほどになりました。
腰もぜんぜん膨らんでいません。
でも、ゆっくりとしていれば、
もっと効率よく肉体増強になったかもしれない!

空手かボクシングか分からないけど、
シャドウボクシングのような運動もやってきました。
腰を使って、超高速(と、自分では思っている?)で、
前方の一点に拳をたたき込む感じで突き込む、という運動。
これも私は大好きです。
空手の達人みたいに、拳の運動を目にも留まらぬ高速にしたい!
でも、これも速度を緩和して、
フォームをしっかりと覚え込むやり方に変えないとダメかも?

スクワットもそうです。
腰を落として、直立する、という運動を高速で30回ずつしていたのですが、
おかげで、高い階段も2段とびでぐいぐい上がって、
ぜんぜん疲れを感じなくなっています。
でも、これも辛抱強く低速でやったら、
もっと効果的に体力を増強できるのかも?

声の方も、試しにやってみました。
普段はあまり大きくよく通る声ではなくて、
まあ、あいていに白状しますと、いい歳をして、
ボーイソプラノ風に貫禄のない声なのですが、
試しに声を出してみたら、かなり大きな声が出るようです。
リコーダー用の呼吸法もかなり役立っている感じがします。

老化を防ぎたかったら、やることはまだまだ一杯あります。
私がやっていることだけでも、十数個はあります。
まだまだ、良い方法を採り入れたいものです。
そのためにも、人と会うことは大切ですね。




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by hologon158 | 2019-03-12 17:50 | ホロゴンデイ | Comments(0)

778.01 ホロゴンデイ212(2018年9月16日ホロゴン15㎜F8Uが奈良町から東大寺を巡歴)1 老レンズは死なず



2月20日木曜日、
写真家吉田正さんの梅田写真教室でした。
独創的な写真家、高潔な人格者である吉田さんの薫陶を受けるのですから、
教室のみなさん、それぞれに自分なりの写真世界を作りつつあります。
吉田さんはけっして「こう撮りなさい」というような指導はされません。
傑作写真を撮るためのノウハウも教示されません。
それぞれに異なる人生と人間性の持ち主たちが、
のびのびと自分の写真世界を築けるように、側面からアドバイスするだけ。

それが物足りない人は早晩離れていきます。
でも、ノウハウを教えてもらって巧い写真を撮って頭角を現しても、
人間的な基礎を固めないままに、小手先の写真巧者になっても、
どこかで必ず頭打ちになります。
反平氏の貴族たちの粛清を断行しようとして、
甲冑に身を固めた清盛の前に、
父を諫めようとして、穏健有徳の君子、長男の重盛が参上したとき、
大急ぎで袈裟をかぶって鎧を隠そうとした清盛のように、
写真の裏に、
写真の真実性を損なうようなさまざまなパソコンテクニックを
後手に施したことがバレバレになってしまうと、
写真作品としての価値はあっけなく崩れてしまいます。

どんな場合でも、感じる心、アート的な感性の深さが、
写真作品創造の基本条件です。
画像処理テクニックは、この基本条件をまずクリアーしない限り、
鎧を隠そうとする袈裟にすぎません。

第二次世界大戦敗戦後の30年ほどは、
真の国民政治家となるために、
長い下積みを体験してきた人たちが政界の重鎮となったものですが、
今やマスコミの巧みな誘導によって醸成された機運に乗じて、
ろくな体験も積んだことのない、腰の弱い二代目、三代目政治屋たちが、
人格を磨くいとまもなく、と言うより、そんな必要など無知のまま、
政界のトップに祭り上げられる時代になってしまいました。
民主主義の皮を被った寡頭権力政治の時代に、
知らぬ間に移行してしまったのです。

日本とアメリカがとくに顕著ですが、実は世界中がそうです。
現代は多国籍のコングロマリットが連携し、ときには競合して、
諸国の権力の黒幕となる時代なのです。
コングロマリットの運営は巨大コンピューターによって操作されています。
こうなると、どのような方向に向かうか、その趨勢は目に見えてきます。
このコンピューターをコントロールできる人間は、
次第にひそかに粛清されて行くでしょう。
最初は、コントローラーたちのひそやかな権力闘争として。
でも、そのような権力闘争の実現はコンピューター制御に依存しています。
いつしか、もっとも広範で深淵な情報の把握者は、
コンピューター自身となるでしょう。
コンピューター主権の時代です。
もうひそかに半ばそんな時代に移行しているかもしれません。

ホワイトヘッドは、20世紀の初頭すでに、人類の歴史は
人類の発明する移動メカニズムの速度に即応して、
超高速化するだろうと予言しました。
ということは、つまり、滅亡の時期がどんどん速まるということなのです。

写真史もなんだかそっきりの経過を保っているようです。
現代では、カルティエ・ブレッソンや木村伊兵衛のような、
人情の機微を見事に活写した名作は生まれないでしょう。
その理由は実に簡単です。
まず、そんな写真を撮る写真家が消えてしまいました。
そして、こちらの方が根本的ですが、
そんな人情そのものがストリートから、人間の生活から消え失せてしまった!

つまるところ、私が愛する名レンズたちの活躍の場そのものが、
あえなく消えてしまったようです。

老兵は死なず、ただ去りゆくのみ。
そして、老レンズは死なず、
ただ撮りゆくのみ。





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by hologon158 | 2019-03-09 21:21 | ホロゴンデイ | Comments(0)